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テントはキャンプに欠かせないアイテムです。せっかく購入するのであれば、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったテントを選びたいですよね。今回は、おしゃれで機能性が高いテントの選び方のコツや、ファミリーにおすすめのテントを紹介します。
 
≫ 「ファミリーにおすすめのテント14選」を先に見たい方はこちら

目次

ファミリー向けおしゃれテントの選び方

テント おしゃれ ファミリー

おしゃれなテントが欲しいと思っても、種類が多すぎて悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、テントの選び方のポイントを紹介します。

サイズで選ぶ

ファミリーキャンプ用のテントは、サイズ選びが重要です。宿泊する人数を収容できないテントを選んでしまうと、快適にキャンプは楽しめません。 ほとんどのテントには、「4人用」「3人用」など、最大収容可能人数の表記があります。

テント内に収納するキャンプギアや、人数分のバッグなどの手荷物類も考慮し、余裕をもったサイズのテントを選びましょう。 4人でキャンプをするなら、最大収容可能人数が5〜6人用のものを選ぶのがおすすめです。

宿泊する人数よりも1~2人ほど収容可能人数が多いテントを選ぶことで、ゆとりをもってキャンプできるでしょう。

素材で選ぶ

テントの素材は、大きく以下の2種類にわけられます。

  • 化繊素材:ポリエステルやナイロンなど
  • 自然素材:コットン100%のものやポリコットンなど

ポリコットンは厳密にいうと自然素材ではありませんが、コットンと性質が似ているため、ここでは同じ自然素材としています。化繊素材と自然素材それぞれの特徴をみていきましょう。

化繊素材

化繊素材は、軽量でコンパクトに収納できる点と、防水性が高いのが特徴です。耐水圧は1,500〜3,000ほどのものが多く販売されています。なかには独自の化繊素材を採用して、耐水圧が5,000以上のハイスペックなモデルもあります。

火の粉に弱く、燃えやすいのはデメリットといえるでしょう。近くで焚き火をする際には、火事になる恐れがあるためおすすめできません。

また、一般的に自然素材よりも遮光性が低い素材が多く、夏場の使用を考えている方は注意が必要です。軽量で薄い素材を採用したテントは、十分な遮光性が期待できないため、厚手素材のテントを選ぶか、太陽光の熱を吸収するコーティング加工が内側に施されたモデルを選ぶとよいでしょう。

自然素材

テントで使用される自然素材といえばコットンです。ナチュラルな質感で、おしゃれな雰囲気のテントが多く、デザイン性を重視するキャンパーにぴったりの素材です。

コットンは保温性が高く、寒い時期でもあたたかい温度をキープできるのが特徴。遮光性が高く、素材自体が通気するため、夏場には室内の気温上昇をおさえます。 また、火の粉に強く、化繊素材のように燃え広がるリスクを軽減できます。

コットンテントの耐水圧は、300mmほどの低いものが主流です。ただし、コットンは水を吸い込むと膨張し、防水性が高くなる性質があるため、耐水圧だけでは防水性ははかれません。雨に弱いと思われがちですが、雨漏りでテントのフロアがびしょ濡れになることはほとんどなく、テント内側の表面に雨がにじむほどでおさえられます。

ただし、水を吸い込むと重くなってしまうため、雨天時の撤収に労力を要します。 また、しっかりと乾かさないとすぐにカビが生えてしまうので、雨天時の扱いには注意が必要になるでしょう。

なお、ポリコットンテントはコットンテントとほとんど性質が変わりませんが、コットンよりも吸水性が低く、雨天時でも重くならず扱いやすいのが魅力です。

種類で選ぶ

テント選びで悩んだら、まずはテントの種類で候補をしぼり、お気に入りを見つけるのがよいでしょう。ここではおもなテントの種類を紹介します。

ドームテント

ドームテントとは、文字通りドーム型のテントの総称です。登山用のテントに多く、基本的に2本のポールを使用して組み立てるので設営が楽に行えます。

自立するタイプのテントなので、設営したあとで場所を変えたいときには持ち上げて簡単に移動できます。 また、複数人でゆったりとできる広さがあるものが多く、ファミリーでの使用に適したテントです。

