ダイビングを快適にするストラップ類
快適なダイビングのためには、整備されたダイビング器材や便利なアクセサリー類を使うことはもちろんですが、これらを水中でストレスなく保持するカラビナやホルダーなどのフック・クリップ類も欠かせません。
使い勝手のよいフック・クリップ類があれば、オクトパスやゲージをブラブラさせることもなくなり、水中カメラや水中ライトといった大事なアクセサリー類の落下・紛失予防にもなります。
しかし、ダイビングで使うフック・クリップ類は種類がとても多く、何をどう使えばいいか分からないという人も少なくありません。
そこで、どんな場面で、どのようなフック・クリップ類を選べばいいのか見ていきましょう。
ブラブラしない宣言とは
ダイビング指導団体PADIは、水中環境保護のためのさまざまな啓蒙活動を行っています。
「ブラブラしない宣言」もその啓蒙活動のひとつで、ダイビング器材やホース類を留めて、すっきりした形でダイビングをしようというスローガンです。
なぜなら、ダイビング中にオクトパスやゲージをブラブラさせておくと、水底を引きずってサンゴや水中生物にダメージを与え、場合によっては死滅させてしまう可能性があるからです。
また、ブラブラさせておくと泳ぐときに邪魔になりますし、岩の間に挟まってしまうと水中拘束の原因になることもあります。
オクトパスやゲージはクリップやホルダー類を使って、水底を引きずらないようセッティングするように心がけましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。