テントやタープを支える名脇役!ペグの役割とは?
ペグはテントやタープを地面に固定し、風に飛ばされないようにするという重要な役割があります。
適切なペグを選ばないと、風の影響を大きく受けテントやタープのペグが飛んでしまって危険です。
快適にキャンプを楽しむにはサイトの地面に合ったペグを選ぶことが大切です。また、ペグの素材によって相性のいいハンマーが違うことも覚えておいてくださいね。
ペグの選び方①ペグの種類・特徴
ピンペグ
テントやタープ購入時に付属していることが多いピンペグ。地面に刺したり抜いたりしやすい特徴があり、硬い地面でも使うことができます。
一方で柔らかい地面や砂地などではすぐに抜けてしまうので注意が必要です。
丸ペグ
丸ペグは最もメジャーなペグで、ヘッド部分が丸くなっているので打ち込みやすいメリットがあります。硬い地面でも使えますが、柔らかい地面には不向きです。
デメリットとしては、重ねて収納できないので持ち運びに不便な点が挙げられます。
ネイルペグ
ネイルペグは、ペグのヘッド部分に広く平らなプラスチックがついています。そのためハンマーで打ち込みやすく、初心者におすすめです。
ただしプラスチック部分のヘッドが破損しやすいのでハンマーはプラスチックかゴム製を使用しましょう。
硬い地面や芝生などに向いており、砂地や粘土質の地面には不向きです。
V字U字ペグ
V字ペグは抜けにくく強度に優れています。固定力があるので、大型のテントやタープの固定に適しています。
U字ペグは薄くて打ち込みやすいので砂地などで活躍します。ただし固定力がないので硬い地面には向いていません。
V字U字ペグに共通するメリットは、重ねて収納できるので持ち運びに便利です。ただし、溝に土や砂が入りやすく、使った後のメンテナンスが欠かせません。
X字Y字ペグ
X字Y字ペグは強い固定力があり、柔らかい地面や風の強い環境でも頼れるペグです。溝に土や砂が入り込みやすく、メンテナンスが必要。
また、重ねて持ち運びができないデメリットもあります。
スクリューペグ
ネジのように回転させて地面に埋め込むので、砂地や柔らかい地面にも最適です。少ない力で埋め込め、ハンマーがいらないので手軽なペグとして注目されています。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。