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ランタンハンガーはさまざまなメーカーから販売されており値段もピンキリ。そこで今回は、ランタンハンガーのメリットや選び方、おすすめの商品を紹介します。この記事を参考に、自分にぴったりなアイテムを探してみてください。
 
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目次

ランタンハンガーとはどのようなアイテム?

ランタンハンガー アイテム

ランタンハンガーとは、テントやタープのポール、小枝などにランタンを吊り下げるためのアイテムのこと。ランタンは、机などに置くよりも高い位置に設置するほうが広範囲を照らせ、明かりの少ない場所でテント泊をする際はとくに便利です。

ランタンハンガーには、ランタン以外にゴミ袋やタオル、洋服をはじめ、形状によってはスピーカーやペットのリードも取り付けられます。耐荷重が大きければ、洗った食器などをドライネットに入れて乾かす使い方も可能です。

「ランタンスタンド」との大きな違いは、固定する高さを自由に変えられる点。ポールの好きな位置にランタンを吊り下げられるので、手元を明るくしたりテント全体を明るくしたりと、ランタンの使用用途が広がります。ひとつ持っておくと非常に重宝するアイテムです。

ランタンハンガーを使用するメリット

ランタンハンガー メリット

ランタンハンガーのメリットとして、広範囲を照らせるだけなくインテリアの演出でも活躍することが挙げられます。またランタンの転倒を防ぎ、火傷や引火のリスクを減らすといったメリットも。比較的低価格で手に入り、荷物がかさばらず扱いやすいことも特徴です。それぞれのメリットについて詳しく解説します。

広範囲を照らせる

ランタンハンガーを使えばランタンを高い位置に設置できるので、テント全体に明かりを灯せるようになります。机に置いておくだけでもインテリアとして雰囲気を盛り上げられますが、街灯のない山林などで一夜を明かすには光が足りないと感じることも。広範囲を照らす光源があると圧倒的に過ごしやすくなりますよ。

食事の後片付けをしたり、寝床を準備したり、シャワーの荷物をまとめたりと、日没後にやることは意外に数多くあります。暗闇でも快適に作業を進められるように、高い位置にランタンを設置できるランタンハンガーがあるとよいでしょう。

キャンプシーンが盛り上がる

ランタンハンガーのメリットは、おしゃれなキャンプシーンの演出でも活躍する点です。ランタンは、机に置くだけよりも吊るしたほうが、ゆらゆらと揺れる明かりでキャンプの雰囲気が盛り上がりますよ。

暗闇のなかに浮かび上がるランタンの明かりはとても幻想的。インテリアや空間演出にこだわりたい人にもぴったりのアイテムです。

固定する高さを選べる

タープやテント用のポールがあれば、手元を明るくしたい場合は下げて使用したり、広範囲を照らしたい場合は高い位置に設置したりできます。場面に応じて高さを変えられるのも、ランタンハンガーの大きな特徴です。

ランタンの転倒を防げる

移動の際、固定していないランタンにぶつかるとランタンが転倒してしまいます。とくに燃料系のランタンは、火事になる可能性があるだけでなく、触れた際に火傷をする可能性も。またガラス製のランタンは、落下するとガラスが割れてケガにもつながります。

火事・やけど・ケガのリスクを減らすためにも、ランタンハンガーでランタンをしっかりと固定しましょう。

比較的低価格で手に入る

ランタンハンガーは、ダイソーなどの100均で売っている低価格なものから、ハンドメイドの高級品などラインナップが豊富です。スタンダードな商品は2,000円ほどで購入できますよ。

使ってみるか悩んでいる人でも気軽に購入できるのは大きなメリットといえるでしょう。

荷物がかさばらない

ランタンハンガーは、本体が25〜30cm、本体重量が120g程度のものが多く比較的コンパクトです。キャンプ用のボックスやカートにパッと入れられるサイズ感なのもメリットです。ツーリングをする人でも持ち運びやすいといえるでしょう。

ランタンハンガーを選ぶときのポイント

素材は、軽量で安価なステンレス製や、経年変化を楽しめる真鍮(しんちゅう)製のものなどさまざま。固定するポールや手持ちのランタンの形状によっては対応していないランタンハンガーもあるので、選ぶ際のポイントを購入前にしっかりと確認しましょう。

