和高醸造のアップビートソースは音楽とリンクした新しい調味料
和高醸造のアップビートソースは、食と音楽を楽しむための調味料として生まれました。和高醸造は、広島県の美しい里山に蔵を構える老舗。100年以上続く伝統の製法を用いながら、ゆったりと流れる時間と共に、醤油・味噌・甘酒などを丁寧につくっています。
和高醸造の4代目は、大の音楽好き。その4代目のもと、「みんなが食と音楽を楽しむきっかけになれば」という思いから誕生したのが、アップビートソースです。音楽が感じられるラベルデザインは、アーティストのNOVOL氏が手掛けています。レコードジャケットにインスパイアされた、遊び心あふれるオリジナルデザインです。
どのソースも家庭の食卓はもちろん、パーティーやBBQにも登場させれば、盛り上がること間違いなし。キャンプでも手軽に本格的な味の料理を楽しめます。
和高醸造のアップビートソース7種類の魅力
アップビートソースのシリーズには以下の7種類があり、それぞれ異なる魅力が詰まっています。
- JAMMIN’(ジャミン)
- HONEY(ハニー)
- HOT CHILLI(ホットチリ)
- ROOT(ルート)
- PIGGIN’(ピギン)
- SALSA(サルサ)
- OYSTAX (オイスタックス)
各ソースの特徴や使い方、誕生した背景を見ていきましょう。
①JAMMIN’ SAUCE(ジャミンソース)/食欲をそそるスパイスが決め手
アップビートソースの第1弾として、満を持して登場したのがジャミンソースです。
和高醸造のジャミンソースの特徴
ジャマイカの郷土料理『ジャークチキン』の漬け込みダレをベースに、鰹だしがたっぷり入った醤油をブレンド。スパイシーだけど辛くない、日本人の味覚に合うやさしい味に仕上げられています。
仲間で盛り上がるBBQのソースにぴったり。カレーの隠し味として使うと、グッと深みが増します。
和高醸造のジャミンソースが生まれた背景
ジャミンというソース名は、レゲエの神様、ボブ・マーリーの曲にちなんでいます。語源は英語の”Jam”で、音楽を一緒に楽しむなどの意味があります。
ジャークチキンは、4代目が友人を招いたBBQでよく振る舞っていた料理。「ジャミンソースを使ったジャークチキンを食べながら、音楽を聴いて、みんなで楽しい時間を過ごしてほしい」。そんな4代目の願いが結実したソースです。
②HONEY SAUCE (ハニーソース)/ぷちぷちの粒マスタードがアクセント
ハニーソースながら甘いだけで終わらない、料理の意外なおいしさを引き出すソースです。
和高醸造のハニーソースの特徴
米味噌とハチミツの深みある甘さのなかに、粒マスタードがアクセントとして溶け合っているソースです。味噌をベースにすることで、従来のハニーマスタードとは違う、奥深い味になっています。
米こうじとマスタードは自家製を使用。ハチミツは、北海道にある荒井養蜂場のものが使われています。厳選された材料を使ったソースならではの、まろやかでコクのある風味を楽しめるでしょう。
ハニーソースは、肉や野菜にそのままつけて食べてもGOOD。また、ニンニクとマヨネーズにハニーソースを混ぜて、グリルした手羽元と和えると、抜群のおいしさに変身します。スウィートなR&Bと共に食べたい一品です。
和高醸造のハニーソースが生まれた背景
「HONEYといえば、自分の好きなソウルグループの曲がすぐに思い浮かんだ」という和高醸造の4代目。ポップなオレンジのラベルは、このソウルグループのレコードジャケットをもとにアレンジされています。
北海道にある荒井養蜂場のハチミツとの出会いは、北海道出身のラッパー、B.I.G.JOE氏とのつながりでした。このハチミツは、4代目が試食したときに、ほかとは違う深い味わいに驚いたというものです。貴重な縁がつながって生まれたソースといえるでしょう。
③HOT CHILLI SAUCE(ホットチリソース)/酸味・辛み・旨味の融合体
ホットチリソースは数あれど、和高醸造ならではの技が光るソースです。
和高醸造のホットチリソースの特徴
和風仕立てのホットチリソースです。ピリッとした酸味のあるチリソースに、和高醸造の味噌と広島県産の青唐辛子をミックス。酸味と辛み、旨味がバランスよく混ざり合い、さまざまな食材や料理と相性のよいソースです。
ピザやタコスはもちろんのこと、海鮮にもマッチ。タコやきゅうりと和えたり、マヨネーズと混ぜて白身魚に塗って焼いたりと、さまざまな料理に使えます。レシピのマンネリ化に悩んでいる人は、要チェックのソースです。
和高醸造のホットチリソースが生まれた背景
アパレルブランド『Lafayette(ラファイエット)』とのコラボで誕生しました。Lafayetteはラベルデザイン担当のNOVOL氏からの紹介。「ホットチリソースを一緒につくりたい」というオファーが実りました。
もともとチリソースは、NYのローカルフードとして人気の『チキンオーバーライス』や『メキシカンタコス』、『ニューヨークピザ』などと相性が抜群。NYカルチャーをメインコンセプトとするLafayetteとのコラボは、まさに運命的ともいえるものでした。
