ダイビング器材のパッキングは重量に注意!
海外ダイビングでマイ器材を持参となると、やはり気になるのが機内に預けられる受託手荷物の重量制限です。
あれもこれもと詰め込んでいたら、重量オーバーになって超過料金を請求されたというケースも少なくありません。
受託手荷物の重量およびサイズの制限は、各航空会社によって決まっているので、出発前に必ずチェックしておきましょう。
受託手荷物は上限23kgが目安
主要航空会社の重量制限は大体23kgまでで、これを目安に器材をパッキングしておけば、まず大丈夫です。
さらに、 例えばモルディブに飛んでいるスリランカ航空は30kgまで無料で預けることができたり、ニューカレドニアに飛んでいるエアカランやガルーダ・インドネシア航空は、スポーツ用品に限りプラス23kgまで無料になっています。
これからダイビング器材を揃える人は、今後のためにも、軽量コンパクトな器材を揃えておくのも選択のひとつとなるでしょう。
ダイビング器材パッキング方法のコツ
スーツケースやキャリーケースをつかって、ダイビング器材をパッキングしている人も多いと思いますが、ハードタイプのものはケース自体の重量にも注意が必要です。
おすすめは軽量でダイビング器材をしっかりと守ってくれる、ダイビング専用のキャリーバッグやキャスターバッグです。
ダイビング器材を収納する部分と、衣類などを収納する部分が分かれているので、パッキングもしやすく、衣類と器材をまとめて持ち運ぶことができます。
ダイビング器材をパッキングするときは、次の手順で行えばすっきりと収納することができます。
- 1.フィンにマスクを収納…フィンのフットポケットにマスクを入れると割れる心配がありません。グローブなどもここに詰めるのがおすすめです。
- 2.フィンをバックに入れる…衝撃緩和も兼ねてフィンを重器材の下敷きになるように納めましょう。ブーツは隙間に入れます。
- 3.重器材を入れる…レギュレーターをBCでくるむようにして入れます。重いほうが下に来るように入れると運ぶ時に楽になります。
- 4.ウエットスーツで衝撃緩和…ウエットスーツやメッシュバッグを重器材の上に置くと衝撃緩和になります。
また、Tシャツや水着などある程度シワになってもいい衣類は小分けして、ダイビング器材のすき間に入れるとクッション材の代わりになります。
機内持ち込み荷物は液体物に注意
国内線は、機内手荷物にペットボトルを申し込むことができますが、国際線ではできません。保安検査場を通るときは捨てることになるので、搭乗前に水やジュースは買わないように注意しましょう。
また、他の液体物の制限があり、化粧水や乳液、スプレー缶なども持ち込みができません。
ただし、ひとつ100mm以下の容器に入れ20cm×20cm程度のジップロックなどのジッパー付きビニール袋で持ち込むことは可能です。
モバイルバッテリーは機内に持ち込みましょう
モバイルバッテリーなどの予備のリチウム電池は衝撃で発火する恐れがあるため、キャリーバッグなどの中に入れて預けることができません。
ただし、機内手荷物として持ち込むことは可能です。
スマホやパソコンにもリチウム電池がつかわれていますが、こちらは貴重品なので機内に持ち込みする人が多いと思いますが、機器に組み込まれているリチウム電池は預け荷物にすることが可能です。
ただし、安全のために電源を完全に切り衝撃から守れるようにパッキングしておきましょう。
ダイビング器材の持ち運びにおすすめのスーツケース
ダイビング機材の持ち運びにおすすめのスーツケースをご紹介します。
パッキングしやすい軽量のダイビング専用キャリーバック
ダイビング器材と衣類をまとめて収納でき、なおかつ軽量で持ち運びのしやすいダイビング専用のキャリーバックは、国内外のダイブトリップに最適です。
航空会社の重量制限が気になる方におすすめです。
大事な器材をしっかりと保護するハードケース
大事なダイビング器材をしっかりと保護したい方には、ハードタイプのスーツケースがおすすめです。
ハードケースを選ぶときは、サイズと重量をしっかりと確認して無料預入が可能かどうか確認するようにしましょう。
機内持ち込みが可能なディパック
水中カメラやパソコンなど貴重品の持ち運びは、機内持ち込みが可能なサイズのディパックがおすすめです。
3辺の合計が115cm以内になるものを選びましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。