耐荷重で選ぶ

ランタンハンガーは商品によって耐荷重が異なります。手持ちのランタンの重さとかけ離れたものを選ぶと、落下の可能性が高くなったり、うまく固定できなかったりします。

ランタンハンガーのメリットを最大限発揮するために、まずは耐荷重をしっかりチェックしましょう。

取付け可能なポールの直径で選ぶ

取り付けるポールの対応サイズも、ランタンハンガーを選ぶ際の大切なポイントです。細いポールに対応しているもの、太いポールに対応しているもの、対応サイズを幅広く設定しているものなどポールの対応サイズはさまざまです。

取り付けるポールが決まっている場合、ポールの直径をあらかじめ測ってから購入するとよいでしょう。決まっていない場合は、対応サイズに幅があるものがおすすめです。

形状で選ぶ

ランタンハンガーの形状は主に、巻き込み型・クリップ型・挟み込み型の3種類です。それぞれの特徴を紹介するので、手持ちのランタンに合うものはどのタイプかをぜひチェックしてください。

巻き込み型

テントやタープのポールにランタンハンガーを巻き込み、テコの原理でホールドするタイプです。引っ掛けるものが重いものほどしっかりと固定できるので、重量のあるランタン向きです。

一方で軽いものは荷重がかかりにいので固定しにくいと言えます。衝撃で落下してしまったり、風でくるくると回ってしまったりするので、軽量なランタンには不向きと言えるでしょう。

クリップ型・挟み込み型

LEDランタンや小型ランタンなどの軽量のランタンを吊り下げるのに便利なのがクリップ型・挟み込み型です。クリップ型はワンタッチでポールを挟んで固定し、挟み込み型はポールにフックを通して固定します。取り付けが簡単なので初心者でも扱いやすいのが特徴です。

材質で選ぶ

材質は、鉄製・ステンレス製・真鍮(しんちゅう)製・木製などがあります。それぞれの特徴を紹介します。

鉄製

無骨な野営アイテムとして人気の鉄製(アイアン)。重量感はありますが、鉄製+木製・鉄製+レザーなど、ほかの素材と組みあわせたおしゃれなアイテムが豊富です。ひと味違うおしゃれなアイテムを探している人にぴったりですよ。

ステンレス製

多くのメーカーから数多く販売されているスタンダードな材質がステンレスです。リーズナブルで軽量なものが多いので数多くの種類から選べます。頑丈で錆(さ)びにくく、コスパが高いのが大きな特徴です。

真鍮(しんちゅう)製

丁寧にケアをして長く愛用したい人に人気の材質が真鍮です。手入れを怠(おこた)ると錆びてしまう場合がありますが、デザイン性が高いアイテムが多いことがメリットです。お気に入りのアイテムをケアする時間もキャンプの楽しみになりますよ。

木製

ナチュラルテイストが好きな人からの人気が高い、軽量ランタン向きの素材です。雨や湿気がひび割れ・シミの原因になるため、晴れた日やテント内での使用が不可欠です。使用前に、木材用の防水スプレーをかけるとよいでしょう。

おすすめのランタンハンガー13選

ランタンハンガー おすすめ

ここでは、おすすめのランタンハンガーを紹介します。それぞれのアイテムの特徴と、選ぶときのポイントである耐荷重・取付け可能なポールの直径・形状・材質も紹介するので、購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

巻き込み型

巻き込み型を選ぶ際は、取付けの簡単さや落下のしにくさなどをチェックしましょう。高い位置に設置する場合や燃料系のランタンを設置する場合は、落下防止構造がある商品を選ぶとよいでしょう。

LOGOS(ロゴス)「ランタンフック-BB」

LOGOSのランタンフックは、円形ポールだけでなく角柱ポールにも使用できます。直径19mmの細いポールや直径30mmの角柱にも設置できます。フックを持ち上げてひねりながらポールに固定していくので、力に自信がない人にもおすすめです。

ランタンを吊り下げる部分が、落下しにくい深めのU字構造になっているのも魅力です。取り付ける場所が決まっていない人や、はじめて購入する人におすすめの扱いやすい商品です。

材質 ステンレス(塩化ビニールコーティング)
耐荷重
取付け可能なポールの直径 角柱:最大(約)31mm、円柱:(約)φ19~22mm
本体サイズ 約25cm
本体重量
ロゴス「ランタンフック-BB」
ロゴス「ランタンフック-BB」

