≫ 「車中泊をするときのおすすめアイテム26選」を先に見たい方はこちら
車中泊の楽しみ方
車中泊を楽しむための基本の準備や計画方法を紹介します。
事前の準備と計画
事前の準備としては、車中泊をする際にどこで寝るのか、何人で寝るのかが決まったら、周辺施設を確認しておくとよいでしょう。近くにスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどがあれば食料を現地調達でき、銭湯や温泉施設があればスッキリ気持ちよい状態で眠れます。
また、万が一体調を崩してしまったときのために、近くの医療施設も事前にチェックするようにしましょう。車中泊を快適に楽しむには、念入りな準備と計画が必要です。それらをせずにいきなり車中泊をすると不便な思いをするだけではなく、体調を崩してしまうおそれがあります。
快適な寝床の準備
快適な寝床を作るには、車種にあわせたピッタリサイズのマットでフルフラットにするのがよいでしょう。その日の疲れをしっかりとれる体勢になるよう整えましょう。
車中泊が快適に楽しめるかどうかの大半を占めるのが、快適な寝床が作れるかどうかです。マットもなにも敷かずにシートを倒しただけの状態で寝ようとすると、段差で腰が痛くなってしまい快適には眠れません。
また、現地に着いて寝床作りに手間取ってはかえって疲れが出ます。現地に行く前に寝床を作る練習をしておくのがおすすめです。
車中泊のレイアウトは以下の記事を参考にしてみてください。
快適な睡眠のためのアクセサリー
快適な睡眠には、マットのほかにもさまざまなアクセサリーが必要です。具体的には寝袋・タオルケット・枕などはあるとよい代表的なアクセサリーです。
とくに寒い時期の車中泊は電気毛布や湯たんぽなど、暖をとれるアクセサリーがあればかなり快適でしょう。夏や秋など虫が多い時期の車中泊は、虫よけを車内に置くと虫刺されを防げます。また、車は外の音が内部に入ってきやすいため、静かな場所でしか眠れない人はイヤホン・ヘッドホン・耳栓などを利用するのがおすすめです。
車内の温度管理
車内は外気温の影響を受けやすく、夏には40℃を超えることがあり、冬にはエアコンを切ると一気に冷え込むなど、温度管理が大変です。そのため、車中泊をするには快適な温度管理が重要になります。
エンジンをかけっぱなしにするのは騒音や一酸化炭素中毒のリスクから基本的にNGです。エンジンがかかっていなくても温度調整ができるようにしなければなりません。
とくに夏は熱中症のリスクが高く、夜間でも気温が下がらない日や風の通らない場所での車中泊は避けましょう。冬は一酸化炭素中毒のおそれがない電気で動くセラミックヒーターを使って車内を一気にあたためるとよいでしょう。
春・秋であれば、そこまで温度管理に気を使わなくても快適に過ごせるため、初心者は春・秋にあわせて始めるのがおすすめです。
食事と調理の計画
車中泊では、どこで食材を購入し、どのように保存するのか、どのような方法で調理するのか事前に計画しておくとよいでしょう。手軽なのは近隣施設で食事をすることですが、自分で調理する場合には近くのスーパーマーケットやコンビニエンスストアを事前にチェックしておきましょう。
また、車内で火を使った調理をする場合には、火事のないように細心の注意を払い、つねに換気をする必要があります。はじめは湯せんするだけで食べられるものやカップ麵など、簡単な料理からはじめるのもよいかもしれません。
車内にはにおいがこもりやすいので、気になるようなら車内での調理は避けるのがよいでしょう。
同じキャンプでも、車中泊とテント泊とでは違います。違いについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
ハスラーが車中泊に選ばれる理由
車中泊をするにあたり、車を買い替える人もいます。販売されている新車のなかでもハスラーは大人気。なぜ選ばれるのか、その理由を紹介します。
ハスラーの魅力とは?