ラベルデザインは、NYのストリートシーンを意識しつつ、ヒップホップのレジェンドアーティストがモチーフになっています。
④ROOT SAUCE(ルートソース)/パワーみなぎるガーリックソース
ルートとは根っこのこと。ガーリック好きにはたまらない、根っこの力強さが詰まったソースです。
和高醸造のルートソースの特徴
根っこにパワーを持つ香味野菜の代表、ニンニクをふんだんに使ったソースです。トマトや玉ねぎの旨味をぎゅっと凝縮し、ニンニクで香り高いソースに仕上げられています。
そのままグリルした肉や野菜につけてもGOOD。炒め物やビーフシチューなどに入れても深みが増します。ニンニクパワーで元気を補充したい人におすすめです。
和高醸造のルートソースが生まれた背景
クラブミュージック界で実力を誇るベーシスト、池田憲一氏のソロ・プロジェクト『ROOT SOUL』がコンセプトになっています。和高醸造の4代目が渋谷のクラブで池田氏と出会い、意気投合したのがソース誕生のきっかけでした。
ソースの完成とともに、商品のリリースツアーを池田氏と企画。4代目が『ROOTSOUL 4-pieces』のバンドに同行し、渋谷のクラブ『THE ROOM』をはじめ、広島・神戸・四日市でソースを使ったスペシャルフードを提供しました。まさに食と音楽が融合したツアーでした。
ラベルデザインも、ROOTSOUL池田氏本人がモチーフとなっています。
⑤PIGGIN’SAUCE(ピギンソース)/生姜焼きソースにとどまらないおいしさ
単なる生姜焼き用のソースかと思いきや、意外な万能さを見せてくれるのがピギンソースです。
和高醸造のピギンソースの特徴
りんご酢を隠し味にした、生姜焼きにぴったりのソースです。生姜焼きに限らず、さまざまな料理に使える懐の深さがピギンソースの魅力。冷やし中華や冷麺のタレ、サラダドレッシング、餃子のタレとしても活用できます。
ラベルは、ドラムを生姜で叩くユーモアあふれるデザインです。生姜焼きが好きな人はもちろん、定番料理の味に変化をつけたい人も、ぜひ手元に置いておきたいソースです。
和高醸造のピギンソースが生まれた背景
日本を代表するKING OF DIGGIN’こと、DJのMURO氏の活動30周年を記念して、コラボが実現しました。MURO氏は、和高醸造の4代目がDJを始めるきっかけにもなった尊敬する人。そのMURO氏が愛してやまない日本のソウルフードが、豚の生姜焼きでした。
何度も試作を繰り返し、MURO氏に実際に生姜焼きを食べてもらって、味を決めたという経緯があります。
ピギンソースの発売が決定したあと、和高醸造の地元にMURO氏やNOVOL氏を招いて、リリースパーティーを開催。4代目にとっては、尊敬してやまないMURO氏と一緒に商品づくりができたことは、一生の思い出になったそうです。
⑥SALSA SAUCE(サルサソース)/コクと深みをプラスした和風テイスト
メキシコ料理に欠かせないサルサソースが、和高醸造によって新感覚のおいしさで登場しました。
和高醸造のサルサソースの特徴
従来のサルサソースに和高醸造の醤油を加え、コクと深みのある和風テイストに仕上げられています。トマトと玉ねぎの旨味に、ほんのりと香るスパイシーさが魅力です。
トルティーヤチップスにつけて食べると、手が止まらないおいしさに。パーティーで登場させればお酒が進むでしょう。ひき肉と一緒に炒めて、ご飯やパスタにのせて食べるのもおすすめです。
和高醸造のサルサソースが生まれた背景
和高醸造の4代目がアップビートソースの着想を得た当初から、「音楽が盛んな国のソースをつくりたい」という思いがありました。サルサといえばラテン音楽のひとつ。和高醸造のサルサソースは、音楽を愛する4代目のもと、必然的に生まれたといえるでしょう。
ラベルデザインには、パーカッションから野菜が弾けるように描かれています。4代目がラテン音楽のレコードを収集していたこともあり、パーカッショニストのレコードへのオマージュになっています。
⑦OYSTAX SAUCE(オイスタックスソース)/ピリッとした辛みが刺激的
アップビートソースの第7弾として登場。2023年7月現在、シリーズのなかでは最新のソースです。
和高醸造のオイスタックスソースの特徴
和高醸造がある広島県のソウルフード、牡蠣の濃厚なコクを引き立てるソースです。まろやかな米味噌に、香り豊かな柚子と、ピリッとした辛みのある『神出雲唐辛子』がブレンドされています。
牡蠣につけて食べるだけでなく、ご飯や豆腐にのせたり、魚に塗って焼いたりしてもおいしさが倍増します。いつもの料理の味に飽きたときに、ぜひ使ってみたいソースです。
和高醸造のオイスタックスソースが生まれた背景
アパレルラインを展開中のブランド、『Oyster Color』とのコラボで誕生しました。Oyster Colorは牡蠣をモチーフにしたバンダナなど、斬新なアプローチをしているブランドです。音楽やストリートカルチャーという観点から、4代目とすぐに意気投合しました。
ラベルはソウルグループのレコードジャケットに、牡蠣をオマージュしたデザインがユニークです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。