Snow Peak(スノーピーク)「ランタンハンガー(Lサイズ)」

Snow Peakのランタンハンガーは、ポールにくるりと巻くだけの簡単な構造です。本体重量が120gと非常に軽量なステンレス製の商品です。フック部分がループ状の落下しにくい構造なのもうれしいポイント。「風が強いときでも落ちない」と人気のアイテムです。

ネックが長いので大型のランタンも使用できます。持ち運びやすいサイズとシンプルな形状なので、荷物を増やしたくない人におすすめです。

材質 ステンレス・塩化ビニールコーティング
耐荷重
取付け可能なポールの直径 φ27~32mm
本体サイズ φ6×250mm
本体重量 120g
スノーピーク「ランタンハンガー(Lサイズ)」
スノーピーク「ランタンハンガー(Lサイズ)」

Viaggio+(ヴィアッジオプラス)「ヌメ革ランタンフック」

無機質で無骨なアイアンとヌメ革の質感がおしゃれなキャンパーに人気のアイテムです。シンプルな見た目ながら、経年変化も楽しめる材質の組み合わせにより、使い込むほどに味わいが増します。

耐荷重はなんと10kg。大型ランタンだけでなく、ケトルやバッグなどを吊り下げるのにも活用できますよ。高級感がありながら価格が手ごろなのも好印象です。テントサイトの演出にこだわりたい人や、大型のランタンを設置予定の人にぴったりのアイテムです。

材質 スチール・本革(ヌメ革)
耐荷重 約10kg
取付け可能なポールの直径 φ24~32mm
本体サイズ 26.5cm
本体重量 約95g
ヴィアッジオプラス「ヌメ革ランタンフック」
ヴィアッジオプラス「ヌメ革ランタンフック」

BUNDOK(バンドック)「ランタンハンガー」

ポールのサイズにあわせて、使用する左右のリングを変えられるランタンハンガーです。2パターンの活用方法があるのは非常に便利です。オールブラックのカラーリングも特徴的です。

2本セットなので、場面にあわせて使い分けられるのもうれしいポイントです。ひとつを固定用にして、もうひとつをゴミ袋やコート、タオルなどのちょっとしたものを吊り下げる用にすると便利ですよ。コスパ重視の人や試しに使ってみたい人にイチオシです。

材質 スチール・ポリ塩化ビニル
耐荷重 5kg
取付け可能なポールの直径 φ19~22cm・φ25~28cm
本体サイズ 約280×50×50mm
本体重量 約120g
バンドック「ランタンハンガー」
バンドック「ランタンハンガー」

CAMPOOPARTS(キャンプオーパーツ)「ランタンハンガーウッド」

「”大人ってかっこいい”を目指して大人の贅沢時間を想像する」をコンセプトとしたCAMPOOPARTSと、大人が火遊びを楽しむための道具を創造する「gravity-equipment」のコラボ商品です。職人が一本ずつ仕上げた、芸術作品ともいえるデザインのクオリティが特徴的です。

ナチュラルなサイトにも溶け込むオークウッドと、無骨さが人気のアイアンを組み合わせています。少し値段は張りますが、スタンダードなものとはひと味違うおしゃれな商品を求めている人におすすめです。

材質 オーク無垢集成材・脚部アイアン
耐荷重 約1kg(LEDランタンメインのご使用をお願いいたします)
取付け可能なポールの直径 φ22~32mm
本体サイズ 木部のみ約W280×厚み18×H38mm
本体重量
キャンプオーパーツ「ランタンハンガーウッド」
キャンプオーパーツ「ランタンハンガーウッド」

PETROMAX(ペトロマックス)「ランタンハンガー」

ペトロマックスは1910 年にドイツで創業した灯油ランタンのブランドです。木の幹などにチェーンを巻いて使用するランタンハンガーです。

テコの原理を利用することで、太い幹などに固定して使用できる点が特徴です。林間サイトでキャンプ予定の人におすすめですよ。

材質 メッキ
耐荷重
取付け可能なポールの直径
本体サイズ
本体重量 344g
サウスウィンズ「ランタンフック TW5004」
サウスウィンズ「ランタンフック TW5004」

Thous Winds(サウスウィンズ)「ランタンフック TW5004」

中国のランタンブランド「Thous Winds」から発売されているランタンフックです。真鍮と牛皮の掛けあわせが高級感を演出しています。

ランタンを吊り下げる部分が巻き込むようなV字型なので、ランタンが落下しにくい点が大きな魅力です。使用後もしっかりとケアをして経年変化を楽しみたい人にぴったりですよ。

