北海道の秋冬キャンプ、防寒対策はどうすれば良い?
秋から冬にかけての北海道はどんな気候なのでしょうか。秋冬キャンプの防寒対策について確認しておきましょう。
北海道の秋は朝晩の冷え込みが激しい
北海道の秋は日中20度前後と、あたたかな日がほとんどですが、朝晩は気温がひと桁台まで下がる日も多くあります。時には氷点下になるくらい冷え込む日もあります。
また、お天気が変わりやすく、天気予報に晴れマークがあってもくもりや雨になることもあります。寒い日も多く、雨がみぞれから雪に変わるということも。
北海道の秋冬キャンプは、防寒対策をしなければ夜は寒くて眠ることができません。シュラフ・テント・衣類・靴・防寒小物・暖房器具などをよくチェックし、持参してください。
電源サイトの場合、電気毛布や電気ストーブなどを用意するとあたたかく過ごせます。そのほか、カイロや寝袋に入れて暖をとる湯たんぽなどがあると良いでしょう。
筆者はカセットガス缶を使えるストーブを持っていますが、眠るまで焚き火と一緒にストーブであたたまってから眠るようにしています。なかなか重宝しますよ。
また、お茶やスープをすぐ飲めるように、ケトルを用意し常に火にかけておくのもおすすめです。
北海道の秋冬キャンプはどんな服装が良い?
日中はあたたかく、気温は20度前後か二桁台なので、半そでのシャツかその上にパーカーなどを羽織る程度で大丈夫です。
しかし、夕方から夜、朝にかけてはフリースとダウンを重ね着するくらい気温が下がり寒くなります。キャンプでの服装はレイヤリングをして体温調節が簡単にできるようにしておきましょう。
防寒着のほかにも、帽子や手袋、マフラーやテントの中で履くテントシューズもあれば安心です。
野生動物などに遭遇することも
北海道はヒグマ、シカ、イノシシ、野ウサギなどがキャンプ場に現れることがあります。キャンプ場の管理棟で事前に確認しておきましょう。
また、夜テントで眠る際は、ゴミや食べ残しを外に置きっぱなしにすると動物をおびき寄せてしまうので、ゴミはテントや車の中で保管するようにしましょう。
北海道・道南おすすめのキャンプ場
北海道・道南エリアで秋冬おすすめのキャンプ場をご紹介します。
ビレッジ大滝
札幌市内から車で約2時間。大滝村にあるキャンプ場「ビレッジ大滝」はオールシーズンキャンプを楽しめる場所です。
焚き火を楽しむことがコンセプトで、共用スペースには焚火台があり自由に使えます。グランピング・フリーサイトのほか、手ぶらキャンプも可能。
車で10分ほどの距離には北湯沢温泉郷もあります。
※2021年は11月中旬から予約がスタート。インターネットでの予約が可能です。
公式サイト:ビレッジ大滝
ブウベツの森キャンプ場
道南・白老町にあるブウベツの森キャンプ場。札幌市内から車で約1時間半の距離です。
2020年7月に新しくオープンし、フリーサイト30区画・オートサイト13区画・ペット同伴オートサイトが3区画あります。
車で5分以内の場所にスーパーやコンビニエンスストアがあるのも魅力。隣町・苫小牧市の温泉「ゆのみの湯」が車で約20分の距離にあります。
また、近くには北海道で話題の民族共生空間「ウポポイ」があり観光とセットで楽しめますよ。
ブウベツの森キャンプ場がある白老町は、雪が少ない町。深い森に囲まれた広いキャンプ場で、冬キャンプを満喫しませんか。
公式サイト:ブウベツの森キャンプ場
白老キャンプフィールドASOBUBA
札幌市内から車で約1時間30分、白老町にあるキャンプ場です。こちらもオールシーズン営業しているキャンプ場で、11月は毎日、12月からは週末のみの営業です。
チェックインすると温かなスープで迎えてくれますよ。無料のシャワーブースがあるのがうれしい!ゴミの持ち帰りも必要なしです!
キャンプサイトは、フリーサイト・カーサイトのほか、ワイルドなキャンプを楽しみたい方向けのワイルドキャンプサイト、ハンモックサイト、景観の良いキャニオンファイブなど、個性豊かなキャンプサイトがそろっています。
管理棟内にはオリジナルのアウトドアブランドショップもあり、とってもオシャレ。道南イチオシのキャンプ場です。
公式サイト:白老キャンプフィールドASOBUBA
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。