ゴツゴツとした岩場から魚を狙う磯釣り。潮が打ちつける磯場には、小さな魚から大きな魚まで生息しています。今回の記事では、磯釣りについて紹介します。磯釣りを始めてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

磯釣りとは?

磯釣りの仕掛け

磯釣りとは地面がゴツゴツしている岩場や、複雑な地形の岩礁エリアから行う釣りのことです。潮が磯に打ちつけられているので、プランクトンが溜まり多くの魚が生息します。

小さな魚から大きな魚まで生息しているので、ワクワク感があって楽しめるでしょう。ときには、1kgを超えるような大物まで狙える釣りです。

磯釣りで釣れる魚を紹介します。どんな魚が釣れるのか確認しておきましょう。

グレ(メジナ)

グレは通称(メジナ)と呼ばれているスズキ目メジナ科の魚です。磯のようなゴツゴツとしたポイントを好み、群れで生息しています。

そのため、磯釣りのメインターゲットとして狙う釣り人が多いです。根に潜ろうとする「グンッグンッ」という強い引きは、釣り人を魅了してくれるでしょう。

イシダイ

イシダイもメジナと同様に岩場を好む魚です。主食としている餌は「カニ」や「貝」になります。

磯場には多くのカニや貝が生息しているので、イシダイからしたら格好の場所です。針にかかったら、突っ走るようなパワフルな引きを体感できますよ。

ヒラスズキ

ヒラスズキは通常の「スズキ」とは少し違い、体高のあるボディが特徴的な魚です。こちらの魚は、磯に潮が打ちつけられてできる白く泡立っている場所「サラシ」を好みます。

なぜなら、サラシの周辺にはベイト(小魚)が多く集まっているからです。格好の捕食スポットになっているので、磯場に群れで生息しています。

磯釣りで使用する道具

磯釣りの仕掛け

磯釣りで使用する道具を紹介します。タックルを揃えたい方は、チェックしておきましょう。

竿

竿は仕掛けを投入したり、魚をあしらうために必要な道具です。磯釣りでは4m〜6mほどの長さの竿をつかいます。

海面まで距離があることが多いので、ある程度の竿の長さが必要です。ただし、長すぎるものを選ぶと邪魔になりやすく、取り回しが悪くなります。トラブルの原因にもなるので慎重に選んでみてください。

リール

磯釣りのリールは、2,500番〜4,000番までのモデルが好ましいです。これより小さいと糸巻き量が少なくなり、大きいと扱いにくくなってしまいます。

扱いやすさを求める方は3,000番前後のリール。糸巻き量と安心感を求める方は、4000番前後のリールを選んでみてください。

リールはこちらのセフィアBBがおすすめです。コンパクトなボディと約250gの重量で、初心者の方でもつかいやすくなっています。

シマノ|セフィアBB​​C3000SDHHG

シマノ|セフィアBB​​
シマノ|セフィアBB​​C3000SDHHG​​

ライン

ラインは「PE」「ナイロン」「フロロカーボン」の3種類があります。このなかで初心者の方へのおすすめは、ナイロンラインです。

伸びがありライントラブルも少ないので、比較的ストレスフリーでつかえます。しかし、細いラインを選ぶとラインブレイク(糸が切れる)の原因になるので、2〜5号のラインを選ぶようにしましょう。

マスラードⅡというラインは、磯釣り専用に開発された糸です。独自の加工を施すことで、磯場の複雑な潮流にも馴染みやすくなっています。また、ラインがピンク色になっているので、視認性がよくて扱いやすいでしょう。

サンライン|マスラードⅡ

サンライン|マスラードⅡ
サンライン|マスラードⅡ

ランディングネット

ランディングネットは、魚を取り込むために必要な道具です。とくに足場の高い場所で行う磯釣りでは、必要不可欠なアイテムとなります。

このランディングネットを選ぶ際には、全長に注目してみてください。4m以下のモデルを選んでしまうと、釣った魚の取り込みに余裕がなくなってしまうので注意しましょう。

バッカン

バッカンは釣り道具を入れたり、コマセ(餌)をつくるためのアイテムです。磯場をコマセで汚さないためにも、必ず必要な道具になります。

可能であれば、少し大きめのサイズのバッカンを選ぶとよいです。最低40cm以上のものをつかえば、比較的ストレスなく扱えますよ。

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この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。