材質 真鍮・牛皮
耐荷重 4kg
取付け可能なポールの直径 φ20〜33mm
本体サイズ 長さ26cm
本体重量 110g
サウスウィンズ「ランタンフック TW5004」
サウスウィンズ「ランタンフック TW5004」

クリップ型・挟み込み型

巻き込み型の取り扱いが不安な人におすすめなのがクリップ型・挟み込み型です。ポールを挟み込むだけの簡単設計なので、設置にコツはいりません。なにも吊り下げていない状態でもずり下がらないアイテムが多いことも魅力です。使用用途にあわせてチェックしてみてください。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「ステンレス製ポール用ランタンハンガー」

ポールに巻き付けてから挟み込むのでしっかりと固定できます。ユーザーレビューでも「落ちない」と高評価。なにも吊り下げていない状態でもずり落ちません。ランタンを持って移動したいときに、ンタンハンガーを取り外す手間が省けるでしょう。

ランタンハンガー単体で使用してもしっかりと固定されるので、ランタンを使わない時間はゴミ袋などの軽いものを引っ掛けることも可能です。幅広い用途でランタンハンガーを活用したい人は必見ですよ。

材質 18ー8ステンレス鋼(ポリエチレンコーティング)
耐荷重 1.5kg
取付け可能なポールの直径 φ19~30mmの丸型ポール
本体サイズ 56×240×100mm
本体重量 120g
キャプテンスタッグ「ステンレス製ポール用ランタンハンガー」
キャプテンスタッグ「ステンレス製ポール用ランタンハンガー」

MYSTIC RIDGE(ミスティックリッジ)「クリップ式 多機能ランタンハンガー」

楽天で販売するとすぐに完売してしまう人気商品です。本体重量は約130gと軽量ですが、重みで変形しない耐久性のある仕様が特徴。しっかりとホールドする二重フックとシリコン仕様で落下の心配がありません。スリムサイズで持ち運びやすいのも嬉しいポイントですね。

ポールの直径に応じてサイズを調節できるので、幅広い種類のポールにしっかりと固定できるのも魅力ですよ。取り付け場所が決まっていない人にぜひチェックしてほしい商品です。

材質 ステンレス・シリコン
耐荷重
取付け可能なポールの直径
本体サイズ 25.5×6×10cm(直径3.5cm)
本体重量 129g
ミスティックリッジ「クリップ式 多機能ランタンハンガー」
ミスティックリッジ「クリップ式 多機能ランタンハンガー」

Coleman(コールマン)「ポールランタンハンガーII」

ホールド部とハンガー部を分解してコンパクトに持ち運べるアイテムです。ホールド部の左右どちらかをポールの直径にあわせて固定し、ハンガー部にランタンを吊り下げるだけの簡単設計です。荷重が加わるとホールド部がポールを挟み込み、しっかりと安定します。

幅広い種類のポールに取り付けられるため、ポールの直径がわからない場合に便利でしょう。設置が簡単なので、 ランタンハンガーをはじめて使う人でも扱いやすい商品ですよ。

材質 ホールド部:アルミニウム・PVC、ハンガー部:ステンレス
耐荷重 約3.5kg
取付け可能なポールの直径 約φ19~30mm
本体サイズ 約26×4cm(使用時)、約19cm(ハンガー長さ)
本体重量 約125g
コールマン「ポールランタンハンガーII」
コールマン「ポールランタンハンガーII」

LOGOS(ロゴス)「ウッドなランタンフック」

ランタンフックの穴をポールに差し込むだけで簡単に使えるアイテムです。ぬくもりを感じられるオール木製のシンプルなデザインで、おしゃれな空間演出にぴったり。滑り落ち防止のために先端に溝が入れられているのもうれしい点です。

ポールを楽に付け替えられるため、調理をするときに手元を照らしたり、脱いだコートをかけたりとさまざまなシーンで活躍します。ランタンを吊り下げる位置を頻繁に変えたい人にぜひチェックしてほしい商品です。

材質 木材
耐荷重
取付け可能なポールの直径 [穴(大)]:最大30mm、[穴(小)]:最大20mm
本体サイズ 長さ約30cm×幅約9.5cm
本体重量 約140g
ロゴス「ウッドなランタンフック」
ロゴス「ウッドなランタンフック」

