ロードバイクとケガは切り離せない
ロードバイクはスピードが出やすいようにタイヤが細く安定性が悪いので、気をつけてはいても、ちょっとしたみぞにはまってしまったり、カーブの多い下り坂などは転倒しやすいです。
つまりロードバイクに乗っている限り、ケガの大小はあるにしても避けられないことといえます。
ケガをしてしまった時に、最低限簡単な手当ができるかどうか、とりあえず応急処置用品が手に入るコンビニまで行くまで乗り切れるファーストエイドアイテムは、ローディなら用意しておきたいものです。
一番多いのが擦り傷と切り傷
ロードバイクで落車した場合、一番多いケガが擦り傷と切り傷です。
ちょっと血がでているような擦り傷ならば普通のバンソウコウを貼っておくだけで大丈夫です。
もう少し深いキズの場合は、キズパワーパッドなどが良いです。
キズパワーパッドは、湿潤療法という治療方法で、傷口を乾燥させずに湿潤状態に保つことで速やかに、そして傷にならずに治す方法です。
バンソウコウやキズパワーパッドを貼る場合は、まず水道などがあれば、先に傷口を流水で洗って雑菌などがはいらないようにしてから貼りましょう。
血がかなり出てなかなか止まらない場合は、止血パッドなどを用意しておくと良いのです。
しかし、あまりにも血が止まらないほどの切り傷の場合、すぐに病院に行った方が安心です。
打ち身や打撲には瞬間冷却剤やコールドスプレー
ロードバイクでの落車では、擦り傷とともに多いのが打撲や打ち身です。
例えば下りの急カーブを曲がる時、スピードを落としきれないと、曲がりきれずにコースアウトしてガードレールや壁に激突してしまいます。
また初心者によくある「立ちゴケ」というのは、ビンディングペダルがうまく外れないくて、横にパタッと倒れてしまうことです。
例えばきつい上り坂を登っている最中に失速して、足をつきたいのにうまくビンディングがはずれなかったり、コケそうな時に外れない、そんな時に起こるコケ方です。
こんな時にまずぶつかるのが腕、ひじ、膝、すねなどです。
打ち身や打撲の時は、とにかく冷やすことが大切です。
冷やすことで内出血や血腫を抑えたり、痛みの軽減、代謝が低下することで細胞が壊死するのを防ぐ効果が見込めます。
アイシングは早ければ速いほど効果がありますから、叩くと冷たくなる冷却剤やスポーツ用のコールドスプレーなどは、1つは持っておきたいものです。
コールドスプレーは、冷却剤に比べると冷やす効果は少ないですが、コンビニなどまでの応急処置にはなります。
コンビニで冷却剤がない場合は、ロックアイスやチアパックに入ったクーリッシュなどの飲むアイスを代用することもできます。
ここで注意したいのが、湿布はアイシングにはならないということです。
冷やすことを考えると、湿布を思い出しますよね。
しかし、湿布は消炎と鎮痛の効果はありますが、患部をしっかりと冷やすアイシングと言う意味では力不足です。
ロードバイクでの落車や転落での打撲や打ち身はひどいことが多いので、とりえずしっかりとアイシングすることが大切です。
ひどい場合はすぐに救急車を呼ぶこと
ロードバイクのケガは、ヘタすると治るまでに数ヶ月を要するような大きなダメージであることも少なくありません。
ケガをしてしまって、動けない、血が止まらない、立てるけどフラフラするなどという時は、迷わず救急車を呼びましょう。
ケガをした直後はアドレナリンが放出されているので、あまり痛みを感じないことも多いです。
落車した際は、すぐに乗り直して出発するのではなく、後ろから追突されないような場所に移動してから、少し休憩を入れて様子をみることも大切です。
またケガをして打撲や打ち身だけだと思っていても、腫れや痛みが長引いている時は、万が一を考えて病院で確認してもらうことも必要です。
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