グリルバスケットクッカーとは
グリルバスケットクッカーは、網で上下から食材をはさみ、バスケット状にして火で炙って調理するキャンプ用のクッカーです。
そのまま上に食材を置くことで、焼き網としても使用できます。
また、焚火台のうえに焼き網が設置できない場合は、直接柄を持って火にかざして調理することができるので大変便利。
直接手に持って自在に火加減の調節が可能。食材の焼きたい部分に熱を通すことができます。
グリルバスケットクッカーはこんなお料理に最適
グリルバスケットクッカーは、以下のような調理に便利です。
おすすめ調理①魚の塩焼き
2匹〜3匹ほどの魚に塩をかるくふり、30分ほどおいて(30分で塩が魚に浸透する)から、オイルを塗ったグリルバスケットクッカーで上下からはさんで火にかざします。
上に置ける焚火台の場合は、置いてじっくり焼いたほうが火の通りがよいでしょう。
焼き魚は、返すときに失敗することが多いのですが、グリルバスケットクッカーでしたら、はさんだまま何度でも返せるのでラクです。
おすすめ調理②トースト
トーストはすぐに焼けるので、グリルバスケットクッカーが便利。
2枚ほどの食パンをグリルバスケットクッカーにはさんで、ちょうどよい色になるまで焼き、バターなどをつけて完成です。
おすすめ調理③鶏モモ肉や手羽先などの炭火焼
鶏モモ肉は、グリルバスケットクッカーからこぼれ落ちない程度の大きさにカットします。
カットした鶏肉に、すりおろしたニンニク、塩胡椒などで味付けして焼くと、宮崎風の焼き鳥になります。焚火であぶることで、黒く煤けて、本場宮崎の焼き鳥に近づきます。
おすすめ調理④ビーフステーキを焼く
ビーフステーキに塩胡椒をふり、グリルバスケットクッカーにはさんで、片面から焼いていきます。片面を焼くときは、反対側の上面を観察しながら焼くようにしましょう。
上面から肉汁がしみだしてきたら裏返すサイン。裏返して20秒ほどで焼き上がりです。ポークステーキ(豚肉)の場合は、赤い部分がないようにしっかり火を通してください。
おすすめ調理⑤殻付きのまま卵を焼く
最近キャンパーの間で流行っているのが、卵を茹でるのではなくて、殻付きのまま焼く調理法です。筆者も薪ストーブの上にダッチオーブンを置いて、卵をそのまま焼きます。
ゆで卵とはまた違った濃い味わいがして、お酒の肴にもってこいです。
おすすめ調理⑥お餅を焼く
市販の角餅をグリルバスケットクッカーにはさんで焼くことも可能。お餅が煤けてしまうのが嫌なかたは、熾き火になってから焼いてもいいでしょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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