ハスラーはスズキが販売している「遊べる軽クロスオーバー」をコンセプトとした軽自動車です。軽自動車の手軽さや運転しやすさはそのままに、SUVのもつ快適な室内空間や走行性能を両立している点がハスラーの最大の魅力です。
SUVやミニバンなど大きな車は運転しにくく、維持費もそれなりにかかります。一方、軽自動車のハスラーは維持費が安いのが大きなメリットです。また、狭い道もスイスイと進んでいけるので快適な運転を楽しめます。
新型ハスラーのパワートレインには「マイルドハイブリッド」が採用されており、高速道路も問題なく運転でき、かつ燃費も優れています。
ハスラーが車中泊愛好家に人気の秘密
ハスラーは取り回ししやすい軽自動車ですが、室内空間が広いところが人気です。シートをフルフラットにして寝床を確保すれば、快眠もかないます。また、荷室空間も十分にとれるため、荷物の多いキャンプに人気というわけです。
さらに、かっこいいとかわいいを兼ね備えたエクステリアのデザインは、車中泊愛好者から抜群の人気。SUVらしさのある角ばったデザインはワイルドな雰囲気にもなじみ、アウトドアとの相性も抜群です。アウトドアファミリーやキャンプ女子など、老若男女乗りやすく、ふだん使いもしやすい点も支持されています。
ハスラーを利用する際の注意点
車中泊愛好家に大人気の新型ハスラーですが、いくつか注意点もあります。その1つとして挙げられるのが、軽自動車であるがゆえに荷物の積載量はSUVやミニバンよりは劣る点です。
キャンプに慣れてくると徐々に荷物が増えるため、将来的には軽自動車では物足りなさを感じるかもしれません。とくに、荷物を多く積んだ状態で高速道路を走ろうとすると、パワー不足を感じることも。
高さのあるハスラーでは、風の影響を受けやすく、強風時にはハンドルが安定しない点にも注意が必要です。
ハスラー各モデルのスペック比較
ハスラーには以下6種類のモデル(グレード)があります。
- HYBRID G
- HYBRID G ターボ
- HYBRID X
- HYBRID X ターボ
- J STYLE Ⅱ
- J STYLE Ⅱ ターボ
ここでは、ハスラー各モデル(グレード)のスペックの比較をしていきます。
内装・快適性ハスラー各モデルのスペック比較
HYBRID G | HYBRID G ターボ | HYBRID X | HYBRID X ターボ | J STYLE Ⅱ | J STYLE Ⅱ ターボ | |
内装・快適性 | ・内装がシンプルなベーシックグレード ・ヘッドライトがハロゲン ・スズキセーフティサポートの安全装備つき |
・ターボエンジンで力強い加速 ・内装はHYBRID Gと同様 |
・ステアリングホイールやシフトノブが本革巻きになるハイグレードモデル ・エクステリアがより高級感あり ・ホイールがアルミ素材 |
・ターボつきエンジン で、内装はHYBRID Xと同様 ・ルーフレールが標準装備 |
・HYBRID Xをベースにした特別仕様車 ・インテリアやエクステリアともにより豪華な仕様 ・ナノイーX搭載のエアコンが標準装備 |
・ハスラー全グレードのなかで最も豪華なJ STYLE Ⅱのターボ付きエンジンモデル |
積載性能・収納スペース | ・運転席シートのバックポケットなし ・積載量は他モデルと同様 |
・前座席にあるインパネアッパーボックスがふたつき ・助手席下やバックポケットなどの収納が充実 |
・積載性能や収納スペースはほかと同様 ・チタニウムグレーの装飾 |
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燃費効率・維持費 | ・直列3気筒エンジン ・燃費30.4km/L |
・ターボで加速性UP ・燃費26.6km/L |
・直列3気筒エンジン ・燃費30.4km/L |
・ターボで加速性UP ・燃費26.6km/L |
・直列3気筒エンジン ・燃費30.4km/L |
