開発背景
星のや軽井沢に隣接する「国設 野鳥の森」の入り口にあるケラ池のほとりに、2016年8月にオープンしたのが、宿泊者専用の森のほとりcafe&barです。
オープン以来、ゲストには自然を眺めて過ごす楽しさ、時間を提供してきました。
2018年より夏季限定の屋外席を設けており、2019年はその屋外席を水上に設置することにしました。360度自然に囲まれた空間で、自然の中心にいる自分を感じる、非日常体験ができます。
水鏡テラス 3つのPOINT
1 水上のパノラマ席「水鏡テラス」
ケラ池の中央、水上に「水鏡テラス」が登場します。
席までは水面近くを歩いていきます。
椅子の下に地面はありません。
池は夜になると、鏡のように周囲の景色を映し出します。
ライトアップされた木々が水面を緑に彩り、森を吹き抜ける涼風が波紋を描きます。
水鏡テラスでは、生き物の営みを間近で感じることができます。
星のや軽井沢の周辺には多くの鳥が生息しており、中でも頻繁に見られるのがカモ。
初夏から盛夏にかけては、カモが子育てを行う様子が見られます。
それらカモをはじめとした鳥が羽を休め、野生のコウモリが水辺を飛び交い、サラウンドで4種のカエルが四重奏を奏でる水鏡テラス。
自然を肌で感じながら、夜の時間を過ごすことができます。
2 森に浮かぶ夜空
水鏡テラスから上を見上げれば、森の木々で空が丸く切り取られ、無数の星が夜空を埋め尽くします。
夕立が多い夏の軽井沢ですが、雨は空気を洗い流し、涼しさと澄んだ景色をもたらしてくれます。
水上から眺める星や月、頭上と水面の両方に広がる景色を見れば、圧倒的な非日常を感じられます。
二人の記念日に特別な思い出を作る場所として、また一人で静かな夜の時間を過ごす場所として、思い思いに過ごせます。
3 水鏡テラスで味わう信州の夏にちなんだカクテル
水鏡テラスにて、グラスワインや地ビール、ウイスキー、果実酒など通常メニューの他、夏季限定で信州の夏にちなんだ3種のカクテルを提供します。
また、鹿肉のジャーキーや信州サーモンの燻製(くんせい)など、土地の味覚を楽しめるつまみも用意しています。
ロケーションと共に味わうことで、旅の夜をより思い出深いものにします。
<黒文字>
クスノキ科の樹木「黒文字(クロモジ)」の枝を煮出した茶とウォッカで、ショートカクテルに仕立てました。黒文字の爽快感ある香りを生かした味わいです。
<青リンゴ>
信州のリンゴの季節は、青リンゴから始まるといいます(*)。甘みと酸味の強い昔ながらのリンゴの味をイメージし、青リンゴのリキュールにリンゴジュースを合わせました。
*参考:JA長野県ホームページ 長野県のおいしい食べ方
<青柚子>
柚子果汁の爽やかさと酸味を、ジンのほのかな苦味が引き締めます。柑橘の清々しい香りが漂います。
水上のパノラマ席「水鏡テラス」概要
期間:2019年7月1日~8月31日
時間:20:00~23:00(ラストオーダー:22:30)
定員:1組(2名まで)
対象:星のや軽井沢宿泊者限定
料金:ドリンク代(オーダーによる)+チャージ料500円(税込・サービス料10%別)
*宿泊代別
予約:不要 *当日の空き状況次第
備考:雨天中止
持ち物:濡れてもよい靴
*仕入れ状況により、料理内容や提供物、食材の産地が一部変更になる場合があります。
星のや軽井沢
現代を休む日、谷の集落に滞在する。澄んだ空気に包まれた「山あいの理想郷」と表現すべく、離れになった客室は水辺を囲み、部屋のテラスから四季折々の景色をのぞめます。
所在地 :〒389-0194 長野県軽井沢町星野
代表電話番号:0570-073-066(星のや総合予約)
アクセス:JR軽井沢駅より送迎バスで約15分、碓氷軽井沢ICより車で約25分
部屋数 :77室 チェックイン:15:00~/チェックアウト~12:00
料金 :51,600円~ (1室1泊あたり・食事別・税・サービス料別)
*通常ご予約は2泊より
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。