ダイビングスクールとは?
ダイビングスクールは、その名のとおりダイビングライセンス(Cカード)取得のための講習を行っているショップです。
「ダイビングスクールは海の近くにあるのでは?」と思っている人がいると思いますが、じつは街中にもたくさんあります。
ダイビングスクールはお店によって特徴があります。
たくさんのインストラクターが在籍する大型ショップや、小ぢんまりとしてじっくり講習が受けられるアットホームなショップなど、同じダイビングスクールでも雰囲気はさまざまです。
講習プランや費用もショップによって違うため、自分のライフスタイルに合ったスクールを選ぶことがポイントです。
ダイビングスクールの講習プラン
最初に受けるのは「オープンウォーター」というランクの初心者講習で、トータル3~4日の日程が必要になります。
まずは、どのような講習プランがあるのか見てみましょう。
週末プラン
週休2日でカレンダーどおりの休日が取れる人におすすめの最も一般的なプランです。
土日を2回利用して、学科+プールの週末と海洋実習の週末の順で行います。
・所要日数の目安:土日2回(合計4日間)
平日+週末プラン
都合の良い平日に学科講習とプール講習を受講して、週末を利用して1泊2日もしくは日帰り2回で海洋実習を受講します。
うまく日程を組めば、1~2週間のうちにダイビングラインセンスが取得できます。
・所要日数の目安:平日2~3日、土日1回(合計4~5日間)
南の島プラン
学科講習やプール講習は最寄りのショップで受講して、海洋実習を沖縄やグアムなどの南の島で受講するプランです。
最短2泊3日の旅行を兼ねてダイビングライセンスを取得でき、旅行日程に余裕のある人は、すべての講習を現地で受けることも可能です。
オーダーメイドプラン
ひとりひとりのリクエストに応じて、講習プランを組んでくれるスクールもあります。
料金は割高になりますが、体力や泳力に自信がない人はインストラクターがマンツーマンで指導してくれるパーソナル講習がおすすめです。
ダイビングスクールの費用
ダイビングスクールの費用は、ショップによってさまざまで講習プランによっても大きな差があります。
おおよその目安としては、4~7万円くらいを考えておくのが良いでしょう。
また、料金に含まれるものの違いがあるため、申し込み前に詳しい料金体系を必ず確認しておきましょう。
口コミで評判のダイビングスクールの選び方
口コミで評判のダイビングスクールを見つけるには、どのようなポイントをチェックすればいいのでしょうか?
良い口コミと悪い口コミを比較しながら、ダイビングスクール選びのポイントを考えてみましょう。
ダイビングスクールの良い口コミ
ダイビングスクールの良い口コミを見てみましょう。
ライセンス取得まで終始楽しく過ごせたのは担当インストラクターさんをはじめ、ショップの皆さんの指導の良さと、ほんとに楽しくて面白い雰囲気のおかげです。さらにダイビングを通じて、今まで接点のなかった人々とも交流を持つことが出来ました。皆さん感謝です。通い始めた当初はOWD取得だけしか考えていませんでしたが、今ではAOW以上を目指したいと思っています。これからしばらくはダイビングにどっぷりはまりそうです。
引用:PADI
海での不安は、豊富な経験から語られるインストラクターさんの言葉が安心にかえてくれました。講習は基本個別のため、自分のペースで納得して学ぶことができました。
引用:NAUI
良い口コミでは、インストラクターやスタッフへの高い評価が目立ちます。
初心者はどうしてもスク―ル費用に目が行ってしまいがちですが、信頼のできるインストラクターやスタッフと出会えるかどうかが、スクール選びの重要なポイントになってきます。
信頼のできるインストラクターに巡り合い、一緒に潜る仲間ができれば末永くダイビングを楽しんでいけるでしょう。
ダイビングスクールの悪い口コミ
次にダイビングスクールの悪い口コミを見てみましょう。
今、ダイビングのライセンス(オープンウォーター)を取得する為、ダイビングスクールに通っているのですが、先日1回目の海洋講習を終えた際、スクールのオーナーに「プール講習でやったのに覚えてないのはおかしい。今日はわからないと言われたところは見本を見せたけど、そんなことあり得ないことだから、2回目の海洋講習ではもう見本は見せません!自分たちで手順を全て確認してから来ないとダメだ」と言われました。皆さんプール講習1度しただけで全部覚えられるものですか?どこのスクールもそんな感じで言われるものなのでしょうか?
引用:Yahoo知恵袋
PADIの海洋実習では基本的にインストラクターはスキルのデモンストレーションをしないことになっています。
それはプール講習で、十分にスキルをマスターしているから必要がないという理由からです。
とはいえ、生徒によってプール講習から海洋実習まで期間が空いてしまっている場合や、はじめての海洋実習で緊張している場合もあります。
そのため、ほとんどの場合は生徒ひとりひとりの状況に合わせて、必要があればデモンストレーションを行ったり、足のつく浅瀬で復習したりするのが一般的です。
「できるはずだからデモンストレーションを見せない」という判断は非常に危険。
単にインストラクターの人間性による部分が大きいと言えるでしょう。
このようにインストラクターと相性が合わないと、楽しいはずのスク―ルが苦痛になってしまうこともあります。
スクールに申し込む前に、実際にインストラクターに会って自分との相性や人間性を確認しておくことが大切です。
ダイビングのオープンウォーターの申し込みをしました。2万円のスクールもありましたが、いろいろと話しを聞いたりすると、結局7万円くらいのところにしました。同じ団体で同じ資格なのに、こんなに費用が違うのですか?
引用:Yahoo知恵袋
ダイビングライセンス取得までに掛かる費用は、スクールが提示している金額だけとは限りません。
たとえば、ライセンス取得2万円と提示されていても、ほかに海洋実習に伴う宿泊費や施設使用料、器材のレンタル料などが別に必要となるケースも少なくありません。
なかには安価なスクール費用を掲示して、高額器材購入を条件にしていたり、高額講習を強引に押し付けたりダイビングスクールもあります。
表示化価格に騙されずに、しっかりとライセンス取得までに掛かる費用を確認しておきましょう。