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秋冬のキャンプで活躍する薪ストーブ。暖をとるだけでなく、料理につかう、ゆっくり炎を堪能するなどの楽しみ方もあります。いろいろな種類があるため、今回はキャンプ用の薪ストーブの選び方を説明。おすすめの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

秋冬キャンプ用の薪ストーブの選び方

薪ストーブ

秋冬のキャンプに向いている、ストーブの選び方を紹介します。以下のような項目を確認するようにしてください。

  1. 目的に合うか
  2. 持ち運びしやすいか
  3. 重視するポイントに合う材質か

上記3つの項目について詳しく見ていきましょう。

①目的に合うか

薪ストーブ

どのような目的で使用するかによって、選ぶべき薪ストーブが変わってきます。

暖をとる

薪ストーブを買うなら、暖かさ重視の方も多いかもしれません。複数人でつかう場合は、どれくらいの範囲を暖められるかもチェックポイントです。薪ストーブの周りのどこにいても暖かいのが理想的。ソロで使用するなら、薪ストーブの前だけが暖かくなるものでよいでしょう。

調理する

料理が目的であれば、調理器具の大きさに合う薪ストーブが必要です。天板の上に鍋ややかんを置ける薪ストーブは多数ありすが、ダッチオーブンなど重いものを乗せるなら、耐荷重のチェックをしてください。

オーブンやかまど、バーベキューグリルとしてつかえる薪ストーブもあります。どのような調理法に対応しているのか、確認しておきましょう。

テント内でつかう

テント内でつかいたいときは、使用を禁止している薪ストーブも多いので注意してください。テント内でつかえる薪ストーブでも、テントのサイズに合う煙突や煙突ガードが必要です。

加えて、テント自体が薪ストーブに対応しているかも重要なチェックポイント。床に耐熱シートを敷いても溶ける場合があるので、床から離すなどの対策も検討しましょう。

炎を楽しむ

耐熱ガラスの窓つきの薪ストーブなら、なかの炎が見えるので、火力調整がしやすくなります。また、揺れる炎を眺められて、秋冬キャンプならではの格別なひとときを楽しめますよ。

②持ち運びしやすいか

薪ストーブをキャンプでつかうなら、持ち運びのしやすさは大事なポイントです。一般的に大きな薪ストーブは熱量が高く暖かいですが、重くなり持ち運びが不便。コンパクトに折りたためて軽量なもののほうが、取り扱いや持ち運びがしやすいので、キャンプにはおすすめですよ。

③重視するポイントに合う材質か

薪ストーブ

材質によって薪ストーブの特性が変わるので、これも選び方の大事なポイントです。代表的な薪ストーブの材質について紹介します。

ステンレス=扱いやすい

錆びに強く、手入れがしやすいのが特徴で、キャンプ初心者の方にもおすすめ。種類が豊富で、目的に合うものを選びやすいのもメリットです。鉄に比べると価格は高く、暖まるまで少し時間がかかりますが、扱いやすさを考えればバランスのとれた材質です。

鉄=素早く暖まる

熱が伝わりやすく暖まるのが早いのが特徴です。ほかの材質に比べると価格が安いのもメリット。つかい込むほど味が出てきて愛着が湧きますよ。ただし、錆びやすいので定期的に油を塗ったり、耐熱スプレーで処理したりと手入れが必要。また、重たいので、持ち運びにくいのがデメリットです。

チタン=丈夫で軽い

軽くて丈夫なうえ、持ち運びがしやすく、キャンプの薪ストーブにはもってこいの材質です。価格は高くなりますが、移動のしやすさを最優先に考える方にはチタンがおすすめですよ。

秋冬キャンプにおすすめの薪ストーブ3選

薪ストーブ

秋冬のャンプにおすすめの薪ストーブを3つ紹介します。

①ホンマ製作所「ステンレス 時計1型薪ストーブセット」

ステンレス製の薪ストーブです。光沢のある見た目はインパクトがあります。奥行きが約60cmもあるため、市販の薪をそのままつかえて便利。煙突がセットになっているモデルもあり、耐熱ガラス窓など別部品が豊富で、つかい方に合わせて選べるのもメリットです。

テント内での使用は想定された薪ストーブではないので注意してください。

ホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット
ホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット

②キャプテンスタッグ「KAMADO 煙突 角型ストーブ UG-51」

ハイとローの2段階で高さを変えられ、シーンに応じてつかい分けられる薪ストーブです。鉄製なので素早く暖められるのも特徴。比較的、安価なので、薪ストーブを試してみたいという方にぴったりです。煙突や収納袋などがセットになっているため、すぐにつかえるのも便利ですね。

ただし、セットの内容だけでは煙突の長さが限られており、煙突ガードも付属しません。テント内でつかう場合は、そのままでは難しいでしょう。テントの外で煮炊きやバーベキューにつかいたい方なら、ぜひ候補に入れてみてください。

キャプテンスタッグ KAMADO 煙突 角型ストーブ UG-51
キャプテンスタッグ KAMADO 煙突 角型ストーブ UG-51

③Thous Winds「ウルトラライト チタニウム ウッドストーブ」

チタン製の超軽量な薪ストーブです。本体重量はわずか1.36キロ。コンパクトに折りたためてバックパックで持ち運べます。かさばりやすい煙突は巻き取れて、収納の邪魔になりません。

煙突ガードやサイズなどが合えば、薪ストーブに対応するテント内でもつかえます。ただし、軽量なので本体が倒れやすいのが注意ポイントです。煙突や本体をしっかり固定してつかう必要があります。

チタン製なので価格は高めですが、とにかく軽くて運びやすいものをお探しの方には、ぜひチェックしてほしい薪ストーブです。

Thous Winds ウルトラライト チタニウム ウッドストーブ
Thous Winds ウルトラライト チタニウム ウッドストーブ
 
 
 
 
 
薪ストーブは秋冬のキャンプで活躍します。調理にもつかえる薪ストーブなら、暖をとりつつ、キャンプ料理のレパートリーを広げられますね。テント内でも適切につかえば、寒さ対策になります。とはいえ、つかい方を間違うと、一酸化炭素中毒や火災などの事故につながる場合も。使用方法には細心の注意を払って、薪ストーブを活用しましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。