冬ならではの静けさや澄んだ空気を楽しむ
澄んだ空気を体感する
夏と比べて冬は空気が澄んで乾燥しているので、凛とした空気感が独特です。街では味わえない自然環境での冬の景色を眺め、冬のにおいを感じて五感を使って味わう楽しみがあります。
同じキャンプ場でも、夏と冬では全く違う場所のように感じられるでしょう。ホットドリンクを飲んだり焚き火で温まったりしながら、のんびり過ごす贅沢な時間を過ごしてみませんか。
満天の冬の星空を観察する
澄んだ空気で夜空が美しい冬は星座観察に最適です。しっかり防寒対策をして、星座盤やアプリなどを使って冬の星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただぼんやり夜空を眺めるだけでもリラックスした気持ちで自然を満喫できます。
暖を取ることそのものを楽しむ
焚き火を囲んでのんびり過ごす
冬キャンプは暖を取るために自然と人が焚き火の周りに集まってきます。焚き火を囲んで談笑したり、火を眺めてぼんやりしたりするのも贅沢な時間の使い方です。
焚き火の音やゆらぎはマインドフルネスの効果があると言われています。冬はいつまでも焚き火にあたっていられる最高の季節です。心も体もリラックスしましょう。
薪ストーブの近くで読書をする
薪ストーブの愛用者はどんどん増え、冬キャンプに欠かせないギアのひとつになってきました。
薪ストーブは保温ができるので、ホットドリンク片手にテント内で温まりながら読書を楽しむことができます。静かでリラックスできる環境のなか、本の世界に浸れます。
テント内で薪ストーブを使用する際は、一酸化炭素濃度を確認して、ときどき換気をすることを忘れないようにしてください。
温かいテントの中でカードゲームなどを楽しむ
冬は電気毛布やストーブで温かいテントの中でカードゲームが楽しい季節。外の寒さを忘れるほどテント内はゲームで熱気があふれ、盛り上がります。
キャンプでの食事が美味しく感じらるように、テント内でのカードゲームもキャンプというロケーションが楽しさを倍増させてくれます。
温かい料理や飲み物を楽しむ
スープや鍋など温かい料理が美味しい
冬キャンプでの食事は、体の芯から温まるスープやお鍋などがより美味しくいただけます。シメを工夫したり、複数のお鍋の味を楽しんだりして、家庭とは違う楽しみ方をするのもおすすめです。
また、デザートに焚き火でマシュマロを焼いたり、焼き芋を作ったりするのも冬ならでは。美味しい食べ物を食べて温まる幸せな時間ですね。
温かい飲み物を楽しむ
夏のキャンプではビールや酎ハイなどが喉越しよく主流になる傾向ですが、冬は熱燗やホットワインがとても美味しく感じられる季節です。
大人はお茶やコーヒーなどをホットに、子どもはココアやホットチョコレートなど温かい飲み物で心身ともに温まりましょう。
子どもと一緒に冬の遊びを満喫する
薪拾いや松ぼっくりを探す
冬キャンプには焚き火が欠かせないので、子どもに火起こしのやり方や火の管理のしかたを教えるいい機会です。
まずは、小さな子どももできる薪拾いや松ぼっくりを拾うことからはじめてみましょう。自分たちが拾った薪を大きさごとに仕分けすると愛着が沸いてきます。
燃えている薪や松ぼっくりを見ると焚き火がもっと身近で楽しく感じられるようになります。
子どもと一緒に体を動かして遊ぶ
暑い時期のキャンプでは体を動かすと汗をかいたりバテてしまったりするので大人は敬遠しがち。
冬キャンプであれば体を温められるので、鬼ごっこや縄跳び、おしくらまんじゅうなど、子どもと一緒に思い切り体を動かしてみましょう。
親子で過ごす時間は貴重で思い出深いものになります。ただし、運動不足の体に急な運動は怪我の危険があるのでほどほどにしてくださいね。
理科の実験ができる
冬の寒さを利用してバケツなどに水を入れておくと、置いておくだけで翌朝氷ができることを学べます。同様に、ジュースなどを容器に入れておくと、朝にはシャーベットが完成します。
また、霜柱やつららを観察したり、日中の日なたと日陰の温度を比較してみたりして、子どもと一緒に理科の実験観察するのも楽しいもの。
実際に見たり触ったりした経験は、教科書で学ぶことよりも印象深く記憶に残るのではないでしょうか。
冬のアクティビティも楽しめる
近隣施設で冬のアクティビティを楽しむ
キャンプをしながら近隣施設のアクティビティを楽しむのも冬キャンプの楽しみ方のひとつ。スキーやスノーボード、屋外のスケート場やワカサギ釣りなど、冬にしかできない楽しみがたくさんあります。
冬キャンプのキャンプ場選びは、スキー場や湖など、アウトドアアクティビティできる施設へのアクセスを考慮すると楽しみが倍増します。
キャンプ場内で雪遊びをする
冬が積もるキャンプ場では、ソリ滑りができたり雪だるまを作ったりして雪遊びを満喫できます。カップルや家族で雪合戦をするのも童心に帰って盛り上がります。
衣類が濡れたり汚れたりしたときのために着替えを多めに用意しておけば、気兼ねなく思いきり遊べます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。