登山用ドローンの選びかた
登山用ドローンを選ぶポイントを紹介します。
ドローンを選ぶポイント①通信距離
通信距離とは、ドローンを操縦するための電波が届く距離のことです。通信距離が長ければ長いほど広いエリアの景色を空撮することができます。
ドローンを選ぶポイント②自動帰還機能
自動帰還機能つきのドローンは、通信距離の範囲外へでたときや、バッテリー切れのときに自分で判断して離陸した地点へ帰って来ることができます。
自動帰還機能つきを選ぶことで、なんらかのトラブルで操縦できなくなるという危険を回避できます。
ドローンを選ぶポイント③カメラの性能
ドローンに搭載されているカメラでどの程度の映像が撮影できるのかも、大きなポイントです。HD画質以上、できれば4K動画の撮影ができるカメラがおすすめ。
ドローンを選ぶポイント④ジンバル機能
ジンバルというのは、手振れ補正をおこなう機能のことで、小さい振動を補正してより滑らかな映像を撮影することができます。
おすすめのドローンを紹介
上記の選ぶポイントをふまえながらおすすめを紹介します。
Mavic Air2
プロカメラマンの多くが使用する本格的な映像撮影が可能なプロ仕様のドローンです。
4800万画素のカメラを搭載しており、4K/60fps動画、8Kハイパーラプスの映像が撮影可能。自動帰還機能・ジンバル機能あり。
Mavic mini
さまざまな法規制をうけない200g以下の199gを実現したスマホ並みの大きさのドローンです。
しかし、フルHD画質の映像撮影が可能でジンバル機能を搭載しており、ブレのない美しい映像を撮影することができます。値段も5万円以下とお求めやすい価格です。自動帰還機能あり。
Mavic pro
Mavic proは重さが734gあり、風の強い山での撮影におすすめのドローンです。通信距離が4㎞もあるため、広いエリアの景色を大迫力で撮影することができます。
4K動画の撮影が可能なカメラとジンバル機能を搭載しています。自動帰還機能あり。
ドローンを飛ばす際の注意点
山での撮影は風に注意
山では強い風が吹きやすいため、事前に天気予報などでどの程度の風が吹いているのか調べておくことが大切です。
ドローン撮影がおこなえる風の強さは風速7mが限度だといわれています。それ以上になると風に流されてドローンが戻ってこられなくなるおそれがあります。
登山者の多い場所から離れて飛ばす
山頂付近などには登山者がおおく集まるため、そこから離れた場所からドローンを離着陸させて撮影するようにしましょう。
登山者の近くで飛ばすときには、その場にいる人にひと声かけて撮影するようにしてください。
野生動物を間近で撮影しない
野生動物、鹿やイノシシ、熊などを間近で撮影して威嚇しないようにしましょう。
登山者がドローンで熊を追い立てながら撮影するなどして問題になっています。熊が登山道に近づき、ほかの登山者に害を及ぼす危険があります。
規制高度150mを守る
高度150m以上の飛行は国土交通省によって規制されています。谷間に向かって飛ばす場合は、すぐ150m以上になるので注意が必要です。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。