BBQの後片付けは事前準備が大切!
コンロをなるべく汚さずに片付けやすくするためには、使用する前からの準備が大切です。ちょっとしたことなのですが、するとしないとでは片付けやすさが格段に違ってきます。
誰でも簡単にできる事前準備をご紹介しましょう。
事前準備①コンロにアルミホイルを敷く
BBQコンロの炭を置く場所は洗ってもなかなか汚れが落ちにくい箇所。コンロにアルミホイルを敷いて汚れを少なくしておくのがおすすめです。
少し大きめにアルミホイルをカットし、炭を入れる部分にぴったり添わせながら敷きます。内側のサイドの部分もすべて覆うようにくるみましょう。(外側は不要です)
しっかり手で押さえ、なるべくすき間なく敷き詰めれば完成です。このようにアルミホイルを敷いてから炭を置くことで、炭の処理はもちろんコンロの処理もラクになりますよ。
使用するのはBBQ専用のホイル。通常よりも丈夫で厚みがあり、ホームセンターやキャンプ用品販売店に取り扱いがあります。
事前準備②網に油を塗っておく
BBQコンロに載せる焼き網は、比較的リーズナブルに手に入りますが、BBQのたびに購入するのは大変。そこで焼き網もお手入れがラクになるよう、あらかじめ刷毛を使って油を塗っておきましょう。
刷毛は100円ショップなどにあるものでもO K。焼き網の表と裏に油を塗ったら、焼き網をよく火にかけ、熱してから食材を載せることで焦げ付きを防ぐことができますよ!
BBQで使用した網や炭の処理方法
BBQがスタートし、ほぼすべてのものを焼き終わったら使わないものから少しずつ片付けをしていきましょう。炭の消火には時間がかかるので、とくにデイキャンプなど時間がない時は、早めに片付けに取り掛かることをおすすめします。
設備の整ったキャンプ場では、使い終わった炭を捨てる「炭捨て場」がありますが、火災を防ぐために消火した炭を入れるよう注意書きがあるはず。
炭捨て場がない場所での炭の処理は、「火消し壺」を使ったり、水を張ったバケツに炭を少しずつ入れて消火し、持ち帰って処分するなどの方法を取ります。
また、焼き網は何も食材を置いていない状態で火にかけたり、ガスバーナーで煽って食材の残りかすを焼き切ったりし、焦げ付きは金ブラシで落とします。
焼き網の処理や洗うときは、キャンプ場の炊事場を汚さないよう、また炊事場で焼き網を洗っても良いのかよく確認してから行いましょう。
BBQ後の片付けの手順を紹介
BBQが終わってからコンロを片付けるまでの手順を確認していきましょう。
片付けの手順①炭を取り除く
炭捨て場がある場合は、消火を確認後に捨てる。炭捨て場がない場合は、火消壺や水を張ったバケツに少しずつ炭を入れ消火をします。
片付けの手順②敷いていたアルミホイルをはがす
安全のために冷めているか確認し、炭やすすが落ちないように気を付けながら外しましょう。キャンプ場の土のなかに炭を埋めたりすることなく、消火した炭は燃えるごみとして持ち帰り処分します。
持ち帰ったあと、アルミホイルは暮らしている自治体の決まりに従い、きちんと分別して処分しましょう。
片付けの手順③BBQコンロを洗う
水洗いする際は、ブラシやメラミンスポンジに洗剤を付けてこするとよく落ちます。ブラシやスポンジは100円ショップなどですぐに揃いますよ。ブラシはなるべく固い毛のものを選びましょう。
金属製のたわしはコンロに傷がついてしまうので、コンロの本体や外側の塗装部分などは避け、焼き網や炭を入れる部分だけ使用するようにしましょう。
細かな部分や、焼き網の残った油汚れには、スティックタイプのスポンジがおすすめです。取り切れない部分を優しくこすって汚れを落としたり、焼き網の残った焦げ付きなどに有効です。こちらも100円ショップのキッチン用品などで購入できますよ。
アウトドア用品メーカーでは、BBQコンロや焼き網、鉄板などの焦げ付きや汚れをラクに落とせるマルチなブラシが発売されています。こちらもチェックしてみてください。
片付けの手順④BBQコンロの水気を拭き取る
サビつきを防止するため、しっかりと水を拭き取ってからしまいましょう。お天気が良ければ天日干しをして乾燥させても良いでしょう。
BBQコンロの自宅での保管方法
BBQコンロを自宅で保管する際は、よく乾いたことを確認した後にさび止めや油を塗り、新聞紙に包んで保管します。
購入したときの箱に入れて保管するのが良いのですが、破れたり壊れてしまった場合は、コンテナやメッシュバッグなど通気性の良いものに入れて保管しましょう。
今回使用したグリルはこちら
コールマン(Coleman)コンロ クールステージツーウェイグリル