キャンプ場が空いている
冬のキャンプ場はとても空いています。夏休みなどのハイシーズンしかキャンプをしたことがない人にとっては、信じられないくらい静かに感じるでしょう。
予約がすぐいっぱいになってしまう人気のキャンプ場でも、冬なら当日予約もできちゃうかも。ハイシーズンに比べ、料金が安くなるところもありますよ。
目の前に広がる大自然を独り占めできる気持ちよさは、この時期ならでは。
好きなところにテントを張れますし、隣のサイトとの距離も遠いので、夜も周りを気にせず遊べます。(消灯時間があるところは守りましょう。)
ただし、冬期は営業しているキャンプ場も少なくなるので注意してくださいね。
虫がいない
キャンプに虫は付きもの・・・そう思ってませんか?冬キャンプは、虫がほとんどいません。
スズメバチに怯えたり、虫さされが痒くて寝れなかったり、ランタンが虫まみれになることも無いんです。
蚊取り線香や虫除けスプレーも必要ありません。虫がいないというだけで、快適度はかなり上がります。
虫が苦手だからキャンプに行けないという人は、冬キャンプが断然おすすめです。
暖かい食べ物&飲み物が美味しい
寒い中で食べる熱々の料理は格別の味。
やっぱり冬はお鍋が最高です。お餅を網で焼いて食べるのも冬っぽくていいですね♪
また、スパイスを効かせたホットワインやコーヒー、甘酒なんかも美味しい。体が温まるだけでなく、なんだか幸せな気分になれますよ。
たとえカップラーメンやレトルトカレーでも、冬キャンプでは御馳走になるから不思議です。
星が綺麗
冬の星空は1年のうちでも特別綺麗だと思いませんか?その理由は、空気が乾燥していることに関係があります。
空気中の水分が多いと霧や靄となり、見通しが悪くなるのですが、冬は空気中の水分が少ないので、視界が鮮明になるんです。
また、冬の星空には他の季節よりも一等星が多く、とてもゴージャス!
キャンプ場は周りに民家などが少ない場所にあるので、光や障害物に邪魔されることなく、満天の星空を体験できます。
冬は暗くなるのも早いので、望遠鏡を持ち込んで、ゆっくり星空観察してみてはいかがでしょうか。
焚火が最高に楽しい
冬のメインイベントは絶対に焚火!これだけは譲れません。
暑い季節の焚火はあまり気が進みませんが、冬はどんどん薪を焼べたくなります。焚火は暖を取るだけじゃなく、炎を見ているだけで癒されますよね。
これは焚火が「1/fのゆらぎ」という波長を持っているから。
「1/fのゆらぎ」は、波の音や川のせせらぎ、雨音など、一定のようで不規則なゆらぎのことで、ヒーリング音楽などにも取り入れられているんですよ。
ダッチオーブンを使ったスープや鳥の丸焼き、ホイル焼きなど、焚火料理も美味しいですしね♪
冬の朝は素晴らしい
枕草子でも「冬はつとめて」(冬は早朝がいい)と綴られています。シンと静まり返った冬の朝は、幻想的とも言えるほど素晴らしい空気感です。
まだ誰の足跡も付いていない雪の上を歩き、凛とした空気を肺いっぱいに吸い込みましょう。散歩後のホットコーヒーやホットココアの美味しいこと。
寒くてシュラフからなかなか出られないかもしれませんが、頑張って早起きする価値がありますよ。
冬ならではのアクティビティ
冬にしかできない遊びはたくさんあります。雪だるまやかまくらを作ったり、スノーシューで山を歩いてみたり、湖でワカサギ釣りをしてみたり。
家族や友達対抗の雪合戦もかなり盛り上がりますよ。子どもは寒くても元気ですし、犬は喜び駆け回ります。
また、テント内でストーブを焚いて、ぬくぬくお籠もりするのもまた一興。こたつでアイスを食べている感覚に近いような(?)なんとも言えない幸福感に包まれます。
クリスマスキャンプや年越しキャンプなども、じわじわ人気が出てきているようですよ♪
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。