秋冬キャンプでの洗いものを減らす3つのコツ
冬は人も少なく虫もでにくいため冬キャンプならではの楽しさがありますが、水が冷たいため寒い思いをしながら洗いものをしなければいけません。また、水が冷たいと油汚れも落ちづらく、洗いものがたいへんです。洗いものが少なく楽に片付けができれば、きっとキャンプをもっと楽しめますよね。
ここからは、洗いものを減らす3つのコツを紹介します。
1.下ごしらえを先に済ませておく
あらかじめ家で人数分の野菜や肉を切り分け、下ゆでなどの下処理を行い、保存袋や保存容器に入れておけば、まな板や包丁などの洗いものが発生しません。手間が省けてごみを減らすことができます。
2.紙ナプキンやラップを下にひく
紙ナプキンをつかえば、揚げものや乾物を盛り付けるときにベタつきを防げます。また、紙ナプキンにはさまざまなデザインがあるため、気分に合わせて紙ナプキンを選ぶことでより料理を楽しめるでしょう。
また、ラップをお皿に敷く方法も有効です。お皿にラップを敷き、その上に料理を盛り付ければ、剝がして捨てるだけで簡単に片付けられます。
3.つかい捨ての食器をつかう
紙皿やフォークなどのつかい捨ての容器をつかえば、つかった後に捨てるだけで片付けが終わります。洗いものを気にせず気軽につかえる点が、つかい捨ての食器をつかうメリットといえるでしょう。
秋冬キャンプでの洗いものを楽にする3つのコツ
ここからは、洗いものを楽にするコツをご紹介します。
1.つかい終わったら拭く
炊事場に行く前に、あらかじめペーパータオルなどで汚れを拭き取るだけで洗う手間を大幅に減らせます。とくに油汚れなど、なかなか取りづらい汚れが付いている場合は、固まる前に拭き取っておくことがおすすめです。
2.お湯をつかう
油汚れなどなかなか落ちない汚れはお湯をつかって落としましょう。鍋にお湯を沸かして、汚れている食器などを直接鍋に入れて漬けておくと汚れが浮くため、洗いやすくなりますよ。
3.持ち帰る
あえて汚れた食器を洗わずに持ち帰る方法も、キャンプ場での洗いものを減らす方法のひとつです。自宅で洗う必要はありますが、寒い外で洗う必要はなくなるため、寒さ対策としては有効といえるでしょう。キャンプ場でできるだけゆっくり過ごしたいときや、ソロキャンプで食器などが少ない人におすすめの方法です。
秋冬キャンプの洗いものにおすすめのアイテム4選
ここからは、洗いものにおすすめのアウトドア商品や100円ショップでも買えるアイテムをご紹介します。
ゴム手袋
ゴム手袋は洗いものをするときに非常に便利なアイテムです。100円ショップでも販売しており、簡単に手に入ります。普通のゴム手袋だとすぐに冷たくなってしまいますが、内側に起毛加工されているゴム手袋は、少し厚手ですが寒さを感じにくいです。
また、軍手や綿手袋などを重ねることで、さらに寒さを軽減できますよ。
バスケット
バスケットを用意しておくと食器や調理器具を収納したり、離れた炊事場まで洗いものを持ち運んだりする際に便利です。いくつか持っておくことで、食器のつけ置き用とすすぐ用など、用途にあわせてつかい分けられます。大きさも様々あり、100円ショップで購入することができます。
バスケットのほかに折りたたみ式のバケツを持って行くと、必要なときに開いてつかえ、不要になればたためるためかさばらずおすすめですよ。
アルカリ電解水クリーナー
アルカリ電解水クリーナーも洗いものに便利です。キッチンペーパーをつかって汚れを拭き取る際に、アルカリ電解水クリーナーをつかうことでより汚れが取れやすくなります。汚れた食器をお湯につけてからアルカリ電解水をスプレーして拭き取ると、さらに効率よく汚れを落とせるでしょう。
また、油汚れがひどい場合はアルカリ電解水をスプレーしてお湯につけ置きすることで取れやすくなります。ホームセンターや100円ショップでも購入できるため、ぜひ活用してみてください。
シート
食材を切りたいときにまな板シートがあれば、敷くだけでまな板を汚さずに食材を切ることができます。つかい終われば捨てるだけなので衛生的で、洗いものも減らせるためおすすめです。
また、ホイルシートをつかえば、調理する際にフライパンに敷いたり、食材を包んでホイル焼きに活用したりでき、調理器具を汚さずに調理できます。バーベキュー用のグリルシートも焦げ付きなどの汚れを防止できるため、持参しましょう。