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東京オリンピックで注目したい初競技サーフィン。世界中からサーフィンの選手が集まりますが、海外にはどんな強豪選手がいるのか気になりますよね。ここでは現役プロサーファーとして活動する筆者が、海外のオリンピック出場資格を手にした男子サーフィン選手をご紹介します。
 

海外のサーフィン東京オリンピック代表選手

海外男子 サーフィン

出典:WSL

サーフィンの東京オリンピック出場人数は男女20名ずつで、海外からは1カ国につき男女最大2名ずつになっています。

オリンピック出場資格を得るためには、指定されたいくつかのサーフィン世界大会で勝ち抜かなければいけません。

なかでもオリンピック出場にもっとも優先されるのは、WSL(世界サーフィン連盟)の 2019CTランキング(チャンピオンシップツアー)男子上位10名です。

世界で活躍するトッププロサーファーはそれぞれ魅力が違い、どのような条件のなかでも観客をわかすパワフルなテクニックを見せつけてくれます。

世界最高峰のサーフィンの戦いで結果を残した2019CTランキング上位の中から、注目の海外男子サーフィン選手をピックアップしてご紹介します。

サーフィンのオリンピック会場を盛り上げてくれること間違いなしです!

 

注目の海外男子サーフィン選手

イタロ・フェレイラ(Italo Ferreira)選手

海外男子サーフィン

出典:WSL

ブラジル代表のイタロ・フェレイラ選手は199456日生まれ。

2019CTランキング1位になり、ハイレベルな技で魅了する勢いのあるメダル候補の注目選手です。

得意技は、小波でもスピードをつけて高く飛び回転するエアリバース。CT最終戦パイプマスターでは、ハワイの大きなチューブの波でも見事に優勝を果たすほどサーフィンの実力に溢れています。

20199月に日本・宮崎で開催された大会では、ワンラウンド目から世界中のサーファーを熱狂させ、優勝しました。

トラブルが発生し、借りたサーフボードで挑んだときも、安定したエアリバースを2本も決めて逆転優勝するなど、最後まで目が離せない選手です。

ガブリエル・メディナ(Gabriel Medina)選手

海外男子サーフィン

出典:WSL

ブラジル代表のガブリエル・メディナ選手は19931222日生まれ。

2014年に20歳でブラジル初の世界チャンピオンに輝いて以降、CTランキング3位以内の常連になり2018年に優勝をかざりました。2019年はイタロ選手に続く2位に入り、ブラジルを代表する勢いのある選手です。

勝ちにこだわる攻めの姿勢のガブリエル選手のサーフィンは、とにかくパワフル!大きな扇を描くしぶきや、高く飛んで力強く着地するエアリアルを披露してくれます。

プロでも難しいといわれる難易度の高いエアリアルを得意とし、どんどんと技を磨き上げています。宙返りするというバックフリップの大技がでたときは、開いた口が塞がりませんよ。

ジョーディー・スミス(Jordy Smith)選手

海外男子サーフィン

出典:WSL

南アフリカ代表のジョーディー・スミス選手は1988211日生まれ。

200719歳のときに世界最高峰の舞台であるWCTの選手になってから現在まで、CTのトッププロ選手として活躍。2019年はCTランキング3位という好成績を残しています。

ジョーディーのサーフィンは、彼の華麗なサーフィンスタイルに憧れるサーファーが多いほど、力強くスタイリッシュでかっこいいライディングをします。

長身の190cmの長い手足をたくみに使ってサーフィンする姿は、サーフボードが足に固定されているようなターンで、スムースなのにダイナミック。

難易度の高い技をやってのけたライディング後でも、クールなスタイルを崩さない姿に惹かれますよ。

コロヘ・アンディーノ(Kolohe Andino)選手

海外男子サーフィン

出典:WSL

アメリカ代表のコロヘ・アンディーノ選手は1994322日生まれ。

90年代初頭の南米チャンピオンだった元プロサーファーの父親の影響を受け、ジュニア時代から数々の成績を収めて才能を発揮してきました。

201218歳のときにはCT選手入り。現在に至るまで世界のトッププロと肩を並べ続け、2019年はCTランキング5位でオリンピックアメリカ代表が決定しました。

波のボトムからトップまでダイナミックに立ちむかい、しぶきを上げたあとドライブが効いたターンをしながら加速。

小波でもスピードを落とさずに最後までたくさん高度なサーフィンテクニックを組み込んでくるので、日本の波に乗るオリンピックでの姿に注目です。

ジョン・ジョン・フローレンス(John John Florence)選手

海外男子サーフィン

出典:WSL

アメリカ代表のジョン・ジョン・フローレンス選手は19921018日生まれ、ハワイの出身です。

子供のころから大人顔負けのサーフィンをしていて、10代のときには難易度の高い大きなチューブライドを物ともせず、パイプラインでの好成績を残してきました。

2016年、2017年には2年連続CTワールドグランドチャンピオンに輝き、実力若手サーフィンの世界王者と言われ、次の年も連覇を期待されましたが膝のケガで敗退。

復帰後にもケガをしてしまいましたが、彼のダイナミックなテクニックのサーフィンで高得点を叩き出し、2019CTランキング7位に入賞。見事アメリカ代表に入りました。

力の抜き入れを巧みにコントロールして、アグレッシブな技をたくさん決める復活した姿に期待です!

サーフィンの強豪国ブラジル、アメリカの勢いは毎年すごいですね。海外で活躍する男子トッププロサーファーが、なんなくやってのけるパワフルな高度の技を見れば歓声が上がります。オリンピック会場に選ばれた釣ヶ崎海岸の波で、海外の選手たちはどんなサーフィンのテクニックを披露してくれるか楽しみですね!海外にも強豪ぞろいでオリンピック新競技のサーフィンに目が離せません。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。