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ロードバイクの性能アップを図るなら、まずはホイールの交換がおすすめです。完成車の多くには重いホイールが搭載されていて、ホイールの重さは走行性能に直結しています。今回は初心者必見のロードバイク用ホイールを、価格別に10モデルご紹介します。

ロード用ホイールをせっかく買うならこう選ぼう

ロードホイール 換装

 

ロードバイクのホイールは、ロードバイクを構成するパーツの中でもスピードに直結するパーツです。

その分価格の比重も大きくなるので、エントリーモデルでは交換するだけでかなりの性能アップが見込めます。

規格を合わせるのはもちろんですが、性能アップを目的にロードバイクのホイールを交換する際に、どういった点に注意して購入するといいのか見ていきましょう。

 

重量が最優先

高いホイールと安いホイールの一番の違いは重さです。

より高級なホイールになると、空気抵抗などを重視する場合もありますが、その場合でも重量別に価格が変わっていきます。

乗り物はホイールやタイヤの重量によってスピードの出しやすさが大きく変わり、人力で走る自転車ではとくにその影響が大きくなります。

スピードを重視するロードバイクでは、ホイールの重量はより重視するべきポイントです。

 

ハブにもこだわってみよう

いくら軽量なホイールでも、回転が悪ければ本来の性能を発揮できません。

ホイールがスムーズに回転するのは「ハブ」のおかげで、内部のベアリングによって回転抵抗を抑えています。

国内メーカーであれば、ホイールのグレードに合わせてハブのグレードも上がりますが、海外メーカーなどではこだわっていない場合も多いので、組み込まれているハブの性能も調べておくと失敗が少なくなります。

 

カーボンがいいとは限らない

軽量化するうえでホイールを選ぶと、カーボンホイールが視野に入ってくるでしょう。

カーボンリムはアルミリムに比べて格段に軽く、レースグレードのホイールのほとんどがカーボン製になってきています。

しかし、リムはブレーキパットを受け止める部分でもあるので、どうしても摩擦による磨耗は避けられません。

ディスクブレーキや、リムの側面に金属を貼り付けたリムであれば影響はありませんが、キャリパーブレーキの場合はブレーキパットをカーボン用に変更し、熱を持たないよう連続して当て続けない配慮が必要です。

タイムを重視する場合にはカーボンがおすすめですが、耐久性の面を考えると街乗りやファンライドではアルミ製のホイールにメリットがあることは覚えておきましょう。

 

 

~3万円のおすすめホイール

ロードホイール 換装

 

おおよそ3万円ほど予算を見れば、前後のホイールを換装することが可能です。

ただしミドルグレード以上のロードバイクの場合、ここで紹介するホイールよりもいいものがついている場合があるので、あらかじめ確認しておくと安心です。

 

シマノ WH-R501

シマノの入門用ホイールです。

前838g、後1108gなので、トレーニング用やローラー台用ホイールとして人気があります。

シマノ WH-R501 前後セット
シマノ WH-R501 前後セット

シマノ WH-RS100

同じくシマノの入門用ホイールで、こちらはスプロケットが11速まで対応しています。

前805g、後1092gとRS500よりやや軽量化されていますが、ポタリングやトレーニング用、ローラー台用としておすすめです。

シマノ WH-RS100 前後セット
シマノ WH-RS100 前後セット

3~5万円のおすすめホイール

ロードホイール おすすめ

 

性能アップを目的としてホイールを交換するなら、最低限3万円以上かければ性能差を十分感じられるでしょう。

100km以上のロングライドなど、長距離走ることが多いのであればその恩恵も大きくなるでしょう。

こちらもミドルグレードのロードバイクの場合、同等の重量のホイールがついていることもあるので、交換前に重さを比較して購入することをおすすめします。

 