ただし、前室部分は狭いものが多いため、リビングスペースが欲しい場合はタープと併用しましょう。

ツールームテント

ドームテントにリビングスペースが付属したテントです。タープなどを設営する手間を省けるため、すぐに快適なキャンプを楽しめます。

とくに、初心者キャンパーやファミリーキャンパーにイチオシのテントです。 最初のうちは設営がたいへんに感じるかもしれませんが、慣れれば1人でも設営できます。

大型のものが多いので、設営後に移動するときは、2人以上で持ち上げるとよいでしょう。無理に1人で動かすとポールを破損するおそれがあります。

トンネルテント

トンネルテントとは、メインポールをアーチ状にして立ち上げるテントの総称です。「かまぼこ型」や、「いもむし型」テントと呼ばれることもあります。

トンネルのような形状で、天井に高さがあり、広々とした居住区間がある点がメリットです。2ルームテントのように内側にインナーテントを接続して使用するので、いちどの設営でリビングと寝室を確保できます。

ポールを接続した状態で、テントの後方をペグダウンしておき、テントの前面をひっぱることで、アコーディオンのようにテントが立ち上がります。テントが立ち上がったら、前面をペグダウンすることで自立可能です。

大型サイズのものでも、慣れてしまえば1人で設営できますよ!

ワンポールテント

ワンポールテントは、その名の通りポール1本で立ち上がるテントです。テントの中心にポールを立ち上げ、軸にして使用します。ティピー型テントとも呼ばれます。

ワンポールテントの魅力は、構造がシンプルなところ。そのぶん設営は簡単で、テントの周りをペグダウンして、中心のポールを立ち上げるだけで設営できます。部品が少ないので、撤収も時間がかかりません。

ほかのテントにくらべて故障のリスクが低い点や、軽量でコンパクトに収納できるのも魅力です。 一般的なワンポールテントは前室がないので、タープと併用すれば、居住空間を広げられてより便利に使用できますよ。

ロッジテント

ロッジテントとは、小屋のような形をしたテントのことです。レトロな雰囲気でおしゃれなテントが多く、サイトの見栄えにこだわりたい方にイチオシのテントです。

天井が高く広々とした居住空間があり、ファミリーでの使用にぴったり。 ただし、パーツが多く、設営が少々難しい点はデメリットといえるかもしれません。また、フレームに鉄骨を使用しているものもあるので、重量があり収納時にかさばりがちです。

デザイン性の高さにこだわるキャンパーに根強い人気のあるテントです。

エアーテント

ポールの代わりに空気を注入してフレームにするタイプのテントです。テントを広げて、手動や自動のポンプで空気を入れるだけでテントが自立します。

大型のタイプでも1人で設営が可能で、初心者でも気軽に扱えるのが魅力です。 また、ポールを使用しないため、ポールが折れてしまうといったトラブルが避けられます。

チューブがパンクするリスクはありますが、ほとんどのものはチューブ部分が頑丈な素材でおおわれています。普通に使用していてパンクするリスクは少ないといえるでしょう。 とにかく設営・撤収の手間を省きたい方におすすめのテントです。

ファミリー向けテントは2ルームがおすすめ

テント おしゃれ ファミリー

ファミリーで使用するテントは、リビングと寝室が一体になった2ルームテントがおすすめです。ここからは、2ルームテントの特徴や魅力を詳しく紹介します。

ファミリーにおすすめの理由①タープが不要

テントとリビングが一体化しているため、テントを設営するだけでキャンプを快適に楽しめます。タープの設置が不要になる点は大きなメリットといえるでしょう。

タープはテントと比べて設営がしづらく、とくに風が吹く環境下では設営に手間がかかります。また、タープは設営してみないと全体のイメージがつかみにくいため、先にタープを設営して、テントの位置を決めるのがセオリーです。

ただし、スペースが限られる区画サイトでは、タープを設営したあとにテントが区画内に収まりきらず、設営がはじめからやり直しになってしまうことも考えられます。

タープとテントを設営するのは、慣れるまでは大変な作業です。とくに、子どもが小さいファミリーには、2ルームテントをおすすめします。

ファミリーにおすすめの理由②リビングが広い

2ルームテントは、寝室部分よりもリビングスペースが広いものが多く、サイズによってはリビングスペースにテーブルと家族全員分のチェアを設置してリラックスできます。

ポールを使ってサイド部分や前面のキャノピーを立ち上げられるタイプなら、さらにリビングスペースを広く使えるでしょう。

全面をメッシュに切り替えられるタイプなら、夏場でも空気が循環しやすく蒸し暑さを軽減できます。また、蚊などの害虫の侵入をシャットアウトできて快適に過ごせるでしょう。

