サーフィン時に耳栓が必要な理由とは?
なぜサーフィン中に耳栓が必要なのか?その理由は、海水や砂などの異物が耳に入るのを防ぐためです。サーフィン中に、耳に異物が入ることで起こる最も有名な病気が「サーファーズイヤー」です。
サーファーズイヤーとは…
冷たい海水が耳の中に浸入する刺激を長期的に受けることによって、外耳道の骨が増殖して耳の穴自体が狭くなってしまう症状です。軽度だと耳の中に入った水や耳垢が出づらくなります。それが原因で炎症をおこすと痛みも伴い、骨の増殖が重度になると難聴も引き起こします。
海水が冷たい時期に海へ入るサーファーに多い病気から、サーファーズイヤーと呼ばれているそうです。重度になると手術を必要とする場合もあり、そうならないためにもサーフィンをする際には、普段から耳栓を使用することをおすすめします。
耳栓が敬遠されていた理由
サーファーなら誰しもサーファーズイヤーにはなりたくないと思いながらも、以前は耳栓を敬遠するサーファーが多くいました。
その理由としては、
- 音が聞こえづらく、閉塞感や違和感でサーフィンがしづらくなる
- 耳が痛くなる
- 正直つけるのが面倒
などが考えられます。
耳は過敏な器官なだけに、少しでも違和感があるとサーフィンに集中できない。しかも耳の形状や付け心地はひとそれぞれ違います。
ですが近年、その悩みを解決するような耳栓が次々に開発されています。それにより耳栓を違和感なく使用するサーファーが増えています。
サーフィン時におすすめ の音が聞こえる耳栓
今現在、数ある耳栓の中で、機能的でサーフィン中に違和感なく使えるおすすめの商品を2つご紹介します。周りのサーフコミュニティでも使用しているサーファーが多く、評判もとてもよいです。
閉塞感や違和感を極力減らしたいという方には、以下のタイプがおすすめです。
➀SURF EARS 3.0
サーフィンで使用する高性能な耳栓の代名詞ともいえる商品です。シリーズ3作目となるサーフイヤーズ3.0は、シーリングゲルとウィング部分で細かいサイズ調整が可能。それにより大人から子供まで様々な耳の形にフィットします。
本体には独自の音響メッシュが採用されていて、水を遮断しつつ音が拾えるように作られてます。首から下げる形でシリコン製のリーシュコードが付いて、サーフィン中に外れても流れて紛失することがありません。
世界中のサーファーが使用していて、トッププロのサーファーからのレビューも好評の耳栓です。サーフィン用の耳栓の中では高価なタイプになりますが、信頼の厚い商品です。
➁BUELL EAR PLUG
アメリカのウェットスーツブランドであるBUELLですが様々なアクセサリーも展開していて、その1つがこちらのEAR PLUG。SURF EAR 3.0と比べるとサイズ調整アイテムは少ないながらも、バー部分が3サイズとプラグ部分が2サイズで調整可能。柔らかいシリコンで装着感も良く、音も聞き取りやすく好評な耳栓です。
こちらもリーシュが付属しているので海での紛失も心配いりません。価格はSURF EAR 3.0よりもリーズナブルになります。
コストパフォーマンス重視の方におすすめ耳栓
高品質なものは使い心地は良いですが、やはり少し価格が高いです。エントリーサーファーにはコストパフォーマンス重視の方もいると思いますので、ここではしっかりと水を防げるコスパが良い耳栓をご紹介します。まずは試しに使ってみたいという方は参考にしてください。
➀MACK’Sアクアブロック
アメリカ製のロングセラーになっている耳栓ブランドです。シリコン製の耳栓が4個セットでリーズナブルな価格。4個なので二人でシェアしてもよいですし、サーフィン中に落としてしまった時用のスペアとして使用してもよいでしょう。
水はしっかりと遮断しますが、音は多少聞き取りにくくなります。MACK’Sにはこの他にも様々なタイプの耳栓を展開しているので、付け心地など合いそうなものをセレクトできます。
➁クリオネ耳栓
かわいらしいネーミングとビジュアルですが耳の穴にしっかりとフィットして、多少音も聞き取りやすい作りになっています。小さいサイズなので、あまり耳の奥に入れ込みすぎないように注意して使用するとよいでしょう。
ライター
Greenfield編集部
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