Coleman(コールマン)「コンビニハンガー」

テーブルのポールに取り付けてコンビニ袋を吊り下げる用途で人気のアイテムですが、実はランタンハンガーとしても使えます。設置が簡単で、対応するサイズのポールにクリップを取り付けるだけ。引っ掛かりの部分にランタンを吊り下げれば完成です。

クリップが少し固めなので力はいりますが、その分ホールド力は抜群ですよ。なにもかけていない状態でもずり下がりません。固定したあとは、ランタンを吊り下げたり、ゴミ袋や蚊取り線香を引っ掛けたりと自由に使えるのもポイント。いろいろなシーンで使いたい人にぴったりです。

材質 ポリアセタールほか
耐荷重 約1kg
取付け可能なポールの直径 約φ20~25mm
本体サイズ 約8.5×10×4.8(h)cm
本体重量 約40g
コールマン「コンビニハンガー」
コールマン「コンビニハンガー」

SAMURAI CRAFT(サムライクラフト)「ランタンハンガー」

サムライクラフトオリジナルのアイテムです。板の穴にポールを通してから、隙間にもうひとつの板をかませて固定します。ポールの太さによって差し込む板の深さを調節できるので取り扱いが簡単です。穴の直径が約31mm、差し込む板の幅が15mmほどあるので細いポールでも使えますよ。

アカシアと革紐を組み合わせたシンプルな見た目がおしゃれですね。革紐のフープにランタンを取り付けるので、カラビナかS字フックを用意すると便利です。一度固定すると、ポールを分解しないと抜けなくなるので、テントのポールに固定する場合は注意しましょう。

固定したあとに動かすことが想定される場合は、ランタンスタンドなどの簡単に分解できるポールに設置するのがおすすめ。ギアにこだわりのある人にぜひチェックしてほしい商品です。

材質 集成材(アカシア)
耐荷重
取付け可能なポールの直径 φ30mmほど
本体サイズ 230x60x15mm
本体重量 80g
サムライクラフト「ランタンハンガー」
サムライクラフト「ランタンハンガー」

ランタンハンガーと相性がよいスタンド3選

ランタンハンガー スタンド

ランタンハンガーとあわせて購入することが多いのがランタンスタンド。自立式なので好きな場所に設置できるだけでなく、移動も自由にできます。一般的なランタンハンガーの対応サイズに合うよう、ポールの直径が細すぎないものを選ぶことがポイントです。

DOD(ディーオーディー)「アンコウスタンドRX」

おしゃれキャンパーからの人気がある、DODのシンプルなランタンスタンドです。地面に打ち込むと一本脚で自立するので、テーブルやテントのすぐ横に設置できます。巻き込み型のランタンハンガーが1本ついていますが、ポールの直径が19mmほどなので別メーカーのランタンハンガーも使用可能です。

ペグ部分に余計な出っ張りがないため、耐久性が高い構造になっています。ハンマーなどを引っ掛かけるための穴もあるので、撤収時に楽にペグを抜けるのもポイントです。

足元の視認性が向上するので、小さな子供がいるファミリーキャンパーにおすすめです。

材質 ペグ・ランタンハンガー:スチール、ポール:アルミ合金、キャリーバッグ:600Dポリエステル(PUコーティング)
耐荷重 1.5kg
取付け可能なポールの直径 約φ19mm
本体サイズ ペグ:(約)W2.1×D2.1×H29cm、ポール:(約)直径1.9×長さ170cm、ランタンハンガー:(約)長さ18cm
本体重量 約780g
ディーオーディー「アンコウスタンドRX」
ディーオーディー「アンコウスタンドRX」

LOGOS(ロゴス)「ハンディフラットランタンスタンド」

カメラの三脚のようにワンタッチで手軽に使用できる点が特徴です。48~123cmの範囲で高さを変えられるので、椅子の脇に置いたり、調理台の脇に置いたり、テント内に置いたりと幅広く使用できます。三脚式なので簡単に移動できるのもうれしい点です。

別売りのアタッチメントを取り付ければスマホスタンドとしても使用可能です。コンパクトに収納できるので、ソロキャンプやツーリングキャンプなどに適しています

材質 アルミ・スチール
耐荷重 600g
取付け可能なポールの直径
本体サイズ 約W48×D42×H48~123cm(収納時33cm)
本体重量 約460g
ロゴス「ハンディフラットランタンスタンド」
ロゴス「ハンディフラットランタンスタンド」