ファミリーにおすすめの理由③レイアウトが簡単

2ルームテントを使用すれば、レイアウトの手間がかかりません。風向きや地面の状態を考慮してサイト内に設営するだけで、おのずとリビングスペースと寝室の位置が決定します。

その点、テントとタープを併用してのキャンプでは、サイトのレイアウトを自分で決める必要があります。レイアウトの自由度が高いのはメリットですが、手間がかかる分、慣れないうちは負担に感じることもあるでしょう。

設営が簡単でおしゃれなテント3選

ここからは、設営が簡単でおしゃれなおすすめテントを3つ紹介します。

HEIMPLANET(ハイムプラネット)「THE CAVE」

設営が非常に簡単な3人用のエアーテントです。専用のポンプで1か所に空気を入れるだけで、約1分以内にテントの設置ができます。

通常のポリエステル素材より引き裂き強度が高い素材を採用しており、耐久性が高いのが特徴。また、耐水圧も3,000mmと雨キャンプでも使用できるスペックです。

エアフレームの空気室は独立しているため、万が一破れても、全体の空気が抜けることなく自立できるように設計されている点がGOOD。 独特の形状をしたドーム型のテントは、キャンプサイトでひときわ目立つでしょう。

設営の手間をできるだけ省きたいけれど、おしゃれなテントが欲しいキャンパーにイチオシのテントです。

HEIMPLANET(ハイムプラネット)「THE CAVE」
HEIMPLANET(ハイムプラネット)「THE CAVE」

QUECHUA(ケシュア)「AIR SECONDS 4.1 FRESH&BLACK」

エアー式で設営が簡単な2ルームテントです。あらかじめインナーテントがアウターテントに接続されているため、3か所のバルブに空気を入れるだけでテントがすばやく立ち上がります。あとは周りをペグで固定するだけで設営が完了です。

高さのある広いリビングスペースがあるので、居住性が高く、寝室は4人が横になれる広さ。 遮光性に優れたフライシートを採用しており、UPF50+のUVカット機能があります。

耐風性が高く、約60km/hの風に耐えうる設計です。また、フライシートの耐水圧は2,000mmあります。設営が簡単で機能性に優れたテントをお探しの方の有力候補となるでしょう。

QUECHUA(ケシュア)「AIR SECONDS 4.1 FRESH&BLACK」
QUECHUA(ケシュア)「AIR SECONDS 4.1 FRESH&BLACK」

DOD(ディーオーディー)「ヤドカリテント」

最大6人まで収容できる、2ルーム仕様のワンポールテントです。シンプルな構造で設営は簡単。ペグダウンしたインナーテントの上にフライシートを重ね、内側から持ち上げるだけで設営できます。

別売りのポールを利用して前方を跳ね上げれば、開放的なリビングスペースが完成します。インナーテントにはポリコットンを使用しており、夏は涼しく冬はあたたかく過ごせるでしょう。

オールシーズンでキャンプを楽しみたいファミリーにぴったりのテントです。

DOD(ディーオーディー)「ヤドカリテント」
DOD(ディーオーディー)「ヤドカリテント」

SNS映えする個性的なデザインのテント3選

ここでは、SNSで映える個性的なデザインのテントをみていきましょう。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「Geodome4」

いちど目にすると忘れられないインパクトのある球体型のドームテントです。約 2.1mの高い天井高で、圧迫感を感じずに過ごせます。

室内には5か所の窓と上部に2か所のベンチレーションがあり、通気性がよく快適です。 室内の各所に備えつけられたハンギングループや張り具合を調節できるライナーコードのおかげで、ランタンを吊り下げたり、濡れた衣類をぶら下げたりと、さまざまなアレンジが行えます。

5か所のメッシュポケット、取り外し可能な4つのオーガナイザーを使えば、テント内のこまごまとしたキャンプギアを整理整頓しやすいでしょう。ほかにはない存在感のテントを探している方におすすめの商品です。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「Geodome4」
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「Geodome4」

LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas VポールTepee400-BA」

居住性に優れたティピーテントです。V字型フレーム構造でテントの外側にポールが来るため、中央にポールを設置する一般的なワンポールテントよりも室内空間を広々と使えます。

テントの入り口部分が広く出入りがしやすいのが特徴で、前室には靴などを置いておけるスペースが確保されています。インナーテントを外してフライシートだけで設置すれば、タープとしても使用可能です。

デザインはもちろん、組み立てのしやすさも重視したい方に適したテントといえるでしょう。

LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas VポールTepee400-BA」
LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas VポールTepee400-BA」