・ターボで加速性UP ・燃費26.6km/L |
騒音レベル | ・各モデル間に騒音差はない ・構造用接着剤を用いた騒音対策がされている ・ボックスやキャリアなどルーフに装着時、高速運転で風切り音が気になる場合がある |
高速道路や坂道でパワーを発揮するターボ搭載モデルでは、燃費がベースグレードより落ちるものの、一般的なSUVやワンボックス車よりも低燃費で維持費を抑えられるでしょう。
キャンプ用品をはじめ、釣りやウィンタースポーツなどにも活用したいなら、ルーフレールが標準装備されているグレードを選ぶと車内空間を広く使えて便利です。
ハスラーで車中泊するおすすめアイテム26選
ハスラーで車中泊を快適にするためのアイテムを26選紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
・マットレスやクッション
・カーテンやシェード
・ポータブル電源
・照明装置
・折りたたみテーブルやチェア
・調理器具
・収納ボックス
・防寒グッズ
・娯楽やリラックスグッズ
・緊急用品
マットレス・クッション
マットレスやクッションは、快適な寝床には欠かせないアイテムです。
レヴォルヴァ/スマート車中泊マット
レヴォルヴァから発売のハスラー専用に設計されたマットレスキットです。ハスラーの全座席を倒したときにピッタリはまるように設計されていて、完全に段差のない空間を作れます。
燃えにくい素材(難燃PVC)が使われていて汚れに強く、なにかこぼしてしまったときはサッと拭くだけで簡単に汚れを落とせます。
ハスラーにピッタリなサイズのマットレスを探している人は、ぜひ試してみてください。
WAQ/インフレーターマット 8cm
アウトドアメーカー、WAQ(ワック)から発売のインフレータマット。空気を入れて使用するインフレータブル式マットです。空気はバルブを開いて3分待つだけで勝手に膨らむので、自分で空気を入れる手間がありません。
また、使わないときには空気を抜いて小さく収納でき、つねに車に積んでおけます。車中泊だけではなく、キャンプでテント内のマットとして使ったり、お家で急な来客時に使用したりと用途は多彩です。
カーテン・シェード
プライバシーや安全を確保する目隠しは、車でも重要な役割を果たします。できれば導入したいカーテンやシェードのおすすめを紹介します。
趣味職人/サンシェードシームレス ハスラー
吸盤でガラスにつけるタイプのサンシェードキットです。シームレス加工が車内に熱をこもりにくくさせるので、夏の暑い時期に大活躍します。商品名にあるとおり、もちろんハスラー専用。フロント・サイド・リアすべてのガラスにピッタリなサイズに設計されています。
また、カーテンのように隙間がないため目隠し率は100%。たとえば、車内の人が気付かないうちに外から丸見え!ということもありません。縫い目や折り目がないので、畳みやすさは抜群。収納しやすいサンシェードを探している人に、ぜひおすすめです。
レヴォルヴァ/ハスラー専用サイドカーテンセット
後部座席サイドの窓とリアガラスにピッタリ取り付けられる、ハスラー専用のカーテンキットです。粘着テープを用いて簡単に取り付けられ、車中泊時のプライバシーを確保できます。
後部座席はつねにカーテンを取り付けた状態にしておきたい人には、この商品がおすすめです。車中泊のたびに、わざわざシェードを取り付ける手間がないので、疲れていてもすぐに休めます。
ポータブル電源
スマホの充電や電気機器の使用などに使えるポータブル電源を紹介します。
アンカー/521portable power station
はじめての購入にピッタリのバッテリー容量256Whのポータブル電源です。高寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池と耐久性の高い電子部品を使用しているので、長期間使用できます。
