【アウトドア好き必見！】冬の日焼け対策&寒さに負けない肌にするコツを紹介

本業のエステサロンで本格的な冬を迎えると、アウトドアでの「日焼け・肌荒れ」といったお悩みが増えてきます。この記事ではアウトドア愛好者向けにお伝えしている、この季節の肌悩みに対する対策をわかりやすく紹介します。

冬の肌悩み最多2選を紹介【アウトドア愛好者編】

「絶対日焼けしたくないんです。どうしたらいいですか？」

冬になると、アウトドアを楽しむ方からこういったお問い合わせが多くなります。その背景には「過去に日焼けしてひどい目にあった…」なんてことも。

今回、とくに相談が多いお肌の悩みについてご紹介します。

この時期に多いトラブル「日焼け・肌荒れ」

「冬の紫外線も油断できない」と感じたことはありませんか？

とくに雪がある時の日焼けは、肌が赤くなりヒリヒリしたり、皮剥けや長期的な肌荒れを引き起こします。

お肌のメンテナンス中に、夏より冬の方がダメージが大きいと思うことも少なくありません。夏の日焼けは健康的に見えることがありますが、冬は乾燥の影響で肌が余計に荒れて見えるのです。

度重なる日焼けの先に現れる「シミ」

長年お肌に向き合ってきて思うことがあります。

アウトドアを好むお客様は、身体を動かしながらリフレッシュしているので「ハリのある肌」を持っている印象があるということです。しかしその反面、紫外線を多く浴びる分シミが避けられないのかと感じることも。

毎年、シミの原因となるメラニンが確実に蓄積するため、紫外線を浴びる前後のケアが大切になります。

冬も日焼け止めは必要？

もちろん、冬でも日焼け止めは必要です。実は、肌のほうにもダメージを受けやすい理由があるのです。

なぜ冬の方がダメージが大きいのか？

それは「紫外線の照り返し」と「寒さによる乾燥」これらのふたつの原因が重なるためです。とくに雪山では日焼けしやすい上に、肌の乾燥を悪化させるため、日焼けだけでなく肌荒れも起こしやすくなります。

乾燥で肌が弱ると、日焼けのダメージが目立って回復にも時間がかかります。冬の紫外線が肌に与える影響は、夏と違って日焼けだけにとどまらないのです。

そのため、日焼け止めクリームなどでカバーしつつ、保湿することが冬の紫外線ケアのポイントになります。

日焼けダメージから肌を健やかに保つコツ

多くの方が日焼け後のスキンケアに重点を置きがちですが、日焼け前のケアも重要です。

その理由は以下の通りです。

とくにおすすめのスペシャルケアは、水分たっぷりのシートマスク。冬のアウトドア向け肌対策としては頼れるアイテムです。これらのケアで季節を通して健やかな肌を維持できます。簡単で効果的なため、メンズ美容にもおすすめですよ。

【冬のアウトドア】日焼け止めを選ぶポイント

冬のアウトドアシーンで日焼け止めを選ぶポイントは以下の2つです。

pointその①

肌に心地よくなじむものを選ぶ

肌に負担をかけず、つけた後も快適で穏やかな状態が保てるものを選びましょう。紫外線防止効果と保湿機能を兼ね備えた「SPFが高くても肌に優しい」タイプが理想的です。

使いやすく、お好みのものを選ぶのもよいでしょう。しっかり保湿効果も兼ねたいときはクリーム、軽いつけ心地が好きならジェル、手軽に何度も重ねてカバーしたいならスプレータイプがおすすめです。

pointその②

SPF50・PA+++を目安にする

アウトドアではSPF40〜50が推奨されますが、肌に負担を感じる場合はSPF値を調整してください。肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。

【冬のアウトドア向け】おすすめの日焼け止め2選

紫外線をしっかりカバーしながら着け心地よく、冬のアウトドアを楽しくさせてくれるおすすめの日焼け止めアイテムはこちら！

①ビオレUV　アクアリッチ　ウォータリーエッセンス （SPF50+／++++　PA）|花王

肌になじみやすく、薄く伸びて白浮きしない理想的な日焼け止めです。保湿効果でしっかり密着し、使うたびに透明感のある仕上がりを実感できるでしょう。

また、化粧下地としても活用できる多機能タイプで、キャンプ先での朝にもぴったり。スキンケア発想で作られており、肌への負担が少ないのも魅力です。乾燥しやすい冬でも肌をしっとり守るため、特に敏感肌の方や日焼け止めが苦手な方におすすめ。これ一つで紫外線対策と美肌ケアを叶える、頼れるアイテムです。

②アウトドアUV ホワイト（SPF50+PA／PA+++）｜ヴィーヴォ

コンセプトは「アウトドアを思いっきり楽しむためのパートナー」。いつでもどこでも取り出しやすいこのアイテム、日差しが気になるたびに重ね塗りができます。

スティックタイプなので、山頂でもサッと塗り直しができ、手軽さが魅力です。虫を寄せ付けにくい処方で、液漏れの心配がないのも安心ポイント。男性にも支持されており、リピーターが続出しています。機能性とデザインを兼ね備えたこのアイテムは、アウトドアのお供にぴったりです。

“冬でも素肌感ある明るい肌”へ！日焼け止めの塗り方

日焼け止めをたくさん塗りすぎていませんか？一つのものに頼ると、適正量を上回りやすく厚塗り感が出てしまいがちです。

いくつかのアイテムを少量ずつ重ねることによってカバー力が増し、見た目も自然な雰囲気に。

ベースメイクとして使用する場合は、メイクアップベースやフェイスパウダーを合わせて使いましょう。それぞれの一回分の使用量は、適正量にとどめてくださいね。

ボディをカバーする場合は、サングラス・ネックウォーマーといった小物のほか、登山中は携帯用のスプレーなども合わせて使うのがおすすめです。

20年間お肌に向き合って環境について思うこと

20年前は、日焼けのダメージをここまで深刻に捉えたことがありませんでした。最近は、「ちょっと焼けましたね」くらいでは済まされないような肌荒れもあります。そんなときは、肌を見てオゾン層ってなくなっているかと思うほどです。

この先も山には変わらない姿であって欲しいと願いつつ、筆者自身もストレスフリーな肌で登山をずっと楽しみたいと思っています。