DAREについて
DAREの特徴や歴史のほか、同ブランドのロードバイクの魅力について紹介します。
DAREの特徴
2013年に台湾で創業し、今年10周年を迎えたばかりの新しいブランドです。世界的に有名なメーカーのカーボンフレームのOEMを手がけ、その技術を磨いて成長してきました。
2018年には、ノルウェーに支社を設立。「UNOーX プロサイクリングチーム」のスポンサーとなり、選手にバイクを提供していることから、その名が知られつつあります。日本では、「株式会社ヴァルシス」が取り扱っています。
DAREの歴史
2008年、DAREの創設者であるジェリー・チェンが自身の経験を踏まえ、ヨーロッパから多くの支援を受けて、カーボンファイバーの工場を創設しました。
2013年、初めての軽量ロードバイク「MR1」を発売。そのロードバイクで「台湾KOM」を優勝したことで、市場での露出が増えました。そして、2018年のノルウェー支社設立をきっかけに、アジア圏から世界へと展開。トップブランドの仲間入りを果たしました。
2022年になると、スポンサー及びバイク提供を行っている「UNO-X プロサイクリングチーム」が、女性版ツール・ド・フランスである「ツール・ド・フランス ファム」に出場。権威あるクラシックレースで活躍を続けています。
DAREのロードバイクの特徴
ここでは、DAREのロードバイクの特徴を紹介します。
①すぐれた開発技術
DAREは、長年の経験と、コンピューターによるトップクラスの開発技術をもっています。フレーム設計と素材の開発は、とくにすぐれているといえるでしょう。
計算されつくしたフレーム設計
世界中で複数の賞を受けたプロの集団によって、フレーム設計がされています。綿密な計算により、強度と剛性を保ちながらも、不要なパーツを除いて軽量化を実現。塗装の重さまで計算されつくしたフレームにより、非常に快適な乗り心地を体験できるでしょう。
ワンランク上の素材開発
世界的なブランドの部品製造を長年手がけた経験をもとに、航空宇宙グレードのカーボンファイバーを開発。さらに、高弾性のカーボンファイバーと高強度のカーボンファイバーを巧みに使い分けることで、ワンランク上の品質を実現しています。
➁安全性を考慮した厳しい試験
DAREは安全性を重視し、厳しい破壊テストを実施。研究開発・設計・組み立てを監督する社内チームがあり、プロセスごとにしっかりと安全確認がされています。また、安全性に関する国際規定であるISO4210の、厳しい試験にすべて合格しています。
➂「MYDARE」によるカラーカスタマイズ
「MYDARE」とは、独自のカラーカスタマイズシステムです。モデルを選択し、フレームのデザインやカラー、ロゴのスタイルを自分好みにカスタマイズ可能。トレンドに合わせたカラーやデザインを、シンプルなシステムでオーダーできます。
また、個人だけでなく、サイクリングチームやクラブなどの団体でも使用できます。チームロゴの配置に配慮し、おしゃれで個性的なロードバイクを入手できるでしょう。
DAREの主要なロードバイク
ここでは、DAREの主力商品とその特徴を紹介します。
①VSRu/スピードを求めたエアロフレーム
スピードの本質を追求したエアロフレームです。平坦な道における巡行を安定させるのはもちろん、石畳や山岳地帯などの、不安定な場所でのハンドリングにも配慮しました。
また、新型のAERO1vのハンドルバーを使用し、空力設計を含め、全面的にアップグレードしています。
標準カラーはフラッシュブラックですが、カラーカスタマイズも可能です。
➁MA/オールラウンドに乗れるバイク
トレーニングや街乗りなど、スタイルに合わせて乗れるスッキリとしたフレームデザイン。レースシーンのトレンドに合わせて、30Cまでの幅広のタイヤを着用できます。カラーはスカイブルー・ブラック系・ホワイト系の3色から選べます。
➂MR1s/ヒルクライムに適したフレーム
「台湾KOM」で優勝し、DAREの名を市場に知らしめた代表的なバイクです。すぐれた登坂(とうはん)能力を発揮する軽量フレームが魅力。カラーは、グレイシアブルー・ピュアブラック・アイシーグリーンの3色です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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