WIWO(ウィーオ)「YAKDOME460」

感度の高いキャンパーから人気の巨大なドームテントです。直径約460cmの円形で、4~6人で過ごすのに十分な広さがあります。また、天井の高さが210cmと高く、窮屈さを感じません。

設営は8本のポールを使用します。ポール同士が支えあって強度を増し、風に強いのが特徴です。 着脱可能なグラウンドシートが付属しており、接続すれば一般的なドームテントのようにお座敷スタイルで過ごしたり、横になったりできます。

グラウンドシートを使わない場合は、チェアやテーブルを置き、リビングスペースとして使うのもよいでしょう。コットを設置しての宿泊にも向いています。

天井の特徴的な円形換気窓もGOOD!見栄えのよいドームテントをお探しの方にイチオシの商品です。

WIWO(ウィーオ)「YAKDOME460」
WIWO(ウィーオ)「YAKDOME460」

コスパにすぐれたおしゃれなテント3選

なるべく費用を抑えたい方におすすめのおしゃれなテントを紹介します。

snow peak(スノーピーク)「アメニティドームM」

入門用テントに適したスノーピークのベストセラー商品です。2ルーム仕様で、4人家族でのキャンプにぴったりです。あえて地上高を最低レベルに設定しているため、風がテントの上部を通り耐風性が高いのが特徴です。

耐水圧は1,800mmミニマムとされています。スノーピーク独自のミニマムという表記は、テントのどの部分を測っても耐水圧が最低1,800mmであることを示すもの。アメニティードームなら、雨天も快適に過ごせるでしょう。

インナーテントとフライシートをあわせる場所は色分けされており、ビギナーでも容易に設営が行えます。これだけのスペックでありながら、購入しやすい価格に抑えられていて、はじめての一張りに適した商品です。

snow peak(スノーピーク)「アメニティドームM」
snow peak(スノーピーク)「アメニティドームM」

DOD(ディーオーディー)「エイテント」

クラシックなデザインが特徴的なテントです。ロッジテントのような懐かしさを感じるビジュアルでありながら、アルミ合金やポリコットンなど現代的な技術が採用され、機能性にも優れています。

全方向にメッシュ窓が配置されているほか、ポリコットンを使用した屋根によって濃い影ができるため、夏でも涼しく快適に過ごせるでしょう。DODから販売されている「ヒレタープ」を併用すれば、広々としたリビングスペースを確保できます。

最大収容人数は5人までとなっており、4人家族であればゆったりと過ごせますよ。コスパはもちろん、見た目や機能性にもこだわりたい方におすすめのテントです。

DOD(ディーオーディー)「エイテント」
DOD(ディーオーディー)「エイテント」

LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas PANELドゥーブルXL」

ロゴスを代表するような2ルームテントです。キャノピー部分に2本のフレームを交差して固定する設計のため、ポールで立ち上げた際に屋根部分がドーム状に湾曲します。この構造により雨天でも雨がたまらず、水の重みによるテントの倒壊を防げます。

インナーテントを外せば、スクリーンタープとして使用できます。きめ細かいメッシュが虫の侵入をブロックするため、快適に過ごせるでしょう。

コスパだけでなく機能性も重視したい方の有力候補となるテントです。

LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas PANELドゥーブルXL」
LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas PANELドゥーブルXL」

機能性抜群のおしゃれなテント3選

ここでは、高品質で機能性抜群なテントを3つ紹介します。

snow peak(スノーピーク)「ランドロック」

最大6人まで横になれる2ルームテントです。頑丈なフレームワークが特徴で、背骨のように縦にはしるリッジポールがセンター部分に張力をもたせ、テントの張りを引き締めて強度をアップします。

本体のボトムにはスカートが備わり、フルクローズにすれば気密性が高くなり、冬場は外気の侵入を防ぎます。暑い季節には、本体とインナーテントにある数多くのメッシュパネルを開くことで、通気性がよくなり快適に過ごせますよ。

オールシーズンにキャンプを楽しめる人気のテントです。家族で使える機能性抜群のテントをお求めの方にイチオシの商品といえるでしょう。

snow peak(スノーピーク)「ランドロック」
snow peak(スノーピーク)「ランドロック」

ogawa(オガワ)「アポロン」

2ルームタイプのトンネルテントで、5人が横になれる広さがあります。このテントの特徴は、強度に優れている点です。

通常のトンネルテントは、テントの側面にクロスする形でポールを差し込み、アーチ状にして設営します。このアポロンは、テントに平行のポールを3本追加することで強度をアップしています。

