メスティンならスイーツ・おやつ作りも簡単!
メスティンは、アルミ製で熱伝導率の良さやシンプルな見た目が人気の調理器具です。
ご飯を炊くことはもちろん、麺類や煮物などの調理や、キャンプアイテムの収納、蓋つきなのでお弁当箱として使っている人もいるほど万能なのです。
見た目のシンプルさや使い勝手の良さもあり、いくつも持っている愛好家もいるほど。サイズは2種類あり、大きなサイズは3~4人分のご飯を炊くことができます。
さまざまな調理がかんたんにできることなどから、食事メニューだけではなくデザート作りにも使われています。
材料をメスティンの中へ入れて混ぜ、火にかけるだけで完成するため、アウトドアだけではなく自宅でおやつ料理を楽しむことができます。
調理前の準備
ご飯を炊いたときや、パウンドケーキなどを焼いたときに、容器の内側に具材がくっついてしまいなかなか取れにくかったり、洗うときに大変だったりすることがちょっと悩みの種でもあります。
あらかじめ、メスティンにクッキングシートを敷くと完成したものを取り出しやすく、そのあとの手入れも簡単に済むのでおすすめです。
Youtubeには「メスティン折り」と称して、メスティンにぴったりフィットするクッキングシートの折り方が公開されています。
少し手間がかかりますが、折るのも楽しそう!何よりそのあとの手間を考えたらトライしたくなるはずです。
折り方はとても簡単!市販のクッキングシートそのままのサイズで折り始めることができ、2~3分程度で完成します。時間のあるときに、まとめて折っておくのもいいですね。
わが家のおやつレシピを紹介
メスティンで実際に作ってみて、おいしく・簡単にできたスイーツメニューをご紹介します。
スイーツレシピ①カリっとトロトロプリン
オーブンや直火を使わず、鍋やフライパンにお湯を沸かし、メスティンを入れ湯煎でプリンを作る方法です。
【材料】2人分
- 卵 2個
- 牛乳 380cc
- 砂糖 60g
- グラニュー糖(キャラメリゼ用)
【作り方】
- ボウルに卵と砂糖を混ぜ、牛乳を少しずつ入れます。
- ザルなどでこしながらメスティン容器に入れます。
- お湯を熱したフライパンにフタをしたメスティンを入れ、弱火で10分湯煎します。
- 火を消し、フライパンに入れたまま15分ほど蒸します。
- 冷蔵庫で冷たくなるまで冷やしたら、グラニュー糖をふりかけ、バーナーであぶりキャラメリゼします。
- 完成!
【ポイント】
- カラメルソースを作ってかけなくてもキャラメリゼすれば、パリパリとトロトロ食感が味わえておいしいです。
- さっぱりした味わいなので、濃厚な味がいいという方は、卵2個を卵黄3個に変えてみてください。
スイーツレシピ②チョコレートフォンデュ
チョコレートと牛乳を入れて溶かすだけで、あとはお好みの食材を用意するだけ。簡単なのにちょっと特別感のある、卓上でもできちゃうデザートです。
【材料】
- 板チョコ 3枚
- 牛乳 100cc
- いちご、バナナ、カステラ、クッキー、クラッカーなど好みの食材
【作り方】
- メスティンに牛乳を入れて温めます。
- チョコレートを少しずつ入れて、スプーンで混ぜながら溶かし、すべて入れます。
- 好みの食材をピックなどにさし、チョコレートを付けて完成!
【ポイント】
- チョコレートは焦げやすいので、温めるときは固形燃料を使うのがベスト。
- 卓上コンロやシングルバーナーを使うときは、メスティンにお湯を入れ、その中にココット皿などを入れ、チョコレートを湯煎しながら楽しんでください。
おやつレシピ③アメリカンドッグ
市販のアメリカンドックを使って簡単おやつができます。油で揚げるアメリカンドッグも、レギュラーサイズのメスティンなら少量の油でもおいしく仕上がりますよ。
【材料】
- 市販のアメリカンドッグ(小さなサイズ)
- 食用油 適宜
- ケチャップ
- グラニュー糖
- マスタードなどお好みで
【作り方】
- メスティンに油を底から1cm~2cmほど入れ、バーナーの火を付けます。
- 少し油が温まったら、市販のアメリカンドッグを入れます。
- 5分ほど揚げたら取り出し、砂糖やケチャップなど好きな味付けをして完成!
【ポイント】
- 油が少なすぎるとメスティンの底にくっついてしまうので、1センチ以上2センチ未満ほどの油を入れましょう。
- 固形燃料だと火力が弱いので、シングルバーナーかガスコンロが良いでしょう。弱火にすることと、メスティンの持ち手をしっかり持ち、その場を離れないようにしましょう。
メスティンのお手入れ方法
メスティンは、アルミ製のため特別にテフロン加工などを施さない限りは、食材がこびりつきやすい素材です。
使用後すぐに洗う時間がないときは、水に浸してつけておくと後から洗ったときの汚れ落ちが格段にラクになります。
もし焦げ付いてしまったときは、酢を入れた水をメスティンに入れ沸騰させた後、割りばしでそぎ落としたり、スポンジでこすると簡単に取れます。火力が強すぎて食材が焦げることもあるので、覚えておくといいですね!
また、洗ったあとはよく水を切り、乾燥させてからしまいましょう。