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秋冬キャンプでは、焚き火で暖をとったり、バーベキューを楽しんだりと、薪や炭を使うシーンが多いでしょう。簡単に火起こしするには、着火剤の活用がおすすめです。今回は、キャンプにぴったりの着火剤7選と選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

着火剤を選ぶポイント

キャンプ 着火剤

着火剤を選ぶときのポイントを、2つ紹介します。

①2つのタイプから選ぶ

着火剤は、おもに固形タイプとジェルタイプに分けられます。ここでは、それぞれの特徴をおさえておきましょう。

固形タイプ

比較的、扱いやすいのが固形タイプ。木材を原料に、燃えやすい成分を浸みこませて固めているのが特徴です。使う分だけ折って使用するものや、キューブ状になっているタイプ、マッチのように手軽に使いやすい商品など、さまざまな種類があります。

使い方は、炭や薪の下に置いて火をつけるだけと簡単。火力が弱いときは追加できるので、重宝するでしょう。

ただし、乾燥に弱いのがデメリット。保管時は密閉袋に入れておきましょう。また、灯油などの可燃性物質が含まれる商品は、食材へのニオイ移りに注意してください。バーべキューなど、ニオイに気をつかうシーンでの使用は避けるのがベストです。

ジェルタイプ

炭や薪に直接塗って使用するのが、ジェルタイプです。主成分はアルコールで、火力の強さが魅力。密閉した容器に入っているため、揮発しにくく、燃焼剤の変質が少ないところがメリットです。

ジェルタイプのデメリットは、燃焼中に継ぎ足しができないところ。着火前に、塗布する量を見極めなければなりません。慣れるまで少し経験が必要なため、何度か試してみて、ちょうどよい量を判断しましょう。

②燃焼時間で選ぶ

キャンプ 着火剤

着火剤の燃焼時間が長いと、火起こしが成功しやすくなります。とくに大きめの薪など、火がつきにくい素材の場合、着火する前に火が消えてしまうことがあります。火起こしに不慣れな人は、燃焼時間が10分以上ある着火剤を選ぶとよいでしょう。

おすすめの着火剤【固形タイプ5選】

キャンプ 着火剤

火起こしが楽にできる、固形タイプの着火剤を5つ紹介します。

①ユニフレーム「森の着火剤」

間伐材を利用してつくられた、環境に優しいアイテムです。ゆっくりと燃焼するので、急激に燃え上がって火傷をするリスクがありません。バーベキュー用の炭の火起こしにも最適!

また、灯油などの揮発成分を使用していないので、刺激臭が少ないのもうれしいところ。ニオイで食欲や気分を害することなく、キャンプを楽しめるでしょう。

UNIFLAME 森の着火材
UNIFLAME 森の着火材

②ウェーバー「天然点火キューブ」

化学成分が配合されていない、天然素材100%の点火キューブです。嫌なニオイや煙が少なく、食事のシーンに向いています。1回につき、2個程度の使用で済むためコスパも抜群!

バーベキュー用の着火剤を探している人や、使い勝手を重視する人におすすめです。

ウェーバー バーベキュー コンロ
ウェーバー バーベキュー コンロ

③Fire up「100キューブバケット」

人体にも環境にも、優しい商品です。石油系の成分が含まれていないため、食材へのニオイ移りが気になりません。燃焼時間は10分ほどあり、着火剤としての性能も申し分ないでしょう。

また、長期間保管しても、油分が揮発しないのがポイント。使用頻度が少ない人や、長もちする商品を使いたい人は、ぜひ検討してみてください。

Fire up 100キューブバケット
Fire up 100キューブバケット

④ロゴス「防水ファイヤーライター」

水をかけても消えない着火剤です。濡れても燃え続けて、強力な火力を維持できるのが特徴です。川の近くや雨のキャンプで重宝するでしょう。完全防水なので、湿気を気にせず長期保管が可能です。

1個あたりの燃焼時間は、約13分〜17分とたっぷりあるため、火起こしに慣れていない人にぴったり。また、バケツの水に浮かべて、花火の火種としても利用できる、すぐれものです。ただし、水をかけても消せないので、使う分だけ取り出して利用してください。

ロゴス 着火剤 防水ファイヤーライター
ロゴス 着火剤 防水ファイヤーライター

⑤ソルスティックカン「ファイアーライターズ」

マッチのように、箱の横で擦って点火するアイテム。着火剤自体が火種となる、珍しい商品です。燃焼時間は、1本あたり8分〜12分と十分あるため、着火しにくい炭の火おこしにも向いています。

環境への影響を配慮した原材料がつかわれているところもGOOD!着火剤のニオイが気になる人や、火起こしビギナーにおすすめです。

ソルスティックカン ファイアーライターズ
ソルスティックカン ファイアーライターズ

 

おすすめの着火剤【ジェルタイプ2選】

キャンプ 着火剤

火力が強いジェルタイプの着火剤を2つ紹介します。

①ニチネン「チャッカネン」

燃えはじめると炎に色が付く、ジェルタイプの着火剤です。火が点いたかどうか判断しやすいのが特徴。逆止弁が採用されているため、一度出した燃料が、容器に戻らないのがポイントです。

ニオイが気にならないので、バーベキューの火起こしにもぴったり。はじめて着火剤を使う人でも、扱いやすいアイテムです。

ニチネン 屋外用着火剤チャッカネン
ニチネン 屋外用着火剤チャッカネン

②キャプテンスタッグ「ファイアマックス」

キャンプギアメーカー「キャプテンスタッグ」が販売している、ジェルタイプの商品。オレンジ色の炎が燃え上がるので、着火が分かりやすいのがGOOD!飛散防止剤の配合により、着火剤が飛び散る心配がありません。

火が点きやすいアイテムのため、時間をかけずラクに着火したい人に向いているでしょう。

キャプテンスタッグ ファイアマックス 着火剤
キャプテンスタッグ ファイアマックス 着火剤

 
ひとつあると便利な着火道具については、下記の記事もぜひご覧ください。
キャンプにあると便利な着火道具6選

簡単に火起こしできる着火剤は、キャンプに欠かせません。アウトドア初心者はもちろん、上級者でも使っている人は多いでしょう。この記事を参考に、使いやすい着火剤を探してみてください。なお、使い方をしっかり守らないと、火傷や火災のリスクにつながります。適切な量を使用し、火の取り扱いには十分注意してください。着火剤を活用すれば火起こしもラクちん!キャンプで焚き火やバーベキューを満喫しましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。