片面に3か所ずつあるサイドパネルと、前後のパネルをフルオープンにすれば、開放感があり自然を満喫できるでしょう。通気性が高く夏場も快適です。 また、スカートが装備されているので、フルクローズにして屋外の風をシャットアウトすれば、テント内側のあたたかさを保てます。

日本の気候にあった機能性の高いテントを探している方は要チェックの商品です。

ogawa(オガワ)「アポロン」
ogawa(オガワ)「アポロン」

NORDISK(ノルディスク)「Reisa6 PU」

洗練された美しい形状のノルディスクのトンネルテントです。前後に設置可能な4人用と2人用のインナーテントが付属しており、6人が就寝できます。

トンネルテントのメリットである内部空間の広さが魅力で、リビング部分の高さは最大210cmあり、なかで立ち上がっても圧迫感を感じません。 前後左右にある合計6か所のパネルは、開いたりキャノピーのように立ち上げたりとアレンジが自由自在です。

フルオープンにすれば、風通しよく湿度の高い時期も快適に過ごせます。 また、設営が簡単で、慣れれば一人で設営できるのもポイントです。

見栄えがよいだけでなく機能性も高い、隙のないテントといえるでしょう。クオリティの高いおしゃれなテントが欲しい人におすすめです。

NORDISK(ノルディスク)「Reisa6 PU」
NORDISK(ノルディスク)「Reisa6 PU」

おしゃれなテントはこちらの記事でも紹介してます。ぜひご覧ください。

おしゃれキャンプ テント
おしゃれキャンプはテントで決まる!キャンパーに人気のおしゃれテント

おしゃれテントの代表的なブランド

テントサイトで注目を集めているおしゃれテントの代表的なブランドをご紹介します。

Snow Peak(スノーピーク)

日本を代表するブランドのひとつがスノーピークです。日本の優れた技術力を生かした商品に定評があります。 商品のすべてに永久保証があり、1つの製品を長く使ってほしいというブランドの思いと、製品に対する自信が込められています。

これまでに、スタンダードな2ルームテントのアメニティドームや、大型のランドロックなど、数々のヒット商品を生み出してきたブランドです。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)

1964年にアメリカで創業した、歴史のあるアウトドアブランドです。日本では株式会社ゴールドウインがライセンス契約をしており、国内の流通を担っています。全国に多くの店舗があり、アウトドアギアだけでなく、アパレルにも力を入れているため、ロゴを街で見かける機会も多いブランドです。

ノースフェイスを代表するテントのひとつがジオデシックドームでしょう。独特の球状の形が印象的な、目にすると忘れられない存在感を放つテントです。

mont-bell(モンベル)

モンベルは日本発のアウトドアブランドで、登山用品をはじめとするアウトドアギアを多くリリースしています。機能美と軽量と迅速さをコンセプトに、長い経験から生み出されるユーザー目線のあつかいやすいギアに定評があります。

設営が簡単で軽量なムーンライトシリーズのテントは、モンベルを代表するロングセラー商品です。

LOGOS(ロゴス)

1985年に創業した日本のアウトドア総合ブランドです。 「海辺5メートルから標高800メートルまで」の環境で使えるギアを開発しており、ファミリーキャンプに適したあつかいやすいキャンプギアをリリースしています。

比較的価格が安く、購入しやすいテントを数多く提供しているのが特徴です。ファミリーキャンプ用のテントを探している人は要注目のブランドといえるでしょう。

庭やベランダで使えるおしゃれなテント2選

テント おしゃれ ファミリー

自宅の庭やベランダで、気軽にアウトドア気分を味わいたい方にぴったりなテントを2つ紹介します。

Coleman(コールマン)「タフスクリーンタープ/400」

ファミリーで使える大型のスクリーンタープです。アシスト機能があり、大型なのにも関わらず一人でも設営できます。 コールマンのドームテントと連結でき、大人数でのグループキャンプにも対応可能です。

耐水圧が約2,000mmあり、フルクローズにすれば雨天でも快適に過ごせます。 暑い日にはフルメッシュにすれば、虫の侵入を防ぎつつ開放感を感じられますよ。庭でのバーベキューやデイキャンプに活躍する商品です。

Coleman(コールマン)「タフスクリーンタープ/400」
Coleman(コールマン)「タフスクリーンタープ/400」

LOGOS(ロゴス)「neos クイックジオシェルター 490-BD」

約3分で設営できるドーム型シェルターです。4人分のチェアとテーブルを設置しても、広々と使えるスペースがあり、家族での使用にぴったり。

フロントの開口部は5m以上の幅があり、ガバッと開くので開放感があります。背面2か所の大型メッシュ窓を開けることで風の抵抗を軽減し、出入りがしやすくなります。

難燃性の素材を採用しているため、焚き火キャンプもOK。 設営が簡単なので、思い立ったときにベランピングやデイキャンプで気楽に使えるのがメリットです。

LOGOS(ロゴス)「neos クイックジオシェルター 490-BD」
LOGOS(ロゴス)「neos クイックジオシェルター 490-BD」

庭にテントを出しっぱなしにしても大丈夫?

