ウール素材のソックスの特徴は?
ウール素材のソックスの特徴をあげてみましょう。
吸汗性が高く肌触りがサラサラ
ウールは天然素材で、汗や蒸れによる水分などを繊維のなかに吸収して、蒸発させる特徴があります。そのため、ソックスの内部に水分がこもらないので、肌触りがサラサラです。
防臭性や消臭性が高い
防臭性や消臭性が高いのも特徴。ウールは水分が蒸発しやすくムレにくいので、ニオイのもとともいえる菌が繁殖しにくく、足の匂いが気になる人にもおすすめです。
冬は暖かく夏は涼しい
ウールは熱伝導率が低く、冬の寒さや夏の暑さが足に伝わりにくいため、冬は暖かく夏は涼しく履けます。
登山用ウールソックスを選ぶポイントは2つ
登山用のウールソックスを選ぶときに、注意したいポイントをご紹介します。
季節によって厚さを選ぶ
ウールのソックスは、薄手、中厚手、厚手、極厚手といろいろな厚さがあります。たとえば、春や夏は薄手や中厚手のタイプ、秋から冬は厚手や極厚手などがよいでしょう。
中厚手と厚手は厚すぎず薄すぎず、1年を通して使いやすいので、1足は用意したいものです。
距離によってクッション性も考える
ウールソックスは糸の太さや編み方によって、クッション性がよいものも多いです。クッション性が高いものほど、足への衝撃を減らしてくれるので、よく靴ずれする人はクッション性が高めのタイプを選びましょう。
登山用ウールソックス10選
登山向けのウールソックスを、薄手、中厚手タイプと、厚手、極厚手タイプの2つに分けて、おすすめをご紹介します。
【薄手・中厚手タイプ】暑い季節や通年におすすめ
ザノースフェイス トレッキングソックス デュラブル ウール
アウトドアブランド「ザノースフェイス」の、4シーズン用テクニカルウールソックス。軽量で引き裂き強度があるコーデュラ繊維をブレンド、つま先とかかとには補強糸をミックス。銀イオンによって、ニオイのもととなるバクテリアの繁殖を防いでくれます。
ファイントラック メリノスピンソックス
国内アウトドアブランドであるファイントラックのウールソックス。調湿機能の高い未防縮ウールと吸湿性のあるナイロンを合わせたメリノスピン糸を使っているので、季節を問わず快適です。
モンベル メリノウールエクスペディション
最高水準の保温性と耐久性、そしてクッション性を備えたソックス。保温性と防臭効果に富んだメリノウールをメイン素材にしていています。防縮加工つきで、洗濯時の縮みも少ない仕様です。
Danish Endurance メリノウール3足セット
デンマークのスポーツブランド「ダニッシュ エンデュランス」のハイキングウールソックス。薄手なのにクッション性のあるパッドがあるので、水ぶくれや痛みなどのリスクを軽減。口ゴムがあり、ズレも少ないデザインです。
ダーンタフ ノマドブーツソックス
「ダーンタフ」は3世代にわたり、靴下を作っているメーカー。ノマドは、ブーツ丈のソックスで、足によくフィットするので滑りにくく、水ぶくれもできにくいです。自社技術のファインゲージニットを使い、締め付けが少ないところも魅力。
【厚手・極厚手タイプ】寒い季節や長距離登山におすすめ
Caudblor メンズ ウールソックス3足セット
ウール80%の厚手のソックス。柔らかい肌さわりで通気性と耐久性が高く、あたたかいです。指先は補強されているので、登山での岩や木の根などが指先にあたっても衝撃を緩和してくれます。登山だけでなく、ウォーキングやキャンプなどにも最適。
Tesla CQR厚手ソックス
クッション性に優れたソックスで、痛みの軽減はもとより履き着心地もバツグン。抗菌防臭タイプで、10パターンのデザインがあるので、靴や服に合わせてコーディネートも楽しめます。
キャラバン メリノウール2Pソックス
太めのメリノウール糸をパイル編みにして、クッション性に富んだソックス。擦り切れやすいつま先や、踵部分は補強し、表面にナイロン糸が多くなるようにすることで、耐久性もバツグン、履き着心地のよさもポイントです。
アイスブレーカー ハイク+ヘビー クルー
パイル地を使い、履き口にゆとりをもたせて履き心地をよくした厚手ソックス。メリノウールだけでなく、ナイロンとライクラを混紡して、強度と伸縮性を高めた生地を使用。
ボトムには裏パイルを採用して衝撃吸収力を高めています。冬山にも対応できる厚みの1足です。
L.L.Bean(エルエルビーン)メリノウールラグソックス
アメリカのアウトドアブランド「L.L.Bean(エルエルビーン)」のかゆみをおこしにくいオーストラリア産のメリノウールをつかったソックス。洗濯機でたくさん洗っても崩れない丈夫さと、締め付けが少なく快適な履き心地です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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