焚き火はキャンプの醍醐味
陽が沈みはじめて、キャンプ場全体が薄暗くなってくると、遠くのほうから薪を割る音や、火の粉が上がるパチパチという音が聞こえてきます。
焚き火を一番の目的にしているキャンパー達が思い思いに楽しむ時間です。
夜がふけてまわりも静まり返ったときの焚き火の音や炎は、それだけでキャンプに来てよかったと思えるような至福の時間を演出してくれます。
キャンプではグリルでバーベキューをして終わり!という方も、一度焚き火に挑戦してみるとその魅力に気づくはず。
焚き火だけでは飽き足らず、意外に楽しい薪割りにもハマってしまうかもしれません。
そんなキャンプの醍醐味である焚き火をもっといろんなスタイルで楽しもうと、多くのブランドからさまざまな焚き火アイテムが発信されています。
焚き火用のエプロンやグローブ、焚き火台など、おしゃれなだけじゃなくつかい勝手のよさにもこだわったアイテムばかり。
そのなかでも注目したいのが「薪スタンド」です。
一見、本当に必要?と思ってしまうかもしれませんが、使ってみて便利さがわかる、もはや焚き火には欠かせないアイテムです。
薪スタンドの役割とは?
薪スタンドとは、その名のとおり焚き火でつかう薪を置いておくものです。
かっこよさだけのアイテムだと思われがちですが、薪スタンドをつかったほうがいい理由がちゃんとあるのです。
湿気を防ぐ
雨が降っていないからと薪を地面に直接おいていませんか?
山のなかや、高原などに標高が高いところにあるキャンプ場では、気温差によって結露が起こります。
そのため、地面に直接置いた薪は湿ってしまい、いざ火をつけようとしてもなかなかつかない、なんてことに。
薪スタンドがあれば、薪を地面から離して置くことができるので、そのようなトラブルを防ぐことができます。
持ち運びに便利
通常、ホームセンターやキャンプ場で購入する薪はワイヤーで結束されているだけのシンプルなもの。
管理棟から自分のサイトまで運ぶだけでもずれたりするので持ちにくく、慎重にならなければなりません。
そんなわずらわしさも薪スタンドが解消してくれます!
薪スタンドにはいろいろなデザインのものがありますが、なかには薪バッグと一体型になったものや取っ手がついているものもあり、薪を持ち運ぶときにも役立つ、非常に便利なアイテムなのです。
おしゃれなデザインが多い
やっぱりなんといっても見た目のかっこよさに惚れ込んでしまうようなデザインばかり。
焚き火だけでも絵になるのに、そのかたわらにおしゃれな薪スタンドがあったら、まさに理想の焚き火スタイルの完成です!
まわりのキャンパー達からも一目置かれることでしょう。
こだわり派におすすめの薪スタンドをご紹介
ここでは、とくにデザインにこだわった薪スタンドをご紹介します。
薪ラックテーブル(LOGOS)
耐熱テーブルがついた、折りたたみ式の薪スタンド。
焚き火はタープから離れて行うため、テーブルからも遠ざかってしまうものですが、このスタンドがあるとちょっとしたおつまみなどを置くこともでき、一石二鳥ですね。
- サイズ:約35×30×29cm
- 天板サイズ:約32×30cm
- 重量:約2.2kg
- 素材:スチール
となりのまきちゃん 薪バッグ&薪スタンドのセット(DOD)
折りたたみ可能。
薪の持ち運びに便利な布バッグがついています。
布バッグはそのまま薪スタンドにセットできて、最大で30kgまでの重さに対応しており、一度にたくさんの薪を保管できます。
- サイズ:約66×41×51cm
- 重量:約1.3kg
- 素材:アルミ合金、綿
薪ケース(asobito)
丈夫な綿帆布でできており、燃えにくく、撥水性も抜群です。
肩掛けもできる取っ手きで持ち運びも便利。
アウトドアにぴったりの色合いとデザインで、置いておくだけで目をひくアイテムになりそうですね。
- サイズ:約40×39×39cm
- 重量:780g
- 素材:綿帆布
ログキャリー スタンド付き(ハングアウト)
薪スタンド×薪バッグがセットになった、すぐれものです。
折りたたみ可能。
バッグとスタンドをひとつにまとめたり、余った薪をログキャリーに巻いて縛ったり、何かと便利な長さ調節可能なベルトが付属しています。
使い込むほどに味がでてくるので、ガンガン使って愛着がもてるアイテムになるでしょう。
- サイズ:約43×45×32.5㎝
- 重量:約2.5kg
- 素材:帆布、スチール、天然木(持ち手)