※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
昨今、冬キャンプが注目を集めています。冬キャンプでの課題になるのが、寒さのほかに結露があげられます。結露をほっておくとテント内がずぶ濡れになってしまい、カビの原因にもなります。今回は結露の原因と対策、おすすめの対策グッズをご紹介します。

 

冬に結露がおきやすいのはなぜ?

冬キャンプ 結露対策

2020年は新型コロナウィルスの影響もあり、密にならないレジャーとしてキャンプが一大ブームとなっています。

キャンプは春・夏のイメージが強いとおもいますが、近年では冬キャンプも注目を集めています。

焚火のぬくもりや雪の美しさなどの、冬キャンプにしかない魅力がおおくのキャンパーをひきつけているのでしょう。

そんな冬キャンプの悩みのひとつが結露ではないでしょうか?

朝起きたらテントがぐっしょり、といった経験をされた方も多いと思います。冬は特に結露が起きやすいといわれています。

 

テント結露の原因

冬キャンプ 結露対策

結露は湿度、室内と室外の温度差によって起こる現象です。

空気中には水分が気体の状態で含まれており、この空気が冷えると水分は徐々に液体に変わります。

外気に接し温度の低くなったテント表面に、室内のあたたかい空気が触れると液体に変化、これが結露の原因です。

結露は空気中の水分(湿度)が高いほど発生しやすくなります。また、室内と屋外の温度差が大きいほど出やすくなります。

冬キャンプではテント内を閉め切りがちになり湿度が上がりやすく、加えてテント内で暖房器具などを使うと、温度差が大きくなり結露が発生しやすくなります。

このため、冬キャンプは結露が発生しやすいのです。

結露によるデメリット

テント内の結露をほっておくと、カビの原因になり汚れやにおいに繋がります。ポールなどの金属は結露によってサビが生じます。

また、テントの隅においた荷物が濡れてしまうと、最悪の場合使えなくなってしまうこともあります。

筆者はテントの隅にうっかり食材が入ったバッグを置いてしまい、その中にあった買ったばかりのスパイスを濡らしてダメにしてしまった経験があります。

さらに、ランタンや機械なども結露で濡れてしまうと故障の原因になるので、冬キャンプでの結露は対策が必須といえるでしょう。

冬キャンプでの結露対策とおすすめグッズ

キャンプ 結露

ここからは、具体的な結露対策とそれにあったグッズを紹介します。

湿度と気温差を減らす

結露の原因は前述したとおり湿度と温度差です。そのため、この湿度と温度差を下げる対策をとるとよいでしょう。

テント内をこまめに換気すると、湿度も温度差も調整されます。

ベンチレーションがついているテントもおすすめです。

また、アウトドアで使える小型の除湿器を使うことで、結露が減ったというキャンパーの声もあります。

Lofamy 小型除湿器

Lofamy 除湿機 小型
Lofamy 除湿機 小型

背面から湿気を含んだ空気を強力吸入、冷却して結露させて、水滴を発生させ、乾燥された空気を排出させます。

後ろに持ち手が付いてあり、1.05kg軽量で移動するのがラクラク!コンパクトなサイズ(15*13.5*24.1cm)なので、場所を取らずに除湿してくれます。

タープを張る

テントの上にタープを張り、テントとタープの間に空気の層をつくることで温度差を低くするという方法もあります。

ダブルウォール構造のテントだと、タープを立てる必要がないので手間が省けこちらもおすすめです。

テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”

テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version

テンマクデザインのタープです。

名前に焚き火とついている通り、ポリコットン素材を使用しているため耐火性があります。

また、ポリコットンは耐水性・調湿性があるため結露の発生を抑えてくれるので、冬キャンプにピッタリです。

グランドシート等を見直す

結露は地面からも発生します。

特に、テント底部は夜露などが発生するため、傷みやすい部分でもあります。

そのため、グランドシートをあらかじめ敷いておくとよいでしょう。また、テント内はインナーシートを敷いておくと、底冷えもせずより快適に過ごせます。

キャプテンスタッグ グランドシート

キャプテンスタッグ テント  グランドシート 
キャプテンスタッグ テント  グランドシート 

キャプテンスタッグのグランドシートは、適度に厚みがありしっかりとして耐久性があります。

防水性能も高く地面の水分からテントを守ってくれます。専用の収納バッグもついているので持ち運びにも便利です。

それでも発生したら・・・

対策を講じても、結露を完全に防ぐのは難しいこともあります。そのため、結露が発生したら吸水性のよいタオルで水分をふきましょう。

軽くたたくようにふき取ると効率よく水分を吸水させることができます。

意外にも、人の呼吸も湿度を上げる要因になります。就寝時はマスクをすると、結露防止の効果があります。

レック すっと 吸水クロス

レック(LEC) すっと 吸水クロス 40×40cm S-541 2枚入
レック(LEC) すっと 吸水クロス 40×40cm S-541 2枚入

掃除用品のレックから販売されている吸水クロスです。

40×40の大判サイズなので、テントの隅々まで1枚でふくことができます。吸水性に優れているため、結露の水分をすっきりふきとることができます。

いかがでしたか、結露対策をすることでかなり発生を抑えることができます。また、発生してしまっても拭いて乾燥させれば問題ありません。結露対策を十分とり、冬キャンプを快適に過ごしましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。