1年、2年?ロードバイク用ヘルメットの耐用年数について
ヘルメットは長くもちそうなイメージがありますが、だんだん劣化してくるので、一定期間つかったら買い替えが必要になります。
耐用年数は約3年
買い替えのタイミングは「購入後おおよそ3年」を目安にするといいでしょう。3年たっても、見た目はそれほど古くなったような気はしません。
しかし、たとえば外側のシェルや、発泡スチロールで作られている衝撃吸収ライナーなどは、日光や雨などで自然に劣化していきます。
つまり、見た目はそれほど変わらなくても劣化は進むので、安全面を考えると3年を目安に買い替えすることをおすすめします。
落車や落としたりもダメージの原因に
ロードバイクから落車したり、ヘルメットを高い場所から落としたりすると、シェルや衝撃吸収ライナーがへこんだり、亀裂が入ったりなど、ダメージを受けることがあります。
落としただけなら、ダメージも少ないかもしれませんが、落車した場合は、ヘルメットの内部までしっかりチェックしたほうがいいでしょう。
自分でわかりにくい場合は、販売店などに持っていって、チェックしてもらうと安心です。
ロードバイク用ヘルメットのメンテナンス方法
ロードバイク用ヘルメットの簡単なメンテナンス方法をご紹介しましょう。
つかったらお手入れするのが基本
ヘルメットをつかった後は、毎回軽くお手入れしましょう。
- ヘルメットの汚れや汗を、ウエスなど布をつかって、落とします。
- 汚れがひどいときは、水ぶきします。
- しっかりと乾燥させて、保管。
普段のお手入れは、5分ぐらいあれば終わります。ヘルメットは構造上、内部に汗が残るので、乾いた布をつかってしっかりと拭いて乾かすようにしましょう。
たまにはトータルクリーニングをしよう
数回つかった後や、夏場など汗をかきやすいときは、中のインナーパッドもふくめて、トータルでクリーニングするといいです。
- ヘルメットの外側とあごひもを、固く絞ったタオルで水ぶきする。
- 汚れがひどいときは、中性洗剤をうすめた水でふきます。
- インナーパッドを外して、洗濯可のものは中性洗剤で洗い、洗えないものは濡れた布でふきます。
- ヘルメットの内側も固く絞ったタオルで水ぶき、または乾ふきする。
- 風通しがよく、直射日光が当たらないところで乾燥させます。
シャワーなどをつかって洗うと、シェルとライナーの間に水が入ってしまい劣化の原因になるので、水ぶきするときも、固く絞ったタオルをつかいましょう。
ヘルメットの保管場所は、直射日光があたらない、涼しい場所が最適です。保管するときは、完全に乾いてから保管しましょう。
ロードバイクの最新ヘルメットのおすすめ
最新のヘルメットをご紹介しましょう。
オージーケーカブト
JCF公認品で、マルチにつかえるシールドスタイルのヘルメット。着脱可能なフロントバイザーが同梱、別売りのシールドも取り付けることができるので、自転車や季節によってつかい分けることができます。
Lazer(レーザー)Genesis AF
プロチーム使用のハイエンド軽量ヘルメット。ベンチレーション性にすぐれ、日本人の頭にフィットするアジアンフィットモデル。
カラーも6色あるので、好みのタイプを選ぶことができます。
Uvex(ウベックス) JCF公認ロードバイクヘルメット
サイズ調整ができる、JCF公認のヘルメット。19個のベンチレーションホールがあり、前部には虫の侵入を防ぐバグネットが装備されています。
幅と高さの調整が可能なIAS 3Dサイズ調整システムなので高いフィット感があり、快適に装着できます。
Giro(ジロ)シンタックスミップス
MIPS搭載のヘルメット。MIPSとは、多方向からの衝撃から頭部を守る保護システムのことで、転倒時などの衝撃をしっかりと緩和してくれます。
日本人の頭に合いやすいアジアンフィットタイプで、コンパクト、オールラウンドにつかえます。
Bell(ベル)フォミュラ MIPS
フュージョンインモールドポリカーポネートシェルと、充電式LEDライトダイヤルがついたオールラウンドなヘルメット。多方向衝撃保護システムであるMIPS装置と汗ガイドライナーの両方を備えています。
カスク Valegro BLK
ヒルクライム向けの、JCF公認のヘルメット。人間工学に基づいた設計なので、後頭部にもフィットしやすいです。
速乾性に優れたインナーパッドと、肌への刺激が少なくて、洗濯も可能なECOレザー製の顎ストラップも装備。
スミス オプティックネットワーク
ロードバイクやグラベルなどまで、幅広くつかえるヘルメット。落車のときに、もっとも衝撃を受けるゾーンに、独自の衝撃吸収素材であるコロイドを採用。
換気しやすく位置に、ベンチレーションを作り、アイウェアが曇るのを防いでくれます。
ロックブロス CPSE/CE認証ヘルメット
アメリカのCPSCと、ヨーロッパのCE認証のヘルメット。280gと軽量で、高密度なEPS発泡剤をつかって、衝撃を分散してくれます。
25個の大きな通気穴を装備。マグネットバックルなので、片手で簡単にヘルメットの着脱ができます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。