キャンプでの紫外線対策のための服装
基本的には長袖
アウトドアの紫外線対策には長袖長ズボンが理想ですが、暑さが苦手な人にとっては少し辛い服装です。そこで、生地は薄手でUVカット素材のものを選ぶことをおすすめします。吸汗&速乾性のある素材であれば、風通しがよく、汗をかいても吸収してすぐに乾くのでベタベタせず爽やかに過ごせます。
短パンにはレギンス
暑い時期のキャンプは短パンを履いて涼しく過ごしたいところですが、足も肌を露出していると日焼けをしてしまいます。短パンスタイルには薄手のスパッツやレギンスを着用して紫外線対策をすると、同時に虫対策もできます。
ただし、靴下とスパッツやレギンスの間に隙間があるとその部分だけ日焼けしたり虫に刺されたりするので注意が必要です。
キャンプ中の紫外線対策に有効な小物アイテム
ツバが大きい帽子
アウトドアの紫外線対策&熱中症対策に帽子は重要アイテム。さまざまな形状がありますが、ツバが大きい帽子の方が日光を遮る面積が大きいので日焼けを予防できます。また、首のうしろの日焼けも防げます。ただし、地面からの照り返しがあるので、日焼け止めを塗るなどの対策も必要です。
暑い日は頭にも汗をかくので、気軽に洗えてすぐに乾くポリエステル素材がおすすめです。暑がりで帽子が苦手な人には、サンバイザーでも紫外線対策ができます。
UVカットサングラス
サングラスをかけることで目も紫外線から守りましょう。目が疲れることで体全体に疲労を感じることがあるので、せっかくのキャンプが台無しになってしまいます。レンズの色は眩しさ対策には影響しますが、紫外線カット率とは別なので、UVカット率をしっかり確認して選ぶことをおすすめします。
アームカバー
暑くて長袖は着たくないという人にはアームカバーがおすすめです。かさばらずに持ち運びができて、手軽に着脱できるのでキャンプ以外でも活用できます。半袖との間から風を入れられるので涼しく、濡らして使うとより涼しく快適に過ごせます。
キャンプ中に汗で濡れても乾きやすく、家庭用洗濯機でジャブジャブ洗える使いやすい紫外線対策グッズです。
手袋・グローブ
「手は顔ほどにモノをいう」といわれるように、手にしわやシミがあると年齢を感じさせます。乾燥や日焼けによるケアをしないと手はどんどん傷んだり荒れたりしてしまうので、キャンプで見落としがちな手の甲も紫外線対策が大切です。
UVカット手袋は車の運転や散歩などデイリーユースできる場面も多く、手袋をしたままスマホ操作ができる便利なタイプもあります。
マスク・フェイスガード
フェイスガードやネックガードはマスク兼紫外線対策グッズとして使えます。見た目はちょっと怪しくて暑そうですが、着用してみると意外と涼やかで、汗で流れがちな日焼け止め剤に頼らず紫外線対策をしている安心感があります。
夏用の通気性のよいメッシュ素材であれば、眼鏡が曇る不便さもありません。さらに、冷感素材は日陰にいるような涼しさを感じられるメリットもあります。首も手と同様に年齢を表すといわれる部分。しっかりと対策しましょう。
UVカットスプレー
紫外線対策は人の肌や目だけではなく、大切なウェアやギアを守るためにも必要です。紫外線による色の変色や材質の劣化を防止するために、キャンプで使用する布製品にスプレーしましょう。ウェアやギアを長持ちさせる以外にも、汚れ防止や撥水効果もあります。
紫外線対策できるキャンプギア
ワンタッチテント
ワンタッチテントはすぐに設営できるところが最大の魅力。日差しを遮るものがないひらけたキャンプ場でも、ワンタッチテントを広げればすぐに日陰が確保できます。小さなお子さんがいたりちょっと休憩したりしたいときにとても便利です。
さまざまなアウトドアメーカーからワンタッチテントが販売されていますが、遮光率やジョイント部分の丈夫さをチェックすることが大切です。
タープ
紫外線対策にタープは便利なキャンプギアです。遮光、遮熱できるタープの下にいるだけで涼しく感じられ、さらにはUVカット効果もあるため日焼けを軽減できます。
日差しの強い日はタープの下にリビング空間をつくったり、テントを設営したりして、暑さや紫外線対策をしましょう。座っていただけなのに日焼けしてしまったという失敗を回避できます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。