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ロードバイクを買うとき、さまざまな装備を揃える必要があります。なかでも忘れられがちなのがベルです。あまり使うシーンがないアイテムですが、じつは道路交通法で定められた重要な安全装備です。今回は、ロードバイクに取り付けるベルについて解説します。

ロードバイクのベル未装備、じつはそれ整備不良!

自転車・ロードバイク用ベル

 

ロードバイクやマウンテンバイクは、最低限必要なものだけで販売されています。

ペダルや鍵、ライトなどは購入時に一緒に買うことが多いです。

そのなかでも忘れられがちな装備品が「ベル」です。

実際、自転車に乗っていてベルを鳴らすことはほとんどないので、「必要ないかも?」と思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、じつはベルも、ほかの安全装備と同じく法律上取り付けなければいけない装備品のひとつです。

取りつけていなければ整備不良車。つまり、道路交通法違反になってしまいます。

しかも、意外にもベルには使いどころがたくさんあるので、取り付けていないとふとしたときに困ってしまうことも。

今回は、ロードバイクに取り付けるベルについて考えてみましょう。
 

キャットアイ(CAT EYE) ベル 真鍮製
キャットアイ(CAT EYE) ベル 真鍮製

 

ロードバイク向きのベルとは?

自転車・ロードバイク用ベル

 

ママチャリやシティサイクルでは、ほとんどの場合で最初からついているベル。

そのため、ベルについて深く考えることはあまりないですよね。

しかもロードバイク用となると、通常のベルでは付かないことや、せっかくつけても使い道がないという場合も少なくありません。

このため、ある程度ベルをよく選んで購入する必要があります。

まずはロードバイク用に、どのようなベルが適しているか考えてみましょう。

 

ドロップハンドルでも取り付けられるもの

ロードバイクとそのほかの自転車の大きな違いは、ハンドルにあります。

通常の自転車はまっすぐ、または緩やかに曲がったハンドル(フラットハンドル)がほとんどです。

一方ロードバイクは、大きく下方向に曲がった「ドロップハンドル」を装備しています。

握る部分にはバーテープが巻いてあるので、ベルによってテープを傷つけてしまう可能性があったり、ハンドルが太くて取り付けられない場合が多いです。

また、ハンドルにはライトやサイクルコンピューターなども取り付けるので、スペースが足りないこともあります。

スペースが足りない場合は、ステム(ハンドルを取り付けるパーツ)や、フレームに取り付けられるものを用意しましょう。

ゴムバンドタイプなら、取り付け部分の径にあまり左右されず、比較的自由に取り付けられるのでおすすめです。

 

ベルは対自動車に十分な音量が必要

ロードバイクは、基本的に道路を走る必要があります。

このため、ベルを鳴らす相手は自動車です。

あまりに音量がないと、接近していても自動車に存在を伝えることができず、ほぼ意味を成しません。

安全性を考えるなら、自動車の運転手にも伝わりやすいよう、高音のよく響くものがおすすめです。

 

 

法律上の問題も!適切なベルの使い方

自転車・ロードバイク用ベル

 

自転車は気軽に乗れるものと思われがちですが、公道を走る車両である以上、一挙手一投足に法律が付きまといます。

これはベルにかんしても同じで、間違った使い方をすれば、最悪道路交通法違反として摘発される場合もあります。

どういったシーンでベルを使うのが正しいのか、また使ってはいけないのか必ず覚えておきましょう。

 

やってはダメ、対歩行者にはベル使用禁止

市街地などで見かけるのが、歩行者に後ろから接近し、ベルを鳴らして退かせる行為。

これは明確に道路交通法違反なので、やってはいけないベルの使い方です。

警音器使用制限違反という違反になり、2万円以下の罰金になります。

歩道はそもそも歩行者が優先で、自転車は標識で許可された場合意外は走行してはいけません。

歩道で歩行者を退かせようという状況になること自体が、違反になることもあります。

仮に自転車走行可能な場所でも、歩行者がいて走行できない状況では、自転車側が降りて押すなど配慮しましょう。

 

ここで使う、「警笛鳴らせ」の道路標識に従おう

自転車は、基本的に自動車と同じ標識に従う必要があります。

市街地ではあまり見かけませんが、山道など視界が悪い場所では、まれに「警笛鳴らせ」「警笛区間」の道路標識がありますよね。

これは自転車にも適用される標識なので、自転車もこのエリアでは警笛(ベル)を鳴らさなければなりません。

もし鳴らさずに走行した場合、警音器吹鳴義務違反になり、罰金五万円以下の罰金になります。

 

危険を知らせる!自動車との接触の可能性があるとき

警笛鳴らせの標識意外では、相手に危険を知らせるときにもベルを使用できます。

もっとも多いのが自動車の幅寄せで、左折したい自動車が左に寄せたとき、ちょうど自転車が死角にいることがあります。

この場合は、危険を伝える意味でのベルの使用が認められています。
 

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ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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