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ケルナー広場というのは、群馬県高崎市の観音山公園内にあるカラフルでユニークな子供向けの遊具がある広場です。ここでは子供が夢中になると評判のケルナー広場と、同じように公園内にあって子供に人気のプールについて説明しましょう。

ケルナー広場は群馬県観音山公園内の一角

 

ケルナー広場は、群馬県高崎市の観音山公園内にあります。

観音山公園は、昭和37年に開園したフェアリーランドが閉園した跡地につくられた、丘陵の地形や起伏、そして樹林といった自然環境をうまく取り入れた公園です。

観音山公園には、ケルナー広場のほかにウォーキングなどにぴったりの芝生広場があり、250台を収容できる駐車場もあることから、高崎市民の憩いの場所として親しまれています。

このケルナーという名前、広場を設計したドイツ人建築家ハンス・ゲオルク・ケルナーの名字から、名付けられました。

ケルナー氏のコンセプトは、「遊び場というのは想像力を刺激する場所」。

ドイツの遊具制作会社である、ケルナースティック社が作ったユニークなさまざまな遊具を「自分の想像力を使って好きなように遊ぶことができる」それが、ケルナー広場の遊具の魅力です。

ケルナー広場は、2018年に2000平方メートルという広々とした広場に拡張され、普通のブランコや滑り台とは一味違った遊具が多いのも特徴です。

 

 

グリム童話がモチーフの広場は危険回避能力を向上させる?

 

ケルナー広場の一番メインとなっている遊具は、「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフにしたお菓子の家です。

2つのすべり台が表す家は、どうやって滑り台までたどり着くのか、登り方なども考えてしまうユニークな形をしています。

また「Simsalabim」ドイツ語で「ひらけごま!」という名前がつけられた複合遊具は、ブランコ、木のトンネル、平均台、シーソーなどが組み合わせてあります。

一見普通そうですが、じつはいろいろと細かな仕掛けが隠れていたりします。

たとえば、斜めになった階段やゆらゆらする登り棒があったり、ただのパネルと思いきや持ち手がついていて、登れるようになっていたりなど、なかには小さい子には少し難しそうと思われるものもあります。

公園には、親御さんへのお願いとして、「子供が遊ぶ時に手助けしないで下さい」とあります。

それは、自分で触ったり、考えたりして、自分なりの遊び方を探させるため。

この公園のコンセプトである「想像力を刺激する場所」として、自分で遊び方を考えさせることで、危険を回避する能力や、体力を向上が期待できるといいます。

日本の公園では、少しでも危険かもと思われるものはありませんし、通常自分で遊び方を考えることというのは少ないのではないでしょうか?

それを子ども自身に考えさせることで、想像力を刺激したり、こんなふうに遊んだら危ないというのを身を持って考えさせているのかもしれません。

ケルナー広場には遊具だけではなく、ゆっくりと絵本を読んだり、読み聞かせや手遊びなども行われている「ゆっくりルーム・おはなしの部屋」などもあります。

そのほか、丸い水盤がいくつもあるような水遊び場や、長さ10mにも及ぶ滑り台などもあります。

幼児から小学生高学年まで、いろいろな年齢の子がそれぞれ楽しむことができますし、1つずつ順番に遊んでも、かなりゆっくりと遊ぶことができます。

 

 

広場に飽きたらプールへGo!

 

観音山公園の見どころは、ケルナー広場だけではなく、プールもあげられます。

プールは2017年にオープンしたばかりで、競技にも使用できる25mのプール、遊具のあるじゃぶじゃぶプール、流れるプール、幼児用プールの4種類あるので、小さなお子さんがいる家族から、カップルなど大人でも十分に楽しむことができます。

しかも料金は、市営ということもあり小学生以上は1回100円、小学生未満は無料。

安いので、午前中だけとか午後だけなど、ちょっとだけ楽しむということもできます。

また授乳室や更衣室もありますし、日よけのある休憩エリアも多いので、授乳が必要なお子さん連れや、プールで日に焼けたくないと言う女性にも優しい作りになっています。

天気にも寄りますが、午前中はケルナー広場、お弁当を食べた後はプールというのも、楽しいのではないでしょうか?

 
観音山公園 ケルナー広場 プール

冷感ミストファン クイッククール DOCQC5PK
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ケルナー広場は、自由に、そして思いきり自分を試して遊ぶということを考えて作られたとても自由な発想の公園です。近所の公園に飽きたら、子供が夢中になると評判の広場とプールに、お弁当を持って一度行ってみてはどうでしょうか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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