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今回は、雪中キャンプができる関東のおすすめキャンプ場を5つご紹介。関東にも首都圏から比較的アクセスのよい、雪中でキャンプができる場所があります。ウインタースポーツとの相性もよく冬ならではの楽しみ方ができるので、ぜひチェックしてみてください。

関東の雪中キャンプ場の特徴

関東 雪中キャンプ場

関東地方のキャンプ場は海沿いなど温暖なイメージがありますが、じつは雪中キャンプができる雪深い場所もあります。関東の雪中キャンプ場にはどのような特徴があるのでしょう。

標高が高いキャンプ場がある

関東地方で雪深い地域として知られているのは、群馬県のみなかみ、栃木の那須高原などがあげられます。これらの地域は標高が高い地域にあります。

また、近隣の県でも山沿いの標高の高い場所であれば、雪中キャンプが可能な場所がみつかるでしょう。

首都圏からのアクセスがGood

首都圏在住の人にうれしいポイントなのが、関東のキャンプ場は首都圏からのアクセスがしやすいところ。とくに奥多摩などは駅から近いキャンプ場もあり、首都圏在住でマイカーのないキャンパーさんにもうれしいですね。

ウィンタースポーツとの相性が抜群

標高が高い地域にあるキャンプ場には、スキー場が隣接している場合があります。せっかくの雪中キャンプであれば、ウィンタースポーツも一緒に楽しんではいかがでしょうか?雪中キャンプで相性のよいウィンタースポーツには下記のようなものがあります。

スキー・スノーボード もっともポピュラーなウィンタースポーツ。スキー場ですぐに楽しめます。
スノートレッキング
スノーシュー
スノーシューという雪上を歩けるギアをはいて、自然を感じながら雪原をあるくスポーツです。
エアボード ゴムボードに腹ばいになって雪上を滑走する人気のウインタースポーツ。2000年代にヨーロッパで生まれた新スポーツです。

 

関東で雪中キャンプをする際の注意点

関東 雪中キャンプ場

ここからは、関東での雪中キャンプに関する注意事項です。

スタッドレスタイヤは絶対!

雪道をノーマルタイヤで走るのは法令違反です。冬キャンプを控えているのならば、かならずスタッドレスタイヤに交換しておきましょう。

関東、とくに首都圏では大雪に見舞われることは稀です。マイカーを持っている方のなかには、「冬でも雪は積もらないしスタッドレスタイヤに変えなくてもいいや」という考えの方もいるのではないでしょうか?

しかし、冬はスタッドレスタイヤに付け替えるのが基本。大雪に見舞われた東京で、ノーマルタイヤでスタックしている車を見かけることも。雪道でノーマルタイヤでの運転は大事故につながり大変危険です。

積雪がないときもある

関東で積雪のある雪中キャンプを目指すのであれば、群馬県・栃木県の山あいの地域を狙うのがよいでしょう。ほかの地域でも積雪があるキャンプ場はありますが、時期やその年の気候などにより、雪が少ないときもあることを頭に入れておきましょう。

通年利用可能かチェック

冬キャンプを計画しているのならば、通年利用可能か確認が必要です。とくに、積雪の多い地域では、冬季休業をしているキャンプ場は多くあります。かならず予約サイトや公式サイトで確認をしてください。

関東のおすすめの雪中キャンプ場5選

関東 雪中キャンプ場

ここからは関東で雪中キャンプができるおすすめのキャンプ場をご紹介します。

東京・川井キャンプ場

関東 雪中キャンプ場

川井キャンプ場のある東京都奥多摩は、東京ではめずらしく雪が多い地域です。2月ごろであればかなり雪が降り積もるので、雪中キャンプができる日もあるでしょう。

川井キャンプ場は多摩川の河川敷に作られたキャンプ場で、広い河原が特徴。JR川井駅からもほど近く、ソロキャンプなら電車でいくのもOKです。

テントサイトやログハウス、バンガローがあり、季節によってお得な割引サービスも。冬はレンタル品や石油ストーブのサービス(宿泊施設利用者)もあるのでぜひチェックしてみてください。

川井キャンプ場

神奈川・ウェルキャンプ西丹沢

関東 雪中キャンプ場

神奈川県の丹沢は最高峰・蛭ヶ岳はじめ、多くの山々に囲まれた自然豊かな地域です。そのため、冬季は雪に覆われる事も多く、ウェルキャンプ西丹沢も雪中キャンプができますよ。

こちらは川沿いのサイトをはじめ、林間サイト、AC電源サイトなどキャンプシーンにあわせたサイト選びができます。ドッグランもあるので、ワンちゃん連れにもおすすめです。

ウェルキャンプ西丹沢

埼玉・奥秩父ウッドルーフオートキャンプ場

関東 雪中キャンプ場

埼玉と山梨の県境に近い所に位置し、きれいに整地されたテントサイトと個性的なキャビンが目をひくキャンプ場です。

キャンプ場の名物は、三十槌の氷柱(みそつちのつらら)と呼ばれる高さ10m〜50mにも及ぶ巨大な氷柱です。極寒の時期だけ見せる自然の芸術との雪中キャンプはここだけのもの。夜はライトアップされ、澄んだ空気のなか、美しい景観を楽しめます。

奥秩父ウッドルーフオートキャンプ場

三十槌の氷柱
※毎年1月~2月末営業。

群馬・ちばむらオートキャンパーズリゾート

関東 雪中キャンプ場

関東でも屈指の豪雪地域、みなかみにあるキャンプ場です。50年の歴史があり2020年9月にリニューアルしました。

冬には雪遊びができる広場も併設されているので、ファミリーにもおすすめです。周辺にはノルン水上スキー場もあるので、スキーを楽しみたい方も満足できるでしょう。

ちばむらオートキャンパーズリゾート

ノルンみなかみスキー場

栃木・メープル那須高原キャンプグラウンド

関東 雪中キャンプ場

観光地として有名な栃木県那須高原は、お風呂やキッチン、水洗トイレなどの設備が整ったファミリー向けのキャンプ場が多く、家族連れに人気です。

こちらはオートサイトやログコテージがあり、コテージには水回りや家電・寝具などが充実。暖房器具もあるので暖かく過ごせます。初めての冬キャンプでテントは心配というファミリーにもおすすめです。

ピザづくりやビンゴ大会などのイベントも定期的に行われており、子どもたちを飽きさせません。

メープル那須高原キャンプグラウンド

※この記事の情報は2022年11月時点のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。

関東地方は雪が多いイメージはありませんが、地域と時期の条件を選べばじゅうぶん可能です。しかし、雪中キャンプはかなりハードなアウトドア。事前準備をきちんとしないと大変危険なので暖房器具やギアなどをしっかり装備して臨みましょう。また、雪道の運転も滑りやすいため注意をしてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。