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ロードバイクは改造も醍醐味のひとつで、さまざまな改造パーツが各社から販売されています。では初心者が改造するときに、まずどこから着手するべきなのでしょうか。今回はロードバイクの持つ性能を、100%引き出すための改造手順をご紹介します。

まずはロードバイクを体に合わせる改造から

ハンドル 改造

 

よく、ロードバイクの改造で最初にやるべきなのはホイールからと言われますが、それよりも重要なことがあります。

ロードバイクを買って最初にやるべきなのが、「乗る人に合わせるための改造」です。

ホイールは確かに性能アップにはとても有効ですが、いくらホイールを交換してロードバイクのスペックを強化しても、体に合わなければ性能を引き出すことができないからです。

ロードバイクを体に合わせることで怪我防止にも繋がるので、まずは体に合わせる改造からはじめましょう。

 

ステム

ステムはハンドルをフォークに固定するためのパーツです。

地味なパーツですがじつはとても重要なパーツで、乗るときの姿勢を変える役割もあります。

ステムの角度と長さを変えるだけでがらりと乗り心地が変わりますし、価格も安いパーツなので、乗り心地に違和感がある場合はまず改造するべきパーツだといえますね。

ロードバイク初心者にありがちな前傾姿勢から来る恐怖感も、ステムを変更することでかなり抑えられます。

まだポジションが定まっていない初心者の方には、角度を任意で変更できるアジャスタブルステムもおすすめです。

 

kalloy(カロイ) アジャスタブル(可変)アルミステム  AS-820
kalloy(カロイ) アジャスタブル(可変)アルミステム  AS-820

 

ハンドル

ロードバイクの特徴のひとつでもあるドロップハンドルも、乗り心地を大きく変えるパーツです。

じつはドロップハンドルにも、シャロー型やアナトミック型などいくつかの種類に分かれます。

手の大きさによってはブレーキまで手が届かない場合もあるので、ハンドルの種類を変えてみるのも一つの方法です。

また幅も重要で、基本的には肩幅に合わせることでバランスがとりやすくなり、力を伝えやすくなります。

ハンドルを交換するにはバーテープも交換する必要があるので、せっかくならバーテープ選びにもこだわりましょう。

 

NITTO ドロップハンドル B105AA B105-370 φ25.4 370
NITTO ドロップハンドル B105AA B105-370 φ25.4 370

 

快適性を上げよう

サドル 改造

 

ロードバイクの一般的な楽しみ方が、長距離自転車に乗るロングライドです。

ときには100km以上走ることもあり、その分乗っている時間も長くなります。

ロングライドで重要なのはロードバイクを体に合わせる改造ですが、次点で快適性を上げることも重要です。

ロードバイクは元々競技用自転車なので快適性は二の次ですが、楽しむために走る趣味乗りにおいては、快適性を上げる改造もとても重要になります。

 

サドル

サドル選びは、ロードバイク乗りの永遠の悩みです。

高い位置に付いていて、かつ重さのあるパーツなので走行中のバランスへの影響が大きい上に、体を支えるパーツなので乗りごこちへの影響も大きいからです。

軽いサドルは薄くなりクッション性がないので、クッション性と軽さのバランスを取る必要があります。

坂道を多く走る方など、サドルの軽さを重視するならウエア(レーパン)でクッション性を得る方法もあります。
TIOGA(タイオガ) サドル スパイダー ツインテール 2

TIOGA(タイオガ) サドル スパイダー ツインテール 2 チタン レール
TIOGA(タイオガ) サドル スパイダー ツインテール 2 チタン レール

 

バーテープ

バーテープは、性能をあまりこだわりにくいパーツですが、唯一素肌が触れるパーツなのでロングライドでは乗り心地に影響します。

グリップ力などはグローブで補正できるため、なにより大切なのが肌触りで、なるべく肌へのダメージが少ないものを選ぶ必要があります。

筆者も安いバーテープを使って、グローブから出ている指がバーテープに擦れて、皮膚が擦り切れてしまったことがあるので注意が必要です。

ロードバイクのデザインやスタイルにも影響するので、性能はもちろんデザイン性もお気に入りのものを見つけてくださいね。

 

Lizard Skins(リザードスキンズ) DSP2.5 バーテープ
Lizard Skins(リザードスキンズ) DSP2.5 バーテープ

 

ロードバイクの底力を上げよう

ホイール 改造

 

最後にするべきカスタマイズが、ロードバイクの性能そのものを上げるための改造です。

もちろん最初から性能が高いロードバイクもありますが、ロードバイクの性能は構成するパーツによっても大きく変わるので、購入後にスキルアップさせることも可能です。

乗りなれてくるとロードバイクの性能に不満が出てくるので、そのタイミングで改造するといいでしょう。

 

ホイール

ロードバイクの性能を上げるなら、ホイールの軽量化が一番シンプルで効果が高い改造です。

とくにヒルクライムではホイールの重さは死活問題になるので、軽いに越したことはありません。

最近はホイールも低価格化し、前後セットが3~4万円で1650g程度のホイールが購入できるようになりました。

ギアの交換やブレーキの調整などが必要になるので、初めてのホイール換装はなるべくショップに相談するようにしましょう。

 

FULCRUM (フルクラム) RACING 5 (レーシング5)2019 ホイールセット
FULCRUM (フルクラム) RACING 5 (レーシング5)2019 ホイールセット

 

ビンディングペダル

ペダルをビンディングタイプに交換するのも、ロードバイクの性能を引き出すために有効な改造です。

ビンディングはペダルとシューズを金具で固定できるので、より無駄なくペダルに力を伝えられるようになります。

もちろん最初からビンディングを導入してもいいのですが、ポジションが定まっていないうちに足の位置だけ固定されると怪我の原因にもなるので、最低でもポジションを固めてから導入しましょう。

ビンディングにもさまざまな種類がありますが、最初はSHIMANOが展開する「SPD」がおすすめです。

 

シマノ(SHIMANO) SPDペダル PD-M520
シマノ(SHIMANO) SPDペダル PD-M520

 

 

NEWS

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ロードバイクの改造には、体に合わせる、快適性を上げる、性能を上げる目的の3段階に分かれます。ロードバイクの性能をしっかり引き出すためには段階的に行うのが理想的で、改造を間違えると怪我に繋がることもあります。まずはロードバイクの性能を引き出すことを重視して、快適なサイクリングを目指しましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。