テントinシェルターのメリット3選
メリット① 暖かく過ごせる
春先キャンプにまだ残る寒さも、テントinシェルターなら軽減できます。インナーテントが小さいため、なかの暖かい空気が逃げにくく、テントやシェルターのなかにもうひとつテントがあるので、幕が2重になり冷たい外気の侵入を防げます。
メリット② レイアウトを自由に決められる
専用のインナーテントを使用すると、インナーテントがテントの約半分ほどを占めることも多く、リビングスペースが限られがちです。とくに晩冬の時期にストーブを設置する場合は広いスペースが必要ですよね。
テントinシェルターはインナーテントを別で購入するため、サイズや配置を自由に決められます。たとえば大きめのテントに小さいインナーテントを設置して、リビングスペースを増やすことも可能です。テントのなかにインナーテントを複数設置して、プライベートの寝室もつくれます。
リビングスペースの広さやテント内のレイアウトを自分の好きなように調節できるため、キャンプがいっそう楽しくなるでしょう。
メリット③ テントのつかい方も自由自在
大きさが異なるテントがあることで、テントinシェルター以外でもさまざまな人数やスタイルでキャンプを楽しめます。
親テントのみ使用、インナーテントとタープを使用、インナーテントにフライシートをつけて単独使用など、つかい方はさまざま。
単独ではつかえないような、防水性能の落ちた古いテントをインナーテントとしてつかうことも可能ですよ。
テントinシェルターのデメリット3選
メリットが多いテントinシェルターですが、誰にでも合うというわけではありません。テントinシェルターのデメリットといえる点を3つ挙げてみましたので、参考にしてみてください。
デメリット① 寝室が狭い、低い
インナーテントとして使用する小型テントは、サイズが小さいうえ高さが低い場合が多く、寝室で動き回ることはできません。そのため、窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。
デメリット② テントが2つ必要
テントinシェルターはその自由度の高さが人気の理由ですが、とくにキャンプ初心者の方にとっては、テントをいきなり2つ購入するのはハードルが高いといえます。
また、春先でのキャンプはまだ寒さが残りストーブや分厚いシュラフなど必要なことが多いため、荷物を最小限に抑えたい場合にはテントinシェルターは向いていないかもしれません。
デメリット③ デッドスペースが生じる場合も
専用のインナーテントを使用する場合と比べて、デッドスペースが生じやすいこともデメリットのひとつです。別々の製品を組み合わせてつかうため、親テントのスペースを最大限活用するためにはサイズや配置をしっかり考える必要があります。
テントinシェルターを選ぶときの注意点2つ
メリットが多いテントinシェルターですが、見た目や価格だけでテントを選ぶと失敗することも。ここからは、インナーテントを選ぶ際に気をつけるべきポイントを2点お伝えします。
注意点① サイズを慎重に選ぶ
フロアのサイズだけでなく、テントの形状や高さ、ポールの位置も考慮する必要があります。親テントのどこに置くのかをイメージし、出入口や窓の位置もしっかり確認しておきましょう。
注意点② 結露になりにくいものを選ぶ
春先キャンプは、まだテント内外の温度差が大きいため、荷物が濡れてしまうことも。小型のインナーテントにフライをつけると空気がこもり、結露が発生しやすくなります。
換気はもちろん、通気性のよいコットン素材のものを選ぶと結露しにくいためおすすめです。設置する際は、親テントの幕から少し距離を開けて設置するなど工夫してみてください。
テントinシェルターにおすすめのテントやシェルター
テントinシェルターは親テントとインナーテントのサイズさえ合えば可能ですが、どのようなものを選べばよいのか悩みますよね。そこで最後に、おすすめのテントやシェルターを紹介します。
DOD ワンタッチカンガルーテントS
テントinシェルターのインナー用につくられたテントです。コットン100%なので結露しにくく、全面をメッシュにすることで夏も涼しく過ごせます。
ワンタッチ式のため設営が簡単で、専用のフライシートを購入すれば単体での使用も可能です。3人用のMサイズもあります。
テンマクデザイン モノポールインナーテント
1人用のインナーテントです。コンパクトなうえ、重さが1.28kgと軽量なため、持ち運び時や設営時の負担が少ないテントといえます。価格もお手頃なので、テントinシェルターを試してみたい方にもおすすめです。
コールマン タフスクリーンタープ 400
コールマンのタフスクリーンタープはテントinシェルターの親テントとしても活躍します。オールシーズンつかえて設置も簡単、価格もそこまで高くありません。ファミリーキャンプにおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
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