SUPERTEAM 50mmクリンチャーホイールセット

ディープリムタイプのカーボンホイールです。

マイナーメーカーとしては評価も高く、ディープリムで前後あわせて1630gの重量も優秀です。

SUPERTEAM 50mm クリンチャ ーホイールセット700c 23mm
SUPERTEAM 50mm クリンチャ ーホイールセット

フルクラム レーシング6

レーシングシリーズの入門モデルです。

前後で1760gとやや重めながら、並行輸入品がよく流通し、格安で交換できるのは魅力的ですね。

フルクラム RACING6 WO 前後セット
フルクラム RACING6 WO 前後セット

カンパニョーロ シロッコC17

ホイールカスタム入門として定番のホイールです。

税抜き5万円を切る価格ながら、公表値で計1654gと標準ホイールよりは軽量化を狙えます。

カンパニョーロ シロッコ c17 前後セット
カンパニョーロ シロッコ c17 前後セット

 

5~10万円のおすすめホイール

ロードホイール おすすめ

 

ヒルクライムを中心に楽しんだり、より長距離を走ろうと思えば、より軽く軽快に回るホイールが理想的です。

本格的にロードバイクを楽しめるようになったら、このクラスのホイールを導入してみるのがおすすめです。

 

シマノ WH-RS770-C30

ディスクブレーキ用ロードバイクホイールです。

参考重量前後で1640gは価格から見れば重めですが、ディスクブレーキ用のハブを搭載しているので、重量がリムではなくハブに比重が寄っていることから数字ほどの重さは感じにくいでしょう。

シマノWH-RS770-C30 前後セット
シマノWH-RS770-C30 前後セット

フルクラム レーシング3

レーシングシリーズのなかでもとくに人気の高いモデルです。

参考重量前後1560gは価格と比較してもかなり軽量で、ヒルクライムの強い相棒になるでしょう。

フルクラム レーシング3 前後セット
フルクラム レーシング3 前後セット

カンパニョーロ ZONDA

交換用ホイールとして非常に人気の高いモデルです。

参考重量1540gで、必要十分な強度も確保されているので、一部のプロ選手の練習用にも使用される信頼度の高いホイールです。

カンパニョーロ ZONDA 前後セット
カンパニョーロ ZONDA 前後セット

10万円~のおすすめホイール

 

ロードホイール おすすめ

 

趣味として本格的にロードバイクを楽しみたい方や、トライアスロンやロードレースなど、よりタイムにこだわりたいならホイールの性能ははずせない要素です。

いきなりこのクラスを搭載してもなかなか性能を引き出せませんが、有り余る体力をスピードに変換したいならこのクラスのホイールを検討してみましょう。

 

シマノ デュラエース WH-R9100-C24

多くのロードレーサーに愛されるロングセラーホイールです。

前後1453gと軽さは言うまでもなく、最高峰コンポのハブの効果もあり坂でも平地でもぐいぐい進む感覚を楽しめるでしょう。

フルクラム レーシングゼロ

剛性が高く、ファンライドからレースまでオールマイティに乗りたい方におすすめのホイールです。

前後で1518gと十分軽量でガシガシ乗れる剛性感を愛するライダーも多いです。

フルクラム レーシングゼロ 前後セット
フルクラム レーシングゼロ 前後セット

NEWS

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バイク ルーブ ルブリカント(潤滑油)ウェット

水と汚れに強い耐久性!オイルに適下することで、悪天候の過酷な条件下に対する耐久性をアップ。自転車チェーンのすべらかな運行を助けます。

バイク ルーブ ルブリカント (潤滑油)ドライ

ほこりや乾燥した天候下でのよりよいシフティングのために。自転車チェーンにつかうことで、摩擦係数を下げるスプレーです。

ホイールは底なしとも言えるほどいろいろな種類があり、価格も天井知らずです。もちろん軽いに越したことはありませんが、古いホイールを無理して使うと快適性が落ちてしまうので、消耗品と考えて交換する必要もあります。求める性能と強度や価格との折り合いをつけて、自分の愛車にベストなホイールを選びましょう!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。