マルカの湯たんぽとは?
素朴でどこか懐かしい形が目を引くマルカの湯たんぽ。特徴を紹介しますので、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
老舗メーカーがつくる湯たんぽ
マルカは創業90年以上の湯たんぽのメーカーです。冷えが病気をまねくという考えのもと、「冷え取り総合メーカー」として長年湯たんぽを開発・販売しています。
老舗メーカーが試行錯誤してつくった湯たんぽは、へこみにくいように支柱がはいっているのが特徴。使用中におこりうるトラブルにこまかい配慮がされています。パッキンや口金が別売りされていて、交換したいときに手に入りやすいのもよいところです。
湯たんぽの材質は2種類
マルカの湯たんぽは、金属のトタン製とポリエチレン製のものがあります。使い方や使用環境で寿命はかわりますが、金属製で約2~3年、ポリエチレン製で約3~4年です。
また、材質によって、お湯のあたため方などの使い方が異なるのもポイント。キャンプに向いているのは、直火対応のシリーズがあるトタン製の湯たんぽです。熱伝導率がよいため効率的にあたためられますよ。
容量の種類が豊富
マルカの湯たんぽは容量の種類も豊富で、ミニタイプから大容量タイプまで揃っています。湯たんぽをキャンプ用に選ぶときには、持っている熱源や荷物の量とのバランスを考えるのがおすすめです。
たとえば、大容量タイプの湯たんぽはお湯が冷めにくいのが魅力で、ストーブや焚き火をつかってあたためるのに向いています。コンパクトなシングルバーナーで直接あたためる場合には、ぐらつかないように注意が必要です。
一方、ミニタイプの湯たんぽは、荷物をできる限りコンパクトにまとめたい方に適しています。本体が小さく、水をいれても軽いところがメリットです。
キャンプにマルカの湯たんぽがおすすめの理由
なぜマルカの湯たんぽがキャンプにおすすめなのか、その魅力とともに説明します。
直火対応の湯たんぽがある
トタン製の湯たんぽのうち、「湯たんぽA」は直火対応でキャンパーに人気があります。ストーブのうえに乗せたり、焚き火の残り火にいれたりするだけで、湯たんぽを簡単にあたためられて便利です。時間やエネルギーの節約につながり、キャンプをさらに楽しめるでしょう。
注意したいのが、間違って別商品を買わないことです。マルカでは湯たんぽAによく似た、「湯たんぽF」という商品を販売しています。湯たんぽFは直火にかけられません。キャンプで焚き火であたためたい方は、以下の湯たんぽAを選ぶようにしてくださいね。
キャンプの荷物を減らせる
直火に対応している湯たんぽをつかえば、キャンプにお湯をあたためる道具を持っていく必要がありません。たとえば、大容量タイプの湯たんぽには、約3Lのお湯が必要です。大量のお湯をわかせるケトルを持参するのは、たいへんですよね。
また、直火対応の湯たんぽなら、さめたときには本体ごとあたためなおすこともできます。湯たんぽ内の水も再利用できますよ。大荷物になりがちなキャンプにぴったりですね。
マルカの湯たんぽをつかうときの注意点4つ
あついお湯をあつかう湯たんぽは、使い方に注意が必要です。各商品の使用方法をしっかり守り、破損したものはつかわないことがなによりも大切。そのほかにも、トタン製のマルカの湯たんぽをつかうときに注意すべきことを説明します。
①水量を守る
マルカの湯たんぽを使用するときは、蓋の口元いっぱいまで水をいれましょう。適切な水量でないと、湯たんぽがへこんでつかえなくなる可能性があります。へこんだ湯たんぽはつかわないようにしてください。
②蓋をあけてあたためる
火にかけるときは、必ず蓋をあけたままあたためましょう。蓋をしめた状態で火にかけると、沸騰時に破裂するなど思わぬ事故につながることがあります。蓋をあけているかどうか、必ずチェックしてくださいね。
③つつんで使用する
お湯をいれたばかりの湯たんぽは、とてもあつくなるため、カバーやタオルでつつんで使用しましょう。直火にかけた湯たんぽも、うっかり素手で触らないように注意してください。
また、焚き火で直接あたためたときは、すすで湯たんぽが真っ黒になるため、手や服を汚す原因になります。ふき取ってからカバーにいれるか、汚れてもよいもので包むのがおすすめです。
④低温やけどに気をつける
湯たんぽはじんわりとしたあたたかさが魅力ですが、長時間使用すると低温やけどをおこすことがあります。とくに、就寝時につかうときは注意が必要です。湯たんぽの温度によってかわりますが、だいたい数分~数時間後に低温やけどはおこってしまいます。
湯たんぽの位置をときどきずらしたり、あたたまったら布団の外に出したりしましょう。長時間、体の同じところに当てつづけないことが大切です。また、前述のとおり、肌に直接ふれないようにカバーやタオルでつつんでくださいね。
出典:マルカ株式会社「金属湯たんぽのよくある質問」
ライター
Greenfield編集部
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