バッテリー容量256Whは、残念ながら消費電力の大きなストーブや電気毛布の使用には適していませんが、電子機器を充電したり扇風機を使用したりとさまざまな用途に利用可能です。また、本体にはLEDが搭載されているので、ランタンとしても活用できるスグレモノです。
エコフロー/RIVER 2 PRO
電気毛布や電気ポットなどの消費電力が大きいものも使いたい人におすすめなのが、エコフローのRIVER 2 PROです。バッテリー容量768Whと大容量で、電気毛布であれば約12時間、スマホの充電であれば40回以上も行えます。
さらに、大容量でありながら約70分で満充電となり、ほかのポータブル電源と比較してかなり急速に充電できる点も魅力的です。
ジャクリ/Jackery 400
ハスラーの車内にも置きやすいコンパクトなポータブル電源です。バッテリー容量は400Whで、電気毛布であれば約6時間は使用できるため、一晩程度の車中泊であれば問題なく対応できるでしょう。
また、運転中はシガーソケットから給電でき、別売りのソーラーパネルを利用すれば日中に給電しておけます。コストを抑えながら必要十分な電源確保がほしいという人におすすめの商品です。
照明装置
夜間を車中で過ごすときに、第一に必要なのがあかりです。車内を明るく照らす照明装置を紹介します。
スノーピーク/たねほおずき
車のなかをあたたかい色の光で照らす、おしゃれでコンパクトなLEDランタンです。通常のLEDライトのように視界を確保する機能はもちろん、ロウソクの光を再現したゆらぎモードが搭載されています。
また、持ち手部分はマグネット式になっているので、車に簡単に吊り下げられます。おしゃれでかわいいLEDライトを探している人は、ぜひ車内での照明装置として検討してみてください。
コールマン/ハンギングEライト
家のリビングのように車内全体を優しく照らす、吊り下げ式のLEDランタンです。明るさの切り替えは3段階あるので、車中泊のような限られた空間であっても明るすぎるということはないでしょう。
また、ポータブル電源を利用していつでも充電できる点もメリット。乾電池がないため、気軽に使いやすく、電池のコストもかかりません。リーズナブルなので、いくつか持っておくのもよいでしょう。
ジェントス/UN-1R
ランタンとしても懐中電灯としても使える、便利な2WAYのライトです。安定して立たせられるスタンドが折り畳み式で収納されており、車内の平らな場所に立てて使えます。
懐中電灯として使えるため、トイレに行きたいときや落ちたものを探すときなどに活躍するでしょう。充電式で繰り返し使えるので、車中泊はもちろん災害時にもおすすめです。
無骨デザインがお好みの人や実用的なものがほしい人やにおすすめの商品です。
折りたたみテーブル・チェア
車中泊で行うであろう車内での食事や作業。その際にあれば便利な折りたたみテーブルとチェアを紹介します。
キャプテンスタッグ/アルミローテーブル<コンパクト>
アルマイト加工されアルミニウム合金を使用した、軽量でコンパクトなローテーブルです。車内でも使いやすいサイズは、食事をしたり作業をしたりとさまざまな場面で活躍するでしょう。
使わないときには天板を畳んで収納できるので、ハスラーの荷物スペースにつねに積んでおいても邪魔になりません。価格も5,000円以下と手に入れやすく、1つ持っておけば役に立つでしょう。
ソロキャンプ用にスペースのとらないテーブルがほしい人におすすめです。
MOON LENCE/アルミローテーブル
4枚の天板を自由に付け外しできるアルミニウム合金製のローテーブルです。天板の真ん中部分を開けて使えばコンロをセッティングして使えるため、外でのキャンプにも重宝します。また、軽くて持ち運びしやすい点も大きな魅力。
横幅50cmは車内はもちろん、ソロキャンプでも使いやすいサイズです。ローテーブルにプラスαを求めている人に検討してもらいたい商品です。
AnYoker/アウトドアチェア2WAY
