レジャーが充実している高尾山
高尾山は、普段着でも登れる山として親しまれています。
新宿から京王線もしくはJR中央線で約1時間。
年間登山者数は、世界一を誇っています。
標高は599mと低めの山ですが、植物、野鳥、昆虫なども多く、登山デビューにはおすすめの山です。
高尾山にはケーブルカーとリフトがあり、ケーブルカーは日本最大の急勾配で素晴らしい眺め。
リフトはスキーリフトと同じように2人乗りで、これ自体楽しいアトラクションになります。
高尾山は、バラエティーに富んだ登山コースがたくさんあることでも知られています。
親子登山におすすめのコースは、一号路や五号路。
両方のコースともケーブルカーやリフトを使うことができるので、お子さんの体力や気分によって登山の距離を調整することができるという点もおすすめのポイントです。
ほかには吊り橋や寺院、見晴らし台、サル園、植物園などが、途中にあるコースも。
登山中にお子さんが飽きてしまったときの気分転換にもなるので、あまり歩くのが好きではないというお子さんにはおすすめです。
また高尾山は、グルメスポットでもあります。
登山が終わったら美味しいご飯やおやつがあるというのも、子供のモチベーションアップにつながりますね。
高尾山へのアクセス
電車-京王線、JR中央線にて高尾山口駅下車
車-中央自動車道恥応じJCT経由、圏央道高尾山ICを降りて新宿方面へ
高尾山の詳しい情報はこちらから。
子ども向けのコースがいくつもある筑波山
筑波山は日本百景の1つ。
2つの頂上があり、その標高は男体山は871mと女体山は877mと低めです。
しかし、「弁慶七戻り」や「高天原」といった巨岩や奇岩があり、楽しい登山コースがあることでも人気です。
つくばエクスプレスで秋葉原からは45分、さらにバスで50分で筑波山に到着。
茨城といっても、それほど時間がかからず到着できます。
筑波山の見どころは、巨岩や奇岩の他に筑波山神社、パワースポットで推定樹齢800年という大杉や紫峰杉、ガマの油の口上をここで考えたというガマ石など。
子供だけでなく、大人にとっても興味深い観光スポットも多いのも魅力。
親子登山は、
- おたつ石コース1㎞
- 迎場コース1,6㎞
おたつ石コースは、ロープウェイ乗り場付近から出発。
途中で白雲橋コースに合流して進むと女体山山頂まで行くことができ、ロープウェイで下山することができます。
迎場コースは岩場が少なく、比較的平坦で歩きやすいコースです。
このコースは見晴らしはあまり良くありませんが、ロープウェイの入り口に着くルートです。
もう少し歩けそうなら、おたつ石コースを進んで女体山山頂を目指したり、疲れた場合はロープウェイで上がることができます。
このほかにも、はじめからロープウェイで上がり2つの山頂を結ぶ山頂連絡路を歩くこともできます。
この山頂連絡路は約15分から20分ほどの、短いコースなので歩けるか心配な場合、試しに歩いみるのに最適です。
筑波山へのアクセス
電車-つくばエクスプレス筑波駅下車、筑波山シャトルバスにて40〜50分
車-常磐自動車道土浦北インター下車後40分、北関東自動車道桜川筑西インター下車後40分
筑波山の詳しい情報はこちらから。
金太郎ゆかりの山 金時山
神奈川県の金時山は、その名前からもわかる通り金太郎伝説発祥の山としても知られています。
日本三百名山にも選ばれていて、標高は1212mの登りやすい山です。
新宿からは高速バスで2時間ほど。
小田急ロマンスカーと登山バスでもアクセスできます。
親子登山におすすめコースは、金時公時神社口コース。
山頂までの距離は2,1㎞で、途中には金太郎が鞠の代わりに遊んだという金時手まり石や、金太郎が蹴落として大イノシシに当たったとされる金時蹴落石、金太郎が母親と暮らしていたという金時宿り石、金太郎のまさかりなど見どころもたくさん。
金時山の山頂からは、美しい富士山を見ることができ、登り時間は1時間半〜2時間ほどかかりますが達成感もあります。
高尾山や筑波山に比べると、レストランやショップは少ないですが、2軒ほど茶屋があります。
名物のごぼう入り「まさカリーうどん」や、「きのこ汁」で帰りの英気を養うのも良いですね。
金時山へのアクセス
電車、バス-新宿より高速バス乙女峠バス停下車(約2時間)、箱根湯本駅から箱根登山バスで金時登山口バス停下車(約25分)
車-東名高速御殿場インター下車15分
金時山の詳しい情報はこちらから。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。