庭に設営したテントは出しっぱなししてもよいのでしょうか?ここでは、テントを庭やベランダに出しっぱなしにしておきたくなる理由もふくめて考えてみましょう。

テントを出しっぱなしにしたくなる理由

キャンプで活躍するテントは、自宅の庭やベランダでも活用できますよね。 とくに上部に屋根があるタープテントは、日差しや雨を遮るのにぴったりのアイテムです。

夏でもテントの下は温度が上がりにくく、とくに 大きめの2ルームテントや、四方に壁のあるスクリーンテントなどは、日差しや雨を防げます。さらに、周囲の目線を遮ってプライベート空間を確保する目隠しの役割も果たせます

メッシュに切り替えられるタイプなら、通気性を確保しつつ、蚊などの害虫の侵入を防げます。

これらの理由から、庭やベランダにテントを常設したくなりますが、以下の理由からおすすめできません。庭やベランダの日差しや雨対策には目的に沿ったアイテムを別途用意して、テントは撤収するようにしましょう。

テントを出しっぱなしにするとどうなる?

庭やベランダにテントを出しっぱなしにしておくと、テント破損の原因になります。テントの生地は紫外線にさらされると、色落ちし、防水性を確保するコーティングが剥げて劣化してしまうためです。

風の強い環境に放置すると、フレームやパーツが曲がって、深刻なダメージを受けるおそれがあります。また、 強風でタープやテントが近隣の敷地や道路に飛ばされ、事故やトラブルに発展するケースも考えられます。使用したタープやテントは、速やかにしまうことが大切です。

テントは乾かして保管しよう

テントはたたむ前にしっかりと乾かして保管しましょう。湿気を含んだまま放置すると、生地にカビが生えてしまいます。とくに、素材にコットンを使用したタイプは注意が必要です。

カビは発生してしまうと落とすのは容易ではありません。ブラシでこすっても落としきれずシミになることもありますが、生地を傷めるため漂白剤はNG。 テントを長く使用するためには、使用後にしっかりと乾燥させてから収納バッに入れることが大切です。

雨が降っていなくても、夜間と朝の気温差で発生する結露でテントが濡れることがあります。テントをたたむのは、よく晴れた日中に行いましょう。

庭でのテント・タープの固定方法

庭でテントやタープを設営する方法は、キャンプのときと同様です。おもにペグを使用し、テントを固定します。ポールのたもとやガイロープに、ハンマーで打ち込んで固定するとよいでしょう。

ただし、キャンプ場と違って、庭の床がコンクリートなどでペグが通らないケースがあります。そんなときには、以下の方法のなかから、自宅の庭の状態にあった方法を選んで設営しましょう。

ペグが使用できない場合
  • おもりを使用する:水や砂をつめる専用のものはもちろん、庭にある岩やコンクリートブロックなどでもOK。風対策には5kg以上の重さのものを。
  • 柱や木にロープをくくりつける:ガイロープで固定する際は、柱や庭木を傷つけないように注意。気になる場合は、ガイロープと柱の間にタオルや布などのやわらかいものを挟み込んで養生するとよい。
  • ウッドデッキ専用のペグを使用:金具とばねがセットになった形状のもので、板の隙間に押し込むことで、しっかりと固定できる。ウッドデッキに専用ペグを固定したあと、カラビナを使って、テントのループやガイロープを固定する。
キャンプをするなら、ビジュアルにもこだわったテントでおしゃれにキャンプを楽しみたいですよね。テントがおしゃれだと、テントのほかのギアやレイアウトにこだわる楽しみにつながり、キャンプ気分がもっと盛り上がりますよ。さらに、テントの居心地がよければなおGOOD!テントはキャンプのベースとなるアイテムです。ビジュアルに加え、テントの形状や機能などの特徴もチェックして、ぴったりのテントを見つけてくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。