ローチェアとハイチェア、2つの使い方ができるチェアです。車中泊はもちろん、キャンプでも活躍します。車中泊での使用は、脚のフレームを取り外してローチェア化にするのがおすすめです。
外で使いたいときにはサッとハイチェアに変えられるため、わざわざ複数のチェアを持っていく必要はありません。使わないときにはコンパクトに収納でき、背負って持ち運びができます。
キャンプだけではなく、アウトドア全般に使用できるチェアを探している人におすすめの商品です。
調理器具
車中泊キャンプでは、車内で料理するのも楽しみのひとつ。そんなときにおすすめの調理器具を紹介します。
ドリテック/ミニチュラ
火を使わずに車内で料理を楽しめる1人用のIHクッキングヒーターです。100~800Wまで幅広い火力を自由に調整できるため、そこまで容量の大きくないポータブル電源にも対応しています。
お湯を沸かしたり、ちょっとしたお肉を焼いたりと幅広い調理が楽しめます。また、19.5×18.5cmとかなりコンパクトなサイズは、車内でも邪魔になりにくく、小さなローテーブルの上でも調理がラクです。
車内でもクッキングを楽しみたい人は検討してみてください。
サンコー/車載用12V弁当箱炊飯器
ハスラーにも搭載されている12Vのシガーソケットを使って白ごはんを炊ける、弁当箱型の小型炊飯器です。ポータブル電源を持っていなくても、車中泊で炊き立てごはんを味わえます。専用の収納袋に専用ケーブルごときれいに収まるので、かさばりません。
車中泊はもちろん、キャンプや釣りにも活用できる炊飯器がほしい人にぴったりです。
山善/クッキングポット&プレート
1つで湯沸かし・焼き物・煮物を楽しめる、電気式の調理器具です。消費電力が600Wと大きいため、大容量のポータブル電源が必要です。ポータブル電源を持っているのであれば、これ1つで車内調理は完結します。
3段階の火力を調整できるだけではなく、80℃で保温できる「ウォームモード」も搭載されていて、いつでもあたたかいごはんが食べられます。また、鍋とフライパン、加熱器具をまとめてコンパクトに収納できる点もメリットです。
キャンプだけではなく、家でも使用できるものがほしい人におすすめです。
収納ボックス
車内にひとつあると便利な収納ボックス。荷物整理には欠かせない収納ボックスの紹介です。
ロゴス/スタックコンテナ
耐久性の高いアルミニウム合金製のスタックコンテナです。幅53×奥行33.4×高さ29(cm)のサイズはハスラーにもピッタリで、調理器具や照明装置などをまとめて収納しておけます。
また、アルミニウム合金製なので熱に強く、フタが付いているためそのままテーブルとしても使えます。頑丈な収納ボックスを探している人は、ぜひ検討してみてください。
ロゴス/アクションクーラー35L
低価格ながらしっかりと保冷力を確保した35Lサイズのクーラーボックスです。買った食材や飲み物を冷えた状態でキープでき、夏の暑い時期にはなくてはならないアイテムです。35Lサイズはハスラーに積んでおくのにピッタリな大きさといえるでしょう。
天板が平らなのでテーブルとして使え、クーラーボックスとしてではなく普通の収納ボックスとして使うのもおすすめです。
防寒グッズ
寒い冬にはぜひ購入の検討をしてほしい防寒グッズの紹介です。
山善/ふわふわもこもこ電気毛布
車中泊にピッタリの140×80cmサイズの電気毛布です。弱から強まで無段階で出力を、ポータブル電源の残量にあわせて細かく調整できます。電気毛布は冬の寒い車内でも快適に眠れるアイテムなので、あればきっと役立つでしょう。
毛布のように使うのはもちろん、下に敷いて電気カーペットのようにも使えるため、寝袋とあわせると気温が氷点下となる状況でも快適です。
マルカ/湯たんぽAエース2.5L袋付
ガスコンロやIHコンロで直接あたためて使える、車中泊での夜にピッタリな湯たんぽです。直火で加熱できるためわざわざお湯を入れ替える必要がなく、一度水を入れておけばあとは車内であたためるだけ。カバー袋が付いているのでヤケドしにくい点も魅力の1つです。
