※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
サーファーなら誰しも、自分の思い描くサーフィンをするためにもっと上達したいと常に考え試行錯誤を繰り返します。ここではある程度サーフィンキャリアのある中級のショートボーダーの方のために、上達のきっかけとなるような内容をご紹介します。
 

サーフィン中級者は基礎の見直しが重要

サーフィン 技 中級

中級者以上からのステップアップにはとにかく基本的な事の細部を見直すことが重要です。

ライディングの見直し

テイクオフのポジションや、走っている波のポジション、ターンのフォームなどちょっとした箇所を修正する事がより良いライディングにつながります。

神は細部に宿るの言葉通り、細かい部分をチェックしましょう。

ライディング動画でチェック

チェックする為には自分の動画を撮ってみましょう。

友人などにお願いできない場合は、GPSで自動追跡するカメラSOLOSHOTもおすすめです。

これを使えば陸にカメラを設置できるポイントであれば自分のライディング動画を簡単に撮影することが可能です。

SOLOSHOT

コーチングを利用する

もし通っているサーフショップなどでコーチングなどをおこなっているようであれば受講してみましょう。

コーチングのライセンスを持っている方からのアドバイスにより、自分では気づかなかった事や改善方法を学ぶことができます。

コーチングライセンスとはNSA(日本サーフィン連盟)が開催しているISA(国際サーフィン連盟)基準のコーチングプログラムで取得したライセンスの事です

ライディングのチェックポイント

競技サーフィンの採点の判断基準のひとつに「スピード、パワー、フロー」の3項目があります。

この3つの要素に注目することでサーフィン上達のきっかけになるはずです。自分のライディング動画をチェックする時の基準にしてください。

スピード

ライディングにスピードがついているかどうかは、一番わかりやすいチェック項目です。

上手なサーファーは、スピードも早い!スピードをつける為には、いかに波のパワーゾーンをうまく使えるかが重要です。

逆にいうとスピードが思ったほどついていない場合は、波のパワーゾーンから外れて走っている可能性があります。

パワー

パワーとは、見栄えのいいターンができているかの判断基準です。パワーのあるターンには前記したスピードも重要です。

ターンのトラックがより深くスプレーの量が多くでているようなターンを目指しましょう。

フロー

フローのあるライディングとは始めから終わりまでが、止まることなく綺麗につながっている事です。

ライディング中に止まっているようなタイミングがあれば、そうならない為にその波ではどんなラインを走るのがベターなのかを考え、できる限りフローが途切れないライディングを心がけましょう。

 

中上級スキルでメイクしたい技

中級者以上のスキルが身についてくると、いままでできなかったような技もメイクできるようになります。ここでは中上級者がメイクしたい代表的な技をご紹介いたします。

メイクしたい技:パワフルなカービング

サーフィン 技 中級

スピードに乗ったボトムターンから波のフェイスにレールでえぐるようにおこなうカービング。

見ためは他のエアリアルやチューブと違い派手さは無いですが、波のいいポジションでのトラックの深いカービングターンは、試合でも高得点がつく難易度の高い技です。

メイクするにはしっかりとしたボトムターンとフォームが重要となります。

カービングターンメイク参考動画はこちら

メイクしたい技:チューブライディング

サーフィン 技 中級

波が掘れ上がり筒状の波の中を走るチューブライディング。

うねりが急に浅くなった棚に当たって掘れるような波のコンディションが必須条件となります。

チューブをメイクするには波のブレイクを判断してライディングのスピードを調整するスキルと経験値が重要です。ですのでメイクするには何度も巻かれながら挑戦することになります。

掘れ上がった波は水深が浅くなっていることも多く、ワイプアウトすると衝撃も強いです。エアリアル同様、無理のない範囲で挑戦してください。

チューブライディングメイクの参考動画はこちら

https://youtu.be/qHtk33NdSiE

メイクしたい技:エアリアル

サーフィン 技 中級

波のトップからボードが離れて空中に飛び出て着地するエアリアル。

見た目も派手で、空中での回転数や方向によってさまざまなバリエーションもある技です。メイクしたいサーファーは多いと思います。

どんな波でもできるわけでは無くエアが可能なスピードがついて飛び出せるセクションが条件となります。

注意していただきたいのが、着地の時に怪我のリスクがあるということです。プロサーファーでもリスキーな波でのエアで骨折する事例があります。

はじめはできるだけ無理のない範囲で挑戦しましょう。

エアリアルメイクの為の参考動画はこちら

ここでは中級者以上のスキルを身につける為のきっかけと、スキルを身に着けてからメイクしたい技をご紹介しました。海に入って無心で波に乗るのも楽しいですが、さらにスキルアップすれば、いままで感じなかったサーフィンの新しい魅力に気づく事もできます。その為に普段のサーフィンに上達する為のきっかけをプラスして、今以上にサーフィンをより楽しんでみましょう!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。