5050WORKSHOP(フィフティ フィフティ ワーク ショップ )「2WAY STAND」

テーブルなどにクランプを挟んで固定する方法と、ペグを地面に打ち込んで固定する方法の2パターンの設置方法に対応したアイテムです。約31cmのジョイントが3本あり、高さにあわせて使用本数を変えられますよ。

ジョイント1本とハンガーをクランプに使用し、残りのジョイント2本をペグに使用すれば、2つのランタンスタンドが完成します。ひとつは手持ちのランタンハンガーを設置してランタン用にして、もうひとつはゴミ袋など軽めのものを吊り下げる用にするなどの幅広い使い方ができます。

テーブル用のランタンスタンドを探している人にぜひチェックしてほしい商品です。

材質 アルミニウム合金・スチール・ポリエステル(収納バッグ)
耐荷重 約1kg(ハンガーフック)
取付け可能なポールの直径
本体サイズ 最大約125cm(ペグ除く)、H390×W100×D60mm(収納時)
本体重量 約500g
フィフティ フィフティ ワーク ショップ「2WAY STAND」
フィフティ フィフティ ワーク ショップ「2WAY STAND」

ランタンハンガーと組み合わせが可能なギア5選

ここでは、ランタンハンガーを使用するときにあると便利なものや、ランタンハンガーに吊り下げるとキャンプがより快適になるアイテムを紹介します。

LIXADA(リクサダ)「ハンガーフック」

さまざまな用途で使える万能なハンガーフックです。小型ランタンなどの持ち手が、ランタンハンガーにうまく引っ掛からなかったときに活躍します。

単体でも、ポールやロープに直接取り付けられる点が魅力です。ランタンハンガーとしても使える万能アイテムですよ。ズボンのベルト紐にもつけられるので、ライトをいつも手に持って移動している人は要チェックですよ。

材質 ステンレス鋼
本体重量 S:8g
本体サイズ S:約40×60mm
リクサダ「ハンガーフック」
リクサダ「ハンガーフック」

Coleman(コールマン)「ハンギングドライネットⅡ」

コンパクトに収納できるうえ、本体重量が約180グラムと非常に軽量なポップアップ式ネットです。吊り下げに便利なフックが付いているので、ランタンハンガーに簡単に設置できます。

乾かす目的だけでなく、車の鍵・虫除けスプレー・薬などのなくなると困るアイテムや、使うときにすぐに取り出したいキャンプ用品・調理道具を収納する際にも活躍しますよ。軽量なので、ソロキャンプやツーリングキャンプをする人に特におすすめです。

材質 ポリエステル・スチール・ステンレス
本体重量 約180g
本体サイズ 約φ32×80(h)cm(使用時)、約φ15×8(h)cm(収納時)
コールマン「ハンギングドライネットⅡ」
コールマン「ハンギングドライネットⅡ」

MEDIK(メディク)「天上扇風機」

充電式の吊り下げ型扇風機です。夏の扇風機としてはもちろん、冬はサーキュレーターとしても使えます。コンパクトに折りたためるうえ、分解して水洗いすることも可能です。ワイヤレスリモコンもセットで販売されているので、わざわざ立ってスイッチを押す必要がありません。

ランタンハンガーをテントの高い位置に固定し、扇風機を取り付ければ快適な空間が完成しますよ。夏の蒸し暑さに悩んでいる人におすすめです。

材質
本体重量 385g
本体サイズ φ90×110.5mm
メディク「天上扇風機」
メディク「天上扇風機」

Goods Land(グッズランド)「ウェットティッシュケース ホルダー」

ウェットティッシュケースとランタンハンガーを組み合わせると、ウエットティッシュをすぐに取り出せないストレスを軽減できるでしょう。ランタンハンガーは好きな高さに固定できるので、常に手が届く場所にウェットティッシュを置けますよ。

準備の際はテントのポールに吊り下げたり、食事の際はテーブルのポールに吊り下げたりと、シチュエーションにあわせて置いておけますよ。

材質 ナイロン・プラスチックなど
本体重量 約138g
本体サイズ φ90×110.5mm
グッズランド「ウェットティッシュケース ホルダー」
グッズランド「ウェットティッシュケース ホルダー」

Alomejor(アロメホール)「巾着式 メッシュ収納袋 XL」

ランタンハンガーに吊り下げると、自立式のランドリーバッグになるメッシュ袋です。メッシュ袋の底がギリギリ地面に着く場所にランタンハンガーを固定すると、さで下に引っ張られたり、重すぎてずり落ちたりする心配が少ないでしょう。

XLサイズであれば、家族全員分の洗濯物を入れても余裕があります。メッシュ素材なのでコンパクトになるのも魅力。洗濯物入れがいつの間にかひっくり返り、洋服を汚した経験がある人はぜひチェックしてくださいね。

材質 ナイロン・プラスチックなど
本体重量 約138g
本体サイズ 約36x18x2cm
アロメホール「巾着式 メッシュ収納袋 XL」
アロメホール「巾着式 メッシュ収納袋 XL」

ランタンハンガーは100均などで自作できる?

ランタンハンガーは自作したりDIYしたりすることも可能です。ドリルを使ってアルミ板に穴を開けたり、山で鹿角を拾ってきたりする上級者もいますが、実はダイソーなどの100均で売っているアイテムで簡単にDIYできますよ。用意するものと作り方の手順を紹介するのでチェックしてみてください。

用意するもの
  • ロングタイプのS字フック
  • ペンチ
  • ミニタオル
  • 滑り止めのある軍手

S字フックは、ポールに巻きつける部分に塩化ビニルがあるタイプのものを選びましょう。塩化ビニルが滑り止めになり、使用時にずり落ちにくくなります。

作り方は、ランタンスタンドにあわせてS字フックを曲げていくだけ。ペンチを直接S字フックに当てるとキズがつくので、ミニタオルをかませるとよいでしょう。また利き手と逆の手に滑り止めのある軍手をはめておくと、曲げる方向と逆の方向に力が入れやすく、楽に作業を進められますよ。

なおダイソーやセリアなどの100均でも、ランタンハンガーなどのキャンプ用品は販売されています。まずは安いもので試してみたいという人は、100均の既製品のアイテムもおすすめ。キャンプ中に突然必要になったら、DIYや自作に挑戦してみるとよいでしょう。

ランタンハンガーの代用になるアイテム

ランタンハンガーが突然必要になったとき、身近にあるもので代用できますよ。2つの方法を紹介するので、いざというときの参考にしてください。

ペグとマジックテープの結束バンドで代用

テントやタープに付属しているシンプルなペグを2本使用する方法です。マジックテープの結束バンドは、ダイソーなどの100均で購入できる「面ファスナー」や、無印良品の「ミシン目入り結束テープ」でもよいでしょう。

作り方
  • マジックテープの結束バンドで2本のペグの上部を固定する
  • ペグの脚部で固定したいポールを挟む
  • マジックテープの結束バンドで前方をしっかりと巻きつける
  • そのままクロスして後方もしっかりと巻きつける

マジックテープ自体が滑り止めの役目も果たすので、ナイロン製の結束バンドではなくマジックテープタイプを使用しましょう。しっかりとクロスして固定するのがポイントです。

Y字になっている小枝とマジックテープの結束バンドで代用

小枝のY字部分をポールに挟んで代用する方法です。ランタンが滑り落ちないよう、吊り下げる部分に突起のあるものがベストです。突起がない場合はカッターなどで溝を掘っておきましょう。

作り方
  • ランタンを吊り下げる部分にカッターなどで溝を掘る
  • Y字部分でポールを挟み込む
  • マジックテープの結束バンドでしっかりとポールに枝を固定する

ランタンを吊り下げた際に負荷がかかるのは、吊り下げる場所とは反対のポールの後ろ部分です。マジックテープが滑り止めになるようにしっかりと固定しましょう。ソロキャンプやツーリングキャンプなどでどうしても荷物を増やしたくない人は、ランタンハンガーの代用になるものを活用するとよいでしょう。

ランタンハンガーで雰囲気を盛り上げよう!

ランタンハンガーにはさまざまな種類があり、ダイソーなどの100均で買えるものや10,000円をこえるものなど値段もピンキリ。まずは手ごろなものから試してみるのもおすすめです。

耐荷重や取り付けるポールの直径などをチェックしてから選ぶのがポイントですよ。今回の記事を参考にして自分にぴったりのランタンハンガーを選んで、ワンランク上のキャンプを目指しましょう。

【2024年保存版】おしゃれランタン19選!代表的ブランドもご紹介

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。