電気毛布やストーブなどの消費電力が高いものはなかなか使えない、そのような場合に便利に使えるあったかグッズです。
ZIPPO/ハンディウォーマー
ライターで有名なZIPPOから販売の、繰り返し使えるエコなハンディウォーマーです。オイルを燃やすのではなく、気化したオイルとプラチナの触媒効果で本体をあたためるため、ポケットや寝袋カバーに入れていても燃えることはありません。
メンテナンスをしながら使えば何十年も愛用でき、使えば使うほど味が出てくるのもGOOD。車中泊ギアとして長く愛用できるアイテムを探している人におすすめです。
娯楽・リラックスグッズ
車中泊の夜を少し贅沢なものにする娯楽・リラックスグッズの紹介です。
花王/めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
あたたかい蒸気で疲れた目を癒せる、持ち運びしやすいホットアイマスクです。車中泊では車の運転で疲れた状態で寝る場面も多く、翌日に疲れを持ち越さない工夫が大切です。
開封してすぐにあたたかくなるので使いやすく、電気やガスを一切使用せずにリラックスした空間を楽しめます。長距離運転が多い人にイチオシです。
ソニー/SRX-XB12
車内で音楽を楽しめるBluetooth接続タイプの充電式スピーカーです。音響機器メーカーとして世界的に有名なソニーの製品は音質がよく、コンパクトながら重低音も効いています。車中で心地のよい音で好きな曲やラジオなどを楽しんではいかがでしょうか。
一度充電しておけば最長16時間の再生ができます。また、防水性能も高く設計されているため、キャンプやピクニックなど屋外でも使用可能です。
ハンズフリーにも対応しているので、キャンプ中のリモート会議用のスピーカーを検討している人におすすめです。
ジョーマローン/ホームキャンドル イングリッシュペアー&フリージア
車内をあたたかい光と優しい香りで満たす、フレグランスブランドのアロマキャンドルです。イングリッシュペアー&フリージアはジョーマローンの香りのなかでも人気で、スッキリと優しい香りが特徴です。
ロウソクのあたたかい光とあいまってリラックスした空間を演出でき、車中泊がより楽しいものになるでしょう。
緊急用品
もしものときのために用意しておきたい緊急用品の紹介です。
LION/ストッパ下痢止めEX 12錠
もしものときにあれば便利な下痢止めの薬です。車中泊では、トイレが近くにないこともあり、お腹が痛くなるとたいへん。でも、出さないとかえって体に悪い場合もあるので、あくまでも応急処置として使うようにしてください。
車中泊はもちろん、常備薬として用意しておき、携帯するのもおすすめです。
池田模範堂/液体ムヒアルファEX
ムカデや毛虫、クラゲなどに刺されてしまったとき、応急処置として使えるのが液体ムヒアルファEXです。蚊に刺された際に使うムヒよりも強力な成分が含まれており、自然の近くで楽しむ車中泊であればあると便利なアイテムです。
しかし、あくまでも応急処置としての薬。数日経っても症状が引かないようであれば医療機関を受診するようにしましょう。
ハスラーで車中泊を楽しむための国内おすすめ旅行先
ハスラーではさまざまな場所で車中泊を楽しめますが、そのなかでもとくにおすすめしたい国内の旅行先を紹介します。
海や山などの自然豊かな場所
まず1つめは、海や山などの自然豊かな場所です。車中泊はホテルや旅館よりもキャンプ場や自然のなかで楽しめる点がメリット。
車中泊のメリットを最大限に活かして、海や山にある車中泊施設を利用するのもおすすめです。夏の暑い時期には栃木県の奥日光や長野県の軽井沢など、冬の寒い時期には愛媛県の愛南町や高知県の宿毛など、涼しさやあたたかさを求めて移動するのもよいでしょう。
温泉や観光スポットがある場所
