パタゴニアの食品部門である「パタゴニア プロビジョンズ」は、2025年4月3日(木)に、ムール貝のオリーブオイル漬の新フレーバー「スパイシー」を発売開始しました。

おいしいだけじゃない!ムール貝が持つ魅力とは

ムール貝・オリーブオイル漬 スパイシー

Amy Kumler©2025Patagonia,Inc.

主に洋食などで使用されることが多いムール貝。日本ではあまりなじみがありませんが、酒蒸しやパエリアで食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

貝類の中でもクセがなく、食べやすいムール貝ですが、ただおいしいだけではありません。生育中に海に浮遊する無数のプランクトンを食べて海水をろ過することから、海の水質改善にもつながると考えられています。

なんと、ムール貝1つにつき1日38~57リットルの水をろ過できるそう。また、密集した二枚貝は、稚魚やほかの海洋生物にとって格好の隠れ家となり、生物多様性にも貢献します。

このような特徴から、ムール貝は持続可能なシーフードとして注目を集めているのです。

体にうれしい栄養素がたくさん

ムール貝は、たんぱく質や鉄分、ビタミンB12などが豊富に含まれる栄養価の高い食材です。ムール貝1缶に、ビタミンB12の1日摂取量の375%が含まれているほか、2㎎の鉄分と18gのたんぱく質が含まれています。

筋肉や皮膚を作るのに欠かせない、必須アミノ酸9種がすべて含まれているのも特徴です。さらに、ムール貝は食物連鎖の最底辺であるため、水銀の含有量が極めて少ないシーフードのひとつとしても知られています。

新フレーバー「スパイシー」が登場!

ムール貝・オリーブオイル漬 スパイシー

Amy Kumler©2025Patagonia,Inc.

パタゴニア プロビジョンズは、2018年よりムール貝のオリーブオイル漬として「スモーク」「ソフリット」「レモンハーブ」の3種類を販売。

今回発売を開始した新フレーバーは、スペインのエスカベーチェという料理からヒントを得たのだとか。爽やかな酸味とピリ辛な味付けで、ムール貝の持つうまみや甘みが口いっぱいに広がります。

そのまま食べるのはもちろん、バゲットと一緒に食べたり、パスタに和えたりして食べるのもおすすめです。

ムール貝のオリーブオイル漬「スパイシー」を使ったメニューも

ムール貝・オリーブオイル漬 スパイシー

Junji Kumano©2025Patagonia,Inc.

神奈川県藤沢市のレストランinacujiraでは、ランチの「お魚と旬のお野菜プレート」のデリとして、「ムール貝出汁のブルグル煮込みムール貝・オリーブオイル漬 スパイシーのせ」を提供しています。

季節や入荷する食材によってメニューは変わりますが、ぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。

inacujira店主・曽我小百合さんのコメント

臭みがなく、旨味を感じるムール貝・オリーブオイル漬で、通常廃棄されるムール貝の煮汁も缶詰に入っていて、おいしい上に、廃棄物を減らすという理念が素晴らしいです。一般的な水産養殖が環境に与える影響が気になりますが、ムール貝が持続可能なシーフードで安心しています。栄養があるムール貝を手軽に食べられる料理のバリエーションを提案していきたいと思っています。

【店舗情報】
所在地:〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢532
営業日:火~木11:00-16:00、金~日9:00-16:00
定休日:月曜日

商品概要

製品名:ムール貝・オリーブオイル漬 スパイシー
原材料:蒸しムール貝むき身、ムール貝出汁、りんご酢(有機)、赤ピーマン(有機)、オリーブ油(有機)、パプリカ(有機)、カイエンペッパー(有機)
固形量:86g、内容総量:120g
価格:\1,296(税込)
ムール貝・オリーブオイル漬 スパイシーの詳細はこちら

環境へのダメージが少なく、私たちの健康に欠かせない栄養素を豊富に含むムール貝。パタゴニア直営店やオンラインストアなどで購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

パタゴニア プロビジョンズ公式HP

Greenfieldニュース編集部

ライター

Greenfieldニュース編集部

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