正しく乗るには腕と腰の位置が重要
ロードバイクというと、低姿勢で乗るというイメージがあると思いますが、しかし、ただ低ければよいというわけではありません。
体に負担をかけずに、ロードバイク本来の高いパフォーマンス力を引き出す鍵は、「正しい姿勢」で乗るということ。
正しい姿勢で乗れば、体には最小限の負担しかかかりませんので、腰や背中などダメージを受けることがないですし、ロードバイクの能力を最大限引き出すことができます。
そのロードバイクにおける「正しい姿勢」の大切なポイントをいくつか紹介します。
腕は張りすぎない
ロードバイクは、体と肩から腕の角度が80〜90度ぐらいになるように肩を落とし、腕はすこしだけ曲げて楽なポジションで乗ります。
肩をはったり、腕をピーンと伸ばしてしまうと、道路の衝撃を受けやすく、肩や腕にも負担がかかります。
肩を少し落として、腕を少し曲げて乗ると、衝撃を吸収しやすくなりますし、肩や腕に力が入り過ぎていないので、上半身の負担が少なくなります。
背中はすこし丸めた感じが◎
背中もピーンと伸び切った状態になっていると、疲れやすく、腰などに負担がかかって痛める原因になります。
ロードバイクに乗るときは、大げさに丸める必要はありませんが、すこしだけ丸めて楽な姿勢で乗るのがよいといわれています。
サドルは高すぎても低すぎてもダメ
一般的にロードバイクは、ハンドルよりもサドルが高めになっていることが多いです。
しかし、だからといって、サドルだけを高くしてしまうと、とても乗りづらいですし、体に負担をかけてしまい腰痛などの原因になってしまいます。
そうならないためには、自分の股下の長さをもとに、正しいサドルの高さをチェックして、それに合わせることです。
サドルの高さが決まれば、必然的にハンドルの高さもいっしょに合わせることができます。
次に自分にあったサドルの高さの出しかたを詳しく説明します。
サドルの高さをチェック
サドルの高さが、自分にあっているかどうかは、実際にロードバイクに乗って簡単にセルフチェックすることができます。
その方法を書きますので、ぜひやってみてください。
- ロードバイクに乗る
- ビンディングは外したまま、シャフトの上に足を乗せて、足が1番下に来た時にひざが伸びているかを確認
このときに、足がシャフトから浮いてしまっているなら、サドルが高すぎ、ひざが軽く曲がった状態なら、サドルが低すぎということです。
初心者の人は、ロードバイクに乗って足を地面につけたとき、足がしっかりとつくぐらいにサドルを調整することが多いです。
しかし、それではサドルが低すぎであることが多いので、まずは上記の方法で、サドルの高さを合わせてみましょう。
またロードバイクを乗りはじめたときによくあるのが、おしりが痛くなるというトラブルです。
これは、ハンドルを極端に高くしていたりする場合に起こります。
サドルを正しい位置にすることで、体重はおしりだけでなく腕のほうにも分散されますから、おしりが痛いということも改善されます。
ハンドルの高さの調整も必要
先にも述べましたがハンドルの高さは、ロードバイクに座って、手をハンドル上部においたとき、体と腕で作られる角度がだいたい80〜90度ぐらいになるように調整するのがよいといわれます。
ただ初心者と、ある程度経験のあるローディでは、前傾を維持できる体幹の強さがあるかどうか、正しい姿勢で乗れているかなど条件も異なっているので、ハンドルの高さは一概にこれと決められません。
初心者の場合は、前傾が維持できる角度でハンドルを調整したほうがよいので少し高め、経験者は前傾姿勢を保てる体幹があるので、少し低めということが多いです。
特に慣れないあいだは、少し高めにセッティングをして、慣れてきたら少しずつ下げていくようにするとよいでしょう。
このときに注意したいのが、ハンドル高を調整するコラムです。
ハンドルの高さは、フォームによっても使いやすい高さが変わってくるので、安易に切ってしまうと、あとで困るということにもなりますので、少しの間は切らないで様子を見たほうが無難です。
ロードバイクに慣れないうちは、前傾姿勢がきついです。
何度か乗っているうちに、あまり感じなくなりますが、正しい姿勢ができているか自分では確認できないので、一緒に走る人にチェックしてもらったりするとよいですよ。
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ライター
Greenfield編集部
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