東京オリンピックの新種目に加わったことで、スポーツ競技として認知されはじめたサーフィン。観戦するのも楽しいですが、あなたもコンテストに参加してみませんか?実際にコンテストに参加すると今までと違った角度からサーフィンを楽しむことができますよ。

 

サーフィンのコンテスト出場をおすすめする理由

サーフィンコンテスト

一般サーファーも参加できるコンテストが各地域で開催されていることをご存知ですか?

最近は、オリンピック種目に加わったことでコンテストも徐々に増えてきています。

コンテストに参加するメリットはなんといっても、フリーサーフィンでは得られない刺激を得られることです。

もちろん出場したからにはいい結果を出すことにフォーカスしますが、それだけでは無いのがサーフィンのコンテストなのです。

 

サーフィンのコンテストに出場するメリット

メリット①モチベーションがアップ

コンテストにエントリーした時点で、そのサーフィン大会が目標となります。

必然的に普段のサーフィンにも身が入るようになりますし、やらないといけない課題も必然的に見えてきます。それだけで、普段のフリーサーフィンにはないモチベーションがでてきますよね。

また、コンテストは1ヒート(1試合)十数分でおこなわれ、制限時間内でパフォーマンスを最大限出す必要があります。

そのため、どんな自身がどんなパフォーマンスをするのかという点から波を観察することが大切になってくるのです。

ただ、波に乗るのも楽しいですが、やはり目標を持つことでモチベーションは格段にアップします。

メリット②客観的評価により修正点を知ることができる

サーフィンのコンテストにはライディングを評価するジャッジがいます。

通常10点満点のポイント形式でライディングの評価がでて、そのポイントによって勝ち上がっていくことになります。

ジャッジからの評価は、そのまま自分のライディングの良し悪しを判断する基準になるわけです。

普段のサーフィンでは自分でライディング映像でも撮らない限り、自分のライディングの評価は感覚的なものでしか判断できません。

そのため、コンテストでジャッジ目線の客観的な評価は、自分のサーフィンを見直すよいきっかけになるでしょう。

メリット③コンテストを通じてのコミュニティ

コンテストに参加していくうちに、同じように頑張っているサーファーと知り合うきっかけにもなります。

コミュニティで得た情報も貴重なものですし、一緒に切磋琢磨できるような友人ができるともっとコンテストを楽しむこともできるでしょう。

コンテストをきっかけに一緒にサーフトリップへ出かけたりなど、友人の輪を広げることもできます。

メリット④サーフィンの知識が増える

コンテストに参加していくうちにサーフィンに関連する知識も増えてきます。そうなると、自然と競技を観戦するのももっと面白くなってきます。

最近では、国内外で多くのコンテストが開催され、大きなコンテストはライブ配信されたりもしています。

世界のトッププロの試合はパフォーマンス、駆け引き、波のクオリティなど見ごたえある内容で圧倒されます。そういった試合観戦もより深い視点で見ることができるようになりますよ。

アマチュアコンテストへの参加はレベルに合わせることが大切

サーフィンコンテスト

アマチュアコンテストとはいっても大小さまざまな規模のコンテストが開催されています。

いきなりハードルの高いコンテストやクラスに参加するとせっかくのモチベーションも下がってしまう恐れがあります。

徐々にレベルアップできるように自身にあったレベルでエントリーしましょう。

ビギナー〜中級レベルの場合はローカルコンテスト

サーフィンスキルもビギナーから中級ぐらいでコンテストは初めてでよくわからないという方は、まずは通っているショップ主催のユーザーカップや地域で開催しているローカルコンテストが参加しやすいです。

そういったコンテストは、クラスもビギナークラスやオープンクラスなど細かく分けていることが多いので、自分に合ったクラスを選んで参加しましょう。

中級者以上のサレベルの場合はNSA公認クラス

中級者以上のサーファーでコンテスト経験もある程度あるサーファーでしたら、日本サーフィン連盟(以下NSA)の主催大会や公認大会に出てみるといいでしょう。

公認大会は、全国のアマチュアコンペ志向のサーファー達が切磋琢磨しているレベルです。

そこで勝ち上がっていくのはもちろん努力が必要ですが、レベルの高いクラスで試合することは高い経験値を得ることができます。

またNSA公認クラスの試合では、試合結果でポイントが加算され年間のランキングもでます。(ランキング参加するにはNSA正会員になる必要があります。)

 

初心者サーファーが参加できるコンテスト

サーフィンもレベルもビギナーで試合も初めてという方は、まずビギナークラスやオープンクラスなどの一般向けクラスが設けられたコンテストに参加してみましょう。

NSA公認試合にはAやAA、AAAなどのグレードがあり、AやAAのコンテストにはそういった一般向けクラスが設けてあることが多いです。

現在はコロナ過でコンテストスケジュールも少なめですが、詳しくはNSAオフィシャルサイトに掲載されます。

近場で開催されているコンテストをチェックしてみましょう!

フランスオリンピックでもサーフィン種目開催される予定になっており、サーフィン競技はこれから世界的に盛り上がっていくでしょう。そんな競技に実際に参加してみるとサーフィンの違った側面に出合うことができます。興味がある方はぜひ挑戦してみてください!

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。