登山上級者がモンベル(mont-bell)の登山靴をすすめる理由
モンベルは、著名な登山家でもあった辰野勇氏が創業したアウトドア用品メーカーです。
経営者が登山家であるということから、機能性に優れた信頼性の高い登山アイテムを開発しています。
そのため、多くの登山家たちから高い評価を受けているメーカーでもあります。
モンベルの製品には、登山靴だけでなく、登山用テントやシュラフ(寝袋)、レインウェアなど、幅広い分野のアウトドア商品がそろっています。
とくに、モンベルのゴアテックス製の登山靴は軽量で、蒸れにくく雨にも濡れにくい、乾きやすいという特性があり、著名な登山家や登山上級者に長く愛用されています。
モンベル(mont-bell)の登山靴の3つの特徴
モンベルの登山靴は、比較的リーズナブルでありながら、独自開発したゴアテックス素材による防水性に優れたモデルがそろっています。
また、滑りにくいトレイルグリッパーというソールもモンベル登山靴の特徴です。
登山に最適なゴアテックス素材
ゴアテックス素材には、防水透湿という機能があります。
文字通り、水は通さずに湿気だけ通す機能で、この2つの機能を両立させることは容易ではありません。
ゴアテックス素材は、外からの雨などは内側へ通さずに、内側からの汗など蒸れは外に蒸散させる機能を持っています。
そのため、雨天のときでも登山靴が濡れることなく、汗をかいて靴のなかが蒸れても、湿気を外に蒸散させて快適にトレッキングや登山を楽しむことができるのです。
モンベルが独自に開発した滑りにくいソール「トレイルグリッパー」
登山やトレッキングでは、岩場などでの滑落に注意する必要があります。
モンベルは、独自に開発した「トレイルグリッパー」というソールをシューズ全般に搭載しています。
使用目的やタイプによって凹凸のパターンはそれぞれに異なりますが、濡れた岩場や泥のコースでも滑りにくいという特性を備えています。
モンベルの登山靴は、登山目的だけでなく、トレイルランニングやスピードハイキングの分野でもニーズが高まっています。
日本人登山家が創業したメーカーだから日本人の足に合いやすい
登山靴は、足にフィットして馴染むことがとても重要です。
その点で、モンベルの登山靴は、日本人の足型で製造している関係上、日本人の足に馴染みやすいという特徴があります。
実際に多くの日本人登山家の間で、モンベルの登山靴は足によく馴染むと評判です。
タイプ別のモンベル(mont-bell)登山靴をご紹介
それでは、タイプ別のおすすめモンベル登山靴をご紹介します。
登山やトレッキング、トレイルランニングなど、使用目的に応じた登山靴を選ぶようにしましょう。
ハイカットタイプ
ハイカットタイプは、足首の部分までしっかりホールドしてくれるタイプの登山靴です。
高所登山や岩稜帯の縦走を想定して設計されており、硬いソールと高いアッパーを備えています。足首を守ってくれるので捻挫のリスクも抑えられます。
ただし、登山用の場合は重量があり、保温材が入っているため、夏季のトレッキングなどには不向きなので注意が必要です。
ミドルカットタイプ
ミドルカットタイプは、軽快性と機能性を両立させたトレッキングシューズです。
トレッキングやトレイルランニングなどで実力を発揮します。
登山靴としての機能も十分備えていますが、無雪期や低山登山用におすすめです。
また、オールラウンドで使用できるため、普段使いにもたいへん便利です。
足首の保護という点ではハイカットにやや劣るため、歩き方には注意しましょう。
ローカットタイプ
ローカットタイプは、ハイキングや整備されたトレイルランニングコース向けのトレッキングシューズです。
足首部分のホールド機能を備えていないのと、足首部分から小石などが入りやすいため、登山や、整備されていないトレイルランニングコースにはやや不向きです。
そのため登山に慣れている上級者に親しまれています。
登山靴でありながら、街歩などのオールラウンドで使用できるのもポイントです。
靴選びはどんな山に登りたいかを考えながら
このように、一口にモンベルの登山靴といってもさまざまなタイプがあります。
まずは自分の実力と、どのような山に登りたいかをイメージしてみましょう。
靴が合わないと登っている途中で怪我をする場合もあります。
お店の人に相談しながら、ご自分に合った一足を慎重に選ぶようにしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。