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「モルック」って聞いたことありますか?筆者がキャンプで必ずやっているアクティビティなんです。今回は簡単なのにおもしろい!ぜひキャンプでやってみてほしい!モルックを紹介します。一度やったらきっとハマっちゃいますよ。

1度やったらハマっちゃうモルックってなに?

モルック

モルックとは大人も子どもも楽しめる、フィンランド発祥のスポーツです。「スッキトル」と呼ばれる木製のピンを倒して得点を競うゲームで、ボーリングとダーツの要素を合わせもっています。2人からできるため、カップル・家族・友人など幅広い層で遊べますよ。個人戦でもチーム戦でも盛り上がります。

また、ルールがシンプルなため初心者でもすぐにでき、誰が勝ってもおかしくない公平さがあるんです。筆者も初めてやったときに優勝できました。手軽に持ち運べるため、キャンプ・公園・ピックニックなど自然のなかで楽しめますよ。

必要な道具は以下のとおりです。

必要な道具

・モルック…長さ20cmほどのスッキトルを倒す木の棒

・スキットル…1~12の数字が書かれた木製のピン

・モルッカーリ…モルックを投げる位置を示すもの

・3.5mのヒモ…あれば距離が簡単に測れる

・メモ帳とペン…各自の点数を記録する

キャンプでおすすめの理由とは?

モルック

本来モルックは、ビールを飲みサウナに出入りしながら気軽にするゲームなので、キャンプでするアクティビティにぴったりです。広いキャンプサイトであれば、BBQをしながらできますよ。

子どもでも簡単にできる

投げるときに使用する木の棒「モルック」は重さが300gくらいなので、子どもでも簡単に投げられます。

推奨とされている年齢は小学校高学年以となっていますが、幼稚園〜小学校低学年なら投げる位置を近くにしたり、親子でペアを組んだりすればゲームに参加できるでしょう。

それ以下の年齢なら、倒れたスキットルを起こしたり投げたモルックを取りに行ったりして一緒に遊べます。小さい子どもを抱っこしながら一緒に投げて楽しんでいるパパさんもいました。

キャンプ場のグラウンドによっておもしろさが変わる

キャンプ場は場所によって、グラウンドが芝生・砂利・土とさまざまです。土だとモルックを投げたときよく転がるため思わぬスキットルが倒れたり、伸びた芝だと逆に倒れなかったり。キャンプ場のグラウンドの状態が勝敗を左右するおもしろさがあります。

自然のなかで体も頭も使える

キャンプではついつい食べてばかりになってしまいがちですが、途中でモルックタイムを入れると、運動嫌いでも無理なく楽しみながら体を動かせます。モルックをスキットルに当てるコントロールも養われますよ。

また、数字を加点していくので足し算はもちろんのこと、50点ぴったりにするための戦略を考える楽しさもあります。

3歳〜小学校低学年の小さい子どもは、数字や足し算が楽しく学べるでしょう。

ルールも簡単!モルックをやってみた

モルック

モルックのルールはいたってシンプル。1〜12の数字が書かれたスキットルに向けて、モルックを投げます。倒れたスキットルの合計点数が先に50点ぴったりとなった人の勝ちです。

ただし、50点を超えてしまうと25点から再スタートしなければなりません。また、3回連続でスキットルを倒せなかった場合は、失格になるので注意しましょう。

モルック

①モルックを投げる位置にモルッカーリを置き、そこから3.5mほど離れたところにスキットルを並べます。公式のモルッカーリもありますが、我が家は鹿の角で代用しています。3.5mのヒモを事前に結んでおくと、距離が分かりやすく便利ですよ。

モルック

スキットルを1列目「1・2」、2列目「3・10・4」、3列目「5・11・12・6」、4列目「7・9・8」の順で、なるべく隙間を開けずに並べます。これは公式の並べ方なので、毎回この型で並べましょう。

モルック

③投げる順番を決めてスタートです。投げ方は下投げが基本。最初はスキレットがまとまっているので、狙いを定めて思いっきり投げてみましょう。

モルックを投げてスキットルが1本しか倒れなかった場合は、「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」なので、上記の場合は「5点」加点されます。倒れたスキレットは、倒れた場所で立て直しましょう。

モルック

④複数のスキットルが倒れた場合は「倒れた本数=点数」です。上記の場合は3本倒れたので「3点」の加点になります。

モルック

⑤上記のように重なって地面についていない「1」のスキレットは加点されません。

モルック

⑥ゲームが進むにつれスキットルがどんどん広がり、狙うのが難しくなります。遠くても倒したいスキットルを狙うのか、確実に狙える近くのスキットルにするのか、戦略や連係プレーのおもしろさがたまりません。

モルック

⑦勝負は、先に50点ぴったりにできた人が勝ちです。何試合の累計で勝敗を決める場合で、同点になったときには「モルックアウト」を行います。上記のように手前から「6」「4」「12」「10」「8」の順にスキットルを並べます。スッキトルの間隔はモルックの長さ分です。

個人戦の場合は同点だった人が1回ずつモルックを投げ、得点の高い人が勝利。チーム戦の場合は総得点で勝敗を決めます。モルックアウトの場合は、投げるたびにスッキトルを元の位置に戻しましょう。点数の付け方は通常のモルックと同じです。

おすすめのモルック

モルックは3,000円台から販売されていますが、日本正規品や大会公式がおすすめです。スキットルが割れにくくしっかりして長持ちしますよ。

モルック 日本限定セット 日本正規公式品 NEWモデル

筆者が購入した日本限定セットモデルのモルックです。木箱・スキットル・モルックに加え、公式トートバッグ・約3.5mのメジャーロープ・日本語説明書・ボールペンが付属しています。

木箱はかわいいのですが持ち運びにはトートバッグが軽くて便利です。また、ロープやボールペンなどが揃っているため、事前に準備する必要がありません。説明書のなかには点数が書き込めるページもあるので、ノートを忘れても大丈夫ですよ。

モルック 日本限定セット 日本正規公式品 NEWモデル
モルック 日本限定セット 日本正規公式品 NEWモデル

MOLKKYORIGINAL 大会公式品 MOLKKY

木箱・スキットル・モルックが3点セットになっている、MOLKKYORIGINALの大会公式品です。

モルック 玩具 MOLKKYORIGINAL 大会公式品 MOLKKY
モルック 玩具 MOLKKYORIGINAL 大会公式品 MOLKKY
キャンプでぜひやってみてほしいフィンランド発祥のモルックを紹介しました。子どもも一緒にできルールも簡単。家族や友人と一緒に、BBQをしながらでも食後の軽い運動にも楽しめます。また、50点にするための戦略やコツも必要で、頭も使わなければなりません。なにが勝利へ導くかが分からないのもおもしろさのポイントです。ぜひ自然のなかで、リフレッシュしながら遊んでみてくださいね。

ライター

yuki

幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。