ハスラーで車中泊をするのにおすすめの旅行先2つめは、温泉や観光スポットがある場所です。車で観光スポットのある場所へ行き、昼間は観光スポットを満喫したあとに車中泊を楽しむのがおすすめ。
温泉がある場所であれば、車の運転で疲れた体をしっかりと休めたうえで車中泊を満喫できます。おすすめなのは愛媛県の道後温泉や兵庫県の有馬温泉などの温泉地、兵庫県の淡路島や和歌山県の南紀白浜などの観光スポットです。
イベントや祭りが開催されている場所
次におすすめの旅行先は、イベントや祭りが開催されている場所です。その地域の伝統的な祭りが開催されている時期に車で遊びに行き、あわせて車中泊を楽しむのもよいでしょう。
イベントや祭りシーズンはホテルの予約がなかなか取れないこともありますが、車中泊であればそのような心配はありません。徳島県の阿波おどりや青森県のねぶた祭りなど、迫力がある人気のお祭りがおすすめです。
ハスラーをカスタマイズして車中泊するポイント
そのままの仕様でも車中泊しやすいハスラーですが、カスタマイズするとより快適な車中泊を楽しめます。ここでは、ハスラーをカスタマイズして車中泊を楽しむためのヒントをお伝えします。
ニトリ製品を使ったDIYで車中泊をもっと快適に
自分のスタイルにあわせて、カスタムパーツをニトリの製品を用いて自作(DIY)します。より快適な車中泊ができます。ハスラーのDIYとして簡単かつ代表的なのが、ラゲッジスペースを2段にするラゲッジボードです。
ニトリで売っている板材をピッタリサイズにカットし、標準で付いているアクセサリーホールを利用して乗せるだけ。費用もそこまでかからず、DIYに初挑戦するにはピッタリです。ラゲッジボードを自分好みの色に塗ってみたり、少し工夫して机としても使えるようにしたり、アイデア次第で快適な車中泊空間を思いどおりに自作できます。
「ニトリ×マット×車中泊」に関するこちらの記事もおすすめです!
カスタムアクセサリーの選び方と設置のコツ
ハスラーをDIYでカスタムするのも魅力的ですが、純正のアクセサリーパーツを利用してカスタムするのも手軽です。ハスラーにはさまざまな純正アクセサリーが用意されているので、まずはカタログやディーラーなどで確認してみましょう。
自分で簡単に設置できるものも多くありますが、付け方がわからない、1人で設置するのは難しいときには何人人かで設置したり、ディーラーに頼んだりするのが確実です。
とくに、ルーフキャリアやマフラーなどは素人が設置すると落下の危険があるため、プロに任せるようにしましょう。
長く愛用するためのメンテナンスとケア
DIYやカスタムアクセサリーを取り付けたハスラーは、定期的にカスタム部分のメンテナンスをする必要があります。取り付けた部分が緩んでガタガタしていないか、マフラーなどのエクステリアであれば雨にさらされてサビていないか定期的に確認するようにしましょう。
ネジの緩みや吸盤の劣化が見られた場合には、交換すると長い間愛用できます。また、海や山など汚れやすい場所へ行ったときには洗車をし、まめなケアをするのが長持ちの秘訣です。
ハスラーで車中泊を楽しむためのマナー・トラブル対策
車中泊を楽しむときには、迷惑をかけないように守るべきマナー・ルールが存在します。また、なにかトラブルがあったときの場合に、とれる対策は完璧にした状態で車中泊へ出掛けるようにしましょう。
守るべきマナー・ルールとしては、以下が挙げられます。
・騒音や振動に注意する
・ゴミは自分で持ち帰る
・車中泊するのに適した場所を選ぶ
・車中泊が許可されたキャンプ場やRVパークなどを利用する
また、パンクやバッテリー上がりなどのトラブルがあったときに1人でも対応できるようにする、スペアタイヤやジャンプスターターを用意する、事故や盗難に備えて保険に加入するなど、できる限りの対策は事前にとるようにしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。