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コロナ禍によって、ロードバイクの乗りかたも、以前と比べてだいぶ変わってきたといわれます。どんな風にシフトしてけば良いのか、海外と日本のガイドラインなどをもとに、安全にライドするための乗りかたについてご紹介します。

コロナ禍でロードバイクが大人気

ロードバイク コロナ

去年から世界中で、ロードバイクが人気です。場所によっては買う人が多すぎて、在庫が不足しているというような状況も発生しています。

ロードバイク人気の理由は、コロナ禍と大きく関わっているので、その理由を上げてみましょう。

ロードバイクが人気の理由①ロックダウンの運動不足解消のため

コロナ禍で、多くの国でロックダウンや、外出の自粛の要請がありました。

最低限の外出はできるにしても、会社や学校もリモートやオンラインに切り替わったことで、運動不足になった人も多く、個人で乗ることができる自転車で運動不足を解消する人が増えたようです。

誰でも気軽に乗れますし、ストレス解消や、気分転換にもなることも理由でしょう。

ロードバイクが人気の理由②密を避けた移動手段として

普段、通勤や通学で電車や地下鉄、バスなど公共の乗り物をつかう人は多いでしょう。

こうした乗り物はどうしても密になりやすいので、密を避けるための移動手段として、ロードバイクを選択する人が増加しました。

 

 海外のガイドラインをチェックしてみよう

ロードバイク コロナ

こうしたなか、ロードバイクを乗るときのガイドラインができている国もあります。ここでは、イタリアを例にとって、説明します。

イタリアのガイドライン① #RideSolo(ひとりで乗る)がキーワード

ロードバイクといえば、グループで乗る人も多いスポーツ。しかし、コロナ禍で、ひとりで乗る「#RideSolo」が、常識になりました。

イタリアは感染者も多く、被害が大きかった国のひとつで、3ヶ月にもおよぶロックダウンがあったこともあり、いつもは楽天的なイタリア人でさえ、おっかなびっくりライドを始めた感がありました。

またコロナは、感染していても無症状で気づかないこともあるため、ひとり乗りが推奨されています。

イタリアのガイドライン②ライド中もソーシャルディスタンスを守る

ライド中でも、1〜1.5mのソーシャルディスタンスを守ることが推奨されています。

たとえばライド中に休憩を入れるタイミングを決めたりするなど、最低限話さなくてはいけないときは、ソーシャルディスタンスを意識するようにしましょう。

イタリアのガイドライン③長時間など無理なライドはしない

久しぶりのライドはうれしいもの。でも、だからといって、長時間やハードなライドをすると、疲れがたまり、免疫力を下げてしまう原因になります。

そうならないように、無理のないライドを心がけることが大切です。

日本のガイドラインはこちら

ロードバイク コロナ日本には、どのような感染拡大予防のガイドラインがあるのでしょうか。

日本のガイドライン①ライド中のマスク着用と携行

ロードバイクは、普通の自転車と比べてもスピードが速いので、ライド中に話すと霧状唾液の拡散範囲が広くなるため、マスクの着用が推奨されています。

ただ、マスクをして運動をすると、息苦しくなったり、熱中症になる可能性も高まるため、運動専用の息苦しくならないタイプをつけたり、体調や気温なども見ながら着用するのがおすすめです。

 日本のガイドライン②走行中の隊列

サイクリング時も、車間距離を自転車1台強(2m)をとり、前走者の呼気を受けないように、一直線の隊列ではなく、前後左右に互い違いとなるように走るのがよいとされています。

 日本のガイドライン③単独行動

コロナ禍でのライドは、単独行動もしくは家族のみといった、少人数で行いましょう。

ワクチン摂取も進んでいますが、まだ油断できる状況ではありませんので、もうしばらくは、「少人数」でのライドがいいでしょう。

出典:公益財団法人 日本サイクリング協会

出典:一般社団法人 日本サイクリングガイド協会

出典:国土交通省ウェブサイト

 

「With コロナ」のロードバイクの乗りかたは?

ロードバイク コロナ

コロナ終息まで、まだ時間がかかりそうな今、Withコロナ(コロナと共に)が、新しいライフスタイルになっています。ここでは、ロードバイク時のWithコロナ対策について、説明します。

 Withコロナ対策①密になる場所はなるべく避けて走る

緊急事態宣言の対象地域の場合は、なるべく外出を自粛するのはもちろんですが、通常時もなるべく密になるような場所は避けて、走るようにしましょう。

Withコロナ対策②マスクや消毒液などは携帯

ライド中のマスクも推奨されていますが、絶対にしなくてはいけないというものではありませんので、体調をみたり、密かどうかなどによって、調整しながらつけましょう。

そのほか、消毒液なども、必要に応じてつかえるように、携帯するといいでしょう。

 Withコロナ対策③自宅でバーチャルライドも取り入れる

最近は、PCとスマホをつかったバーチャルライドも人気。

センサーやローラー台といったいくつかのツールをそろえる必要がありますが、自転車に乗って、画面を見ながら走るので、自宅でのトレーニングやレースをバーチャルで体験することができます。

また、友だちと一緒に参加したり、コミュニケーションもとれるので、交流が広がるところも魅力です。

バーチャルサイクリングサービスZWIFT(ズイフト)

CXWXC ローラー台 固定

自宅でフィットネスから本格トレーニングまで、インドアサイクリングが楽しめるローラー台。

後輪固定式なので、転倒の心配もなく、6段階負荷調整ができる負荷ユニットがあるので、パワートレニングやスキルアップにも最適。

CXWXC 自転車 ローラー台
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コロナが完全に収束するまでには時間がかかりそうな現在、ロードバイクに乗るのも、いろいろと面倒な面もあります。しかし、運動不足解消のほか、ストレス発散や気分転換にもロードバイクは、つかえるので、守るところはしっかりと守り、安全に乗りましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。