ライターは登山の必須アイテム
ライターは登山の必須アイテムです。風が強いシチュエーションでも、ガスバーナーや点火器具に火を灯せます。
また、寒い冬の時期でも比較的簡単に点火しやすいです。アウトドアの環境下で活躍してくれるので、ひとつは持っておきたいアイテムとなっています。
登山でライターを使用する際のポイント
登山でライターを使用する際のポイントを紹介します。以下の内容を確認し、登山中の使用で困らないようにしましょう。
立てた状態でつかう
ライターを使用する際は、立てた状態でつかうのがポイントです。なかに入っているオイルを下に移動させられます。
これにより、ライターのなかにある白い棒がオイルを吸い上げやすくなり、効率的に火をつけられるでしょう。
回転式やすりを素早く回す
回転式やすりを素早く回すと着火しやすくなります。摩擦が起きやすくなるので、必然的に火がつきやすくなるでしょう。
やり方は、回転式やすりの上に親指を置き、下に向けて垂直に動かすとよいです。できるだけ素早く動かすことで、着火する確率を上げられますよ。
寒いときは温めてみる
寒いときはライターを温めてみましょう。寒さでガスやオイルの気化がしにくくなっている可能性があります。
手のひらで包むようにして温めてあげるとよいです。十分にライターを温めてから、もう一度チャレンジしてみてください。
登山用ライターの選び方
登山用ライターの選び方を紹介します。自分に合ったものを見つけるためにも、確認しておいてください。
タイプで選ぶ
登山でつかうライターには「電子タイプ」「フリントタイプ」「プラズマタイプ」の3種類があります。
電子タイプは、電気を燃料としたライターです。スパーク部分から電圧が発せられ、そこに押し当てるようにして着火させます。
フリントタイプは、着火石をつかって火を起こすタイプです。火を物理的に起こすことができるので、気圧の変化を受けにくくなっています。
プラズマタイプは、電子タイプと同じ電気を使用するライターです。火をつかわないタイプなので、風の影響を受けずに着火できます。
それぞれの特徴を理解し、自分の用途に合わせて選ぶようにしましょう。
使い勝手で選ぶ
登山でつかうライターを選ぶ際は、使い勝手のよいものを見つけるようにしてください。持ちやすかったり、着火しやすかったりするライターだとよいです。
つかいにくいライターを選んでしまうと、扱うのがストレスになってしまいます。着火方式やフォルムを確認してから購入しましょう。
携帯性で選ぶ
登山では携帯性も大切な要素となります。コンパクトなサイズ感のものや、重量が軽いライターがおすすめです。
ズボンのポケットに入れておいたり、カバンに忍ばせておいたりしても、邪魔になりにくいでしょう。
登山に持って行きたいおすすめライター5選
登山に持って行きたいおすすめのライターを5つ紹介します。以下のなかから、自分に合ったものを見つけて購入してみましょう。
電子タイプ
電子タイプのライターを紹介します。
①ペンギンライター|ターボX
ペンギンライターのターボXは、誰でもつかいやすい電子式のガスライターです。機構を下に押し込むだけで、簡単に着火してくれます。
また、ターボXは強力な火力になっているので風に負けません。山頂などの強風が吹くエリアでも着火できるアイテムになっていますよ。
②マルエス|プラズマ アーク ライター ミニ
USBで充電してくりかえし使えるライターです。オイルやガスなどの燃料は不要なので、残量に気を配る必要なし。充電のみの気軽さです。
そして、本体の総重量が約78gしかありません。持ち運びのストレスがないので登山にぴったりなライターですね!
フリントタイプ
フリントタイプのライターを紹介します。
③ビックジャパン|BICライター
スリムで握りやすい楕円形状のBICライター。冬の登山などで手袋をつけている状態でも、しっかりと握れて点火できます。
そんなBICライターの着火回数は約1,800回です。コンパクトサイズなのにもかかわらず、長くつかえるライターとなっています。
④イムコ|フリントオイルライター
フリントオイルライターは、コンパクトなサイズ感が魅力的なアイテムです。縦62mm×幅27mm×厚さ1.4mmの大きさになっているので、持ち運びやすくなっています。
また、クラシックでロマンを感じるようなライターになっているので、所有しているだけでも満足できるでしょう。
プラズマタイプ
プラズマタイプのライターを紹介します。
⑤GoodsLand|プラズマライター
使い勝手のよい充電式の防風プラズマライター。耐風性も備わっています。専用ストラップ付で、山行での携帯性もばっちりです。
登山でライターを使用する際の注意点
登山でライターをつかう際は、周囲を確認するようにしましょう。枯れ葉や枝がある場合には、燃え移ってしまう可能性があります。山火事の原因となるので、十分に注意が必要です。よく周りを見渡して、ひらけている場所でつかうようにしてください。
また、持ち運ぶ際はライター用のケースに入れておくとよいです。カバンでのオイル漏れを防ぎ、安心して持ち運べます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。