愛犬とのキャンプを楽しむためのポイント5つ
ペット同伴OKのキャンプ場を選ぶ
犬とのキャンプを楽しむには、ペットの同伴ができるキャンプ場かどうかを確認することが大前提です。ホームページをチェックしたり電話で問い合わせしたりして、ペットがOKかどうかチェックしましょう。
犬が落ち着ける場所をつくる
犬がいつもと違う環境で落ち着かず、鳴いたり騒いだりすると、ゆっくりキャンプが楽しめません。興奮して脱走してしまったらキャンプどころではなくなってしまいます。いつも使っているベッドを持参するなどして、落ち着ける場所を作ってあげましょう。
暑さ・寒さ対策を万全にする
普段室内で過ごしている愛犬は、犬種によっては屋外でのキャンプの暑さや寒さに対応できません。体調を崩してしまうことが考えられるので、暑さや寒さ対策はしっかりと準備しておく必要があります。対策してもどうにもならないようなあまりに暑すぎたり寒すぎたりする時期は、犬とのキャンプは不向きともいえます。
リードにつないで脱走防止
キャンプではつい気持ちが緩んでリードをしていても手を離してしまったり、目を離してしまったりして犬が脱走してしまう危険があります。車やバイク、雷などの音に驚いた犬がパニックを起こしてしまうこともあるかもしれません。
大切な犬を守るため、キャンプ場や他のキャンパーに迷惑をかけないためにもリードにしっかり繋いでおくことが大切です。伸縮リードの伸ばし過ぎにも注意しましょう。
ノミ・マダニ対策をする
地面が芝生のキャンプ場には、ノミやマダニが潜んでいます。必要に応じて犬に予防薬などの対策をししておきましょう。とくにマダニに吸血されると感染症の危険もあります。草の上に直接寝ないようにベッドやコットを用意したり、繋いでおく位置に気を配ったりと、キャンプ当日も気をつけてあげましょう。
草のある部分を通ったり遊んだした後には、とくに犬の顔や耳の裏、内股など見えにくい部分にもマダニがついていないかよく観察し、見つけたら動物病院を受診しましょう。
キャンプで犬の居場所をつくるペット用品
ドッグコット
犬と一緒に寝袋に入って寝るととても温かく安心して眠れます。一緒に寝るのもいいですが、犬用の寝袋があれば、寝ているペットを起こすことなく、気兼ねなく寝返りしやすいメリットがあります。また、犬用のコットは直接地面に接しないので、虫の被害を防いだり地面からの熱や冷えを軽減したりできます。
犬用の寝袋もコットも、洗濯ができて、犬のサイズや好みに合ったものを選びましょう。
ドッグポール
とくに設けられているドッグランなど以外では、基本的に常にリードが必要です。でも、キャンプ中は犬のリードをずっと持っているわけにはいかないので、固定できる係留ポールがあると便利です。
ハンマーで地面に打ち込むだけなので簡単に使えます。犬が動き回ってもリードが絡まらないように、リードを繋ぐ箇所は360度回転するようになっているので、ストレスを与えません。
折りたたみ式サークル
設営や撤収時、調理中など手が離せないときに犬に大人しく待っていてもらうために便利なサークル。キャンプ用のサークルは、コンパクトに折りたたみができて持ち運びがしやすいタイプがおすすめです。普段からサークルで大人しくできるようしつけておくことも大切なマナーです。
アウトドアワゴン
小型犬であれば荷物運搬に使うアウトドアワゴンがサークル代わりになります。犬がワゴンの中から飛び出さないのであれば、リード不要でリラックスできます。アウトドアワゴンは風が強くても影響を受けにくく、ベッド代わりにもなる優れものです。
犬用テント
組み立てが簡単で折りたたむとコンパクトになる犬用テント。犬が入っているのを見て癒されるだけでなく、直射日光や紫外線から守ってくれます。また風や寒さから犬を守ることができます。サークル同様、必要に応じてすぐに入ってくれるようにしつけ、お家で使って慣らしておくと犬も安心できます。
キャンプで犬の遊びに役立つペット用品
ドッグパック
犬用のフードやエチケット袋など、キャンプに必要なアイテムをバックパックにまとめて犬自身に持ってもらうことができます。犬の体の大きさにもよりますが、サイトに車が横付けできない場合など、少しでも運搬するギアを減らしたり、ペットグッズの忘れ物対策にも役立ちます。
ライフジャケット
川遊びなど、水に入ることがあるならライフジャケットが必要です。犬は泳げるものと思っていても、流れのある水で泳ぐことには慣れていないことも。万が一に備えて、動きやすく、大きすぎないちょうどいいサイズのライフジャケットを用意しましょう。
犬用シューズ
人間は靴を履いているから気付きにくいものの、犬の足は地面の影響をそのまま受けています。熱い地面や冷たすぎる地面から犬の足を守る犬用シューズ。肉球をダメージから守ってくれますが、いつもと違う足元を嫌がる犬もいるので、事前に履かせてみて慣れさせておくことが大切です。
犬用虫除けスプレー
犬もキャンプ場の害虫から身を守ってあげましょう。ペットにやさしい成分の虫除けスプレーを使えば、人間も快適にキャンプを楽しめます。アロマオイルなど自然素材のものでも、犬は嗅覚が敏感なうえ、種類よっては犬に害を及ぼすとされるものもあるので、犬用と明記された商品を選ぶようにしましょう。
キャンプで犬の食事に役立つペット用品
フードボウル
キャンプでの犬の食事には、折りたたみできるフードボウルが便利です。簡単に洗って清潔に保てる素材がキャンプや災害時に活躍します。お水やフードを与えるときは、犬の体の大きさに合った高さに調整できるように工夫してあげましょう。
犬用シェラカップ
清潔に保ちやすく、軽く持ち運び便利なシェラカップは、犬の水分補給やフードボウルとしても使える便利なアイテム。犬用のシェラカップを用意して、家族みんなでおそろいにしてみてはいかがでしょうか?普段のお散歩でも、お水やおやつタイムに重宝します。
ペット用給水器
水筒と食器を兼ねたペット用給水器はお散歩のときにも使える便利アイテムです。お水を飲むためにはもちろん、お散歩中のエチケットや、汚れた足先をちょっと流したり、と使えます。水道を探したり、お皿を忘れちゃった!という心配やストレスから解放してくれます。
キャンプで犬が寝るときのペット用品
犬用寝袋
寝袋はコンパクトに収納できるので持ち運びに便利な寝具ですが、人間用だけでなく、ペット用の寝袋も市販されています。ベッドのようにフカフカな寝心地に愛用犬も多数いるようです。
犬の好みによってはマットのように広げて使えるのもベッドにはないメリット。マット状に広がることで、抜け毛のお掃除や干すときなど、お手入れもしやすくなりますよ。
防寒ウェア
寒い時期のキャンプで、寒さに弱い犬には防寒ウェアがあると安心できます。動きやすくて洗濯できるタイプを選びましょう。また、蚊は暗い色によってくる傾向にあるので、明るい色を選ぶことをおすすめします。明るい色は人や車から見つけやすいメリットもあります。
ブランケット
寒さ対策として手軽なブランケット。暖かいけれどお手入れが少し大変なウール素材よりも、肌触りがよくて洗濯しやすいフリース素材などでできているものがおすすめです。家で普段から使っているものを持参してもOK。いつものにおいで犬も安心してくつろげます。
湯たんぽ
暑いと感じたら犬が自分で避けることもできる湯たんぽは、寒い夜のお供にひとつあると便利です。犬が使う湯たんぽは、金属製やペットボトルの代用品など硬いものよりも、ゴム製や充電式のように柔らかいタイプが心地よく使えますが、おもちゃにして噛んで遊んでしまわないようにご注意を!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。