ディアボレッツァ展望台とは?
ベルニナアルプスや氷河の壮大な景色を望むことができる展望台です。ディアボレッツァ展望台へは、ベルニナ・ディアボレッツァ駅を下車して、すぐのところにあるロープウェイに乗って行きます。
このロープウェイは、125人乗りという大型で乗車時間は10分。氷河の水が流れ込むラーゴ・ビアンコや放牧されている牛など、ロープウェイからの素敵な景色を眺めながら展望台へ向かいます。
山頂展望台
山頂にあるディアボレッツァ展望台は標高2,984mのところにあります。到着して、レストランやお店が併設された建物を出るとすぐ目の前に、氷河と万年雪で覆われたピッツ・パリュ、ピッツ・ベルニナ、ピッツロゼックなど、名峰が連なる美しい山々を間近に見ることができます。
雄大な自然と迫ってくるような山々の景色は圧巻で絶景スポット!展望台の周りを囲むように道ができているので、絶景パノラマをバックに素敵な写真が撮れますよ。
山頂のレストランでは宿泊も可能
展望台にある世界中の観光客が訪れるレストランは、山小屋のメニューとはひと味違って種類も多く、高クオリティ。山頂は標高が高く夏でも寒いので、暖かいお茶やお食事をとるのもおすすめですよ。
巨大な窓から景色を眺めることができる室内スペースのほかに、外にもテーブルが並んでいます。座って絶景を眺めながらゆっくりとお茶を飲めば、日頃のストレスもスーっと引いていく感じがするから不思議です。
また、この近辺のトレッキングを極めたいという人は、簡易ドミトリーの宿泊施設もあるので泊まることもできます。
おすすめの山頂2コースをご紹介
ディアボレッツァ展望台から、山頂に登るトレッキングコースはいろいろとあるのですが、そのなかでも時間が短めで初中級の人にぴったりな2つのおすすめコースをご紹介します。
ムント・べルス山頂コース
標高3,206mのムント・ベルスは、ディアボレッツァ展望台の東側に位置していて、山頂からは360度のパノラマが楽しめます。
ピッツ・ベルニナやピッツ・ローゼックなどを左手に見ながら歩きますが、途中にガレ場やヒヤヒヤする尾根歩きをする部分もあるので中級者向けです。
ここの山頂から見るピッツ・パリュが最高に美しいので、それを目当てに訪れる人も多いのです。
ちなみにスイスの公用語は、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4つで、サンモリッツ周辺のエンガディン地方はドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語がよく使われています。
ピッツ(Piz)というのは、ロマンシュ語で「峰」という意味で、この辺りではよく使われる言葉なので覚えておきましょう。
サス・クウェデールコース
サス・クウェデールコースは、ディアボレッツァ展望台の西側に位置していて、先にご紹介したムント・ベルスの反対側です。
標高は3,065mで、多少尾根を歩いたり急斜面になっているところもありますが、往復でゆっくりと歩いても1時間〜1時間半くらいなので、人気のコースです。
また、ここはヨーロッパで1番標高の高いバーベキューサイトとしても知られています。余裕があるなら、道具と食材を持参してバーベキューというのも素敵ですね。
おすすめ下りコース「レ・ダ・ラ・コリナ」
歩きやすいレ・ダ・ラ・コリナ
ディアボレッツァ展望台付近でできるトレッキングコースで一番おすすめしたいのが、展望台からベルニナ・ディアボレッツァ駅まで下るコースです。3時間〜3時間半のコースで、標高差1,077mを下りていきます。
少しガレ場などもありますが、全体的に歩きやすく下りなので、いつも歩き慣れていない人でもじゅうぶんに歩くことができます。
野生のカモシカに出会える
コース途中には、エメラルドグリーンのディアボレッツア湖の横をとおり、ラーゴ・ビアンコも見えるこのあたりの風景は本当に美しいです。
野生のカモシカの生息地域になっているので、筆者が行った時は残念ながら会えませんでしたが、ラッキーな人は会えることもあるそうです。
ガイド付きトレッキングツアー
筆者が実際に行ったのは9月中旬ですが、このあたりはスキーやスノボーのメッカでもあり、冬は雪がかなり積もります。
そのため、冬のトレッキングにはしっかりとした装備も必要になりますので、冬の時期は専門のガイド付きのツアーが安心です。
冬でなくても、氷河の上を歩くツアーなど、ガイド付きのトレッキングもありますので、あまり経験がない場合はツアーに参加するのがおすすめです。