サイパンは透明度抜群で、クオリティの高いダイビングを楽しめる常夏アイランド。直行便を利用すれば、日本からわずか3時間半で行ける安近短なダイビングエリアです。そんなサイパンのダイビングの魅力をご紹介します。
 

「安・近・短」なサイパンで快適ダイビング

サイパン ダイビング

 

多くのダイバーが待ち焦がれていた、日本からサイパンへの直行便が、ついにスカイマークから就航しました。

一時期、直行便がなくなっていたものの、2019年11月から東京(成田)-サイパン線のデイリー直行便がスタートし、日本からわずか3時間半でアクセス可能です。

また、スカイマークなら驚くほどお得な運賃でサイパンへ行くことができるので、週末を利用したサイパンのダイビングツアーもおすすめです。

 

 

サイパンでダイビング:スカイマーク直行便のおすすめポイント

サイパン ダイビング

 

スカイマーク発の国際線となるサイパン線は、食事&ドリンクが無料のうえ、各座席下にコンセントが装備されているので、とても便利です。

さらに、ダイバーにうれしいサービスも盛りだくさんです。

 

預け手荷物が23kg×2個まで無料

海外ダイビングで気になるのが預け手荷物の重量制限ですが、スカイマークは手荷物23kg×2個まで無料になっています。

これならマイ器材で、ダイビングを楽しみたいダイバーにも安心です。

 

フォワードシートの利用で足元がゆったり

スカイマークが採用している座席のシートピッチは、31インチ(約79cm) とLCCより広めですが、5,000円の追加料金で、さらに足元の広い「フォワードシート」の利用が可能です。

しかも、受託手荷物追加料金無料なので、カメラ機材など荷物の多いダイバーには非常にありがたいサービスです。

 

 

サイパンのダイビングスタイル

サイパン ダイビング

 

サイパンのダイビングスポットは、ボートだけでなく「グロット」や「オブジャンビーチ」といったビーチスポットも充実しており、シーズンによってベストなポイントを案内してもらえます。

宿泊先のホテルから送迎車でショップに行き、申込書に記入をしたら午前2ダイブ、いったんランチ休憩に帰港し、午後1ダイブのパターンが多くなります。

サイパンは、日本人常駐のダイビングサービスが多く、ブリーフィングでも言葉の心配は一切不要です。

また、サイパンは平均水温が年間を通して28~30度と高く、ウエットスーツは通年3mmワンピースで大丈夫です。

 

サイパンのトラベル情報

サイパン ダイビング

 

サイパンは世界でも随一の透明度を誇るマリアナ諸島のひとつです。

マリアナブルーと呼ばれる美しい海を背景にした真っ白なビーチやビューポイントなど、インスタ映えするスポットだらけです。

ダイビングだけじゃなく、サイパンの魅力を思う存分楽しみましょう。

 

サイパンのアフターダイブ

サイパン ダイビング

 

サイパンの主なホテルは、西側のガラパン地区と南西部のススペに集中しています。

リゾートライフを満喫したいのなら、ガラパンのマイクロビーチやススペのキリリ・ビーチパークに面した大型ホテルがおすすめです。

また、ショッピングの中心地はガラパンになり、免税店や人気のお土産屋さんなどが集中しており、夜21時~23時まで開いているので、ディナー後のショッピングも楽しめます。

ディナーには、アメリカンテイスト溢れるステーキハウスや、チャモロ料理が食べられるローカル店が人気です。

 

 

サイパンの人気ダイビングポイント

サイパンのダイビングポイントは、テニアン島まで含めると30か所以上のスポットがあります。

サイパンを代表するダイビングスポットを見てみましょう。

 

グロット

サイパン ダイビング

 

サイパンを代表するホールスポットが「グロット」です。

116段の階段を降りると外洋と通じるエントリー口があり、ここから潜って外洋へ続く穴を抜けていきます。

グロットの真骨頂は、暗いホールから外洋へと抜け、ギンガメアジの群れやウミガメ、ナポレオンといった大物に出迎えられるドキドキ感が味わえます。

光線の強い5~9月頃がベストシーズンになり、冬季は風の影響で潜れないこともあるので注意しましょう。

 

ラウラウビーチ

サイパン ダイビング

 

サイパンの東側にある人気ビーチスポットが「ラウラウビーチ」です。

初心者から上級者まで楽しめるスポットで、見どころはラウラウ名物となるアジ玉です。

囲まれると周りが暗くなるほどの大きなアジの塊で、刻々と形を変えながら動く様は大迫力です。

 

オブジャンビーチ

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オブジャンビーチは、海底に広がる白い砂とマリアナブルーのコントラストが印象的なビーチスポットです。

海底に映る自分たちの影を眺めながら、まるで空を飛んでいるような気分に浸れます。

砂地で見られるガーデンイールも、白いアキアナゴと黒い斑点があるチンアナゴノの2種が見られます。

 

パイプ

サイパン ダイビング

 

パイプは、マダラトビエイの大群が見られる人気スポットです。

とくに冬場の遭遇率が高く、白砂の向こうからマダラトビエイが編隊を組んで現れ、根の上を大きく旋回する姿は圧巻です。

マダラトビエイの群れは「イーグルレイシティ」や「アイスクリーム」といったスポットにも現れるので、状況に合わせてポイントを変更することが多くなります。

 

ディンプル

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ディンプルは、水深15m付近にサンゴ礁が広がり、前が見えなくなるほどのカスミチョウチョウウオの大群を見ることができるスポットです。

透明度が高く、初心者から潜ることができるメジャーなポイントです。

 

松安丸

サイパン ダイビング

 

松安丸は、全長120mほどの大きな貨物船が沈んでいるレックスポットです。

観光潜水艦のルートになっているため、時間帯によって潜水艦と記念写真を撮ることもできます。

日本からわずか3時間半で行けるサイパンは、初心者ダイバーでも潜れるポイントが多く、海外ダイビングが初めてという方にもおすすめです。また、ダイビングはもちろんアフターダイブが充実しているので、わずか数日の滞在でも何枚もの満足感を得られることができるでしょう。

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。