キャンプに湯たんぽはいらない?あると便利な理由とは
テント内の空気を汚さず温かい
湯たんぽは石油ストーブなどの燃焼系暖房器具と違って、空気を汚しません。
カバーを使うなど、低温やけどへの注意は必要ですが、ストーブ類のように一酸化中毒のリスクはありません。
足元が温かく朝までぐっすり眠れる
保温力の高い湯たんぽを使えば、就寝時から翌朝まで温かさが持続します。
寒い時期のキャンプは明け方寒くて起きてしまうことがありますが、湯たんぽがあれば足元が温かいままなので、朝までぐっすり快眠できます。
湯たんぽはペットボトルや水筒などで代用することもできますが、保温性の高さは段違いです。
燃料代がかからない
湯たんぽはお湯を沸かして入れるタイプや充電タイプなどがあり、わざわざ燃料を用意する必要がありません。
お湯を入れるタイプは素材によっては焚き火ついでに直火で温めたり、お湯を沸かしたりできます。
また、充電タイプの湯たんぽはポータブル電源を持参するか、電源サイトを利用すれば気軽に使えます。
湯たんぽの中のお湯を再利用できる
湯たんぽの中のお湯は、湯たんぽとして使用後に寒い時期のキャンプには貴重なお湯として使用できます。
顔を洗ったり、食器を湯煎して汚れを落としたり、キャンプで使えるお湯は何かと助かる存在です。
キャンプ用湯たんぽの選び方のポイント
素材
湯たんぽは素材によって保温性や携帯性が変わってくるので、素材選びが重要です。それぞれの素材の違いや特徴について見ていきましょう。
金属製
金属製湯たんぽは熱伝導率が高いので、すぐに温まるというメリットがあります。
デメリットとしては濡れるとサビやすい特徴があるので、使用後はしっかり乾かして保存する必要があります。
金属製にはトタン、ブリキ、アルミ、ステンレス、銅などがありますが、中でもトタンやブリキは直火OKなので焚き火やコンロでそのまま加熱でき、わざわざお湯を沸かす必要がありません。
プラスチック製
プラスチック製湯たんぽは軽くてお手頃な価格なので、ホームセンターやドラッグストアでも気軽に購入ができます。
すぐに温まらない分、じんわりと長い時間温まることができます。ただし、金属製に比べて丈夫さが劣る傾向にあります。
ゴム製
ゴム製湯たんぽは軽くてコンパクトに畳んで持ち運べるメリットがあり、柔らかい触り心地も特徴です。
デメリットとしては、耐熱温度が低かったり、お湯が注ぎにくい口の形状だったりします。お湯を注ぐ際はやけどに注意が必要です。
充電式
充電式湯たんぽはお湯を沸かす手間がない点が最大のメリットです。
ただし充電する際の電力が必要なので、ポータブル電源を持参したり電源サイトを利用したりして充電します。
容量・大きさ
湯たんぽの中に入れるお湯の容量や大きさによって、保温時間が異なると同時に用意するお湯の量が変わってきます。
容量が多いほど保温力が高いですが、たくさんのお湯を沸かす必要があります。また、湯たんぽ自体の重さが重くなります。
使いたいシーン
キャンプ中、どんなシーンで使うかによって湯たんぽを選ぶ方法もあります。
短時間で外で使うのであれば扱いやすいプラスチック製の小さなサイズ、寒い日の就寝時は金属製の大